家づくり用語集
家づくり用語集
【読み方】ごうはん
厚さ5mm以下の木材の単板を奇数枚、繊維方向が直角になるように交互に重ねて張り合わせた板を指し、一般には「ベニヤ板」と呼ばれている。
強度もあり、木材の欠点である不均一性が改良されている。樹種や芯材の構成、接着材の種類などで用途が異なり、構造用の面材や各部の下地材、仕上げ材として広く使用されている。
【読み方】くっしょんふろあ
ビニール系床シートの一種。
中間層に発泡塩化ビニールを使っているためクッション性が高く、色彩や模様の種類も多い。また、施工しやすく、掃除や手入れも簡単である。
【読み方】きおもて
木材の皮部分の方向を「木表」という。
一般に木表部分を「見栄掛り部分」(柱や鴨居などの施工後もむき出しになる部分のこと)に使用する。対して、心材に近い側は「木裏」という。
【読み方】きうら
木材の木の中心に近い方を「木裏」という。
木裏より木表の方が樹齢が若いため、木の収縮が大きく木表の方が縮みやすい。このソリを利用して、日本舞踊や能の舞台では木裏を使用する。対して、表面に近い側は「木表」という。
【読み方】からまつ
マツ科の針葉樹で、関東~中部地方の高地に生育している。建築用の構造材(土台・柱・梁・筋交いなど)や内装材、土木材(橋梁や杭など)、家具材として用いられている。また、天然のカラマツ材(これを天カラと呼ぶ)は、銘木として重用されている。
【読み方】えーえるしー
autoclaved light-weight concreteの略で、発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートのこと。
板状に加工したものをはALC板またはALCパネルと呼ぶ。
軽量で施工、加工が容易で、断熱性・耐火性も高い。鉄骨造などの外壁や内壁、屋根、床などに使われてきたが、近年は多様な模様のALC衣装パネルの開発とともに、ALCを一戸建て住宅に使用する事例も増えている。
【読み方】あかまつ
マツ科の針葉樹で、国内では北海道南部~九州地方、さらに朝鮮半島~中国北東部にかけて広く分布している。
材質はハードパインに属し、特有のテルペン臭と水湿に強いのが特徴。
建築用の構造材(梁・根太・土台など)や板類、土木用材などに幅広く用いられている。
【読み方】うぉーるなっと
クルミ科クルミ属の広葉樹で、世界各地で栽培されている。一般にクルミ属の樹種は、材質が優れ、加工性が良く、狂いが少なく、比重が軽い割に強度が高い非常に優れた素材である。独特のくすんだ色合いを帯び、外観が美しいため、建築用造作材や家具、楽器、彫刻などに幅広く用いられている。北米の「ブラックウォールナット」もこの樹種の仲間。