家づくり用語集

DICTIONARY家づくり用語集

家づくりに関する専門用語を集めました。

換気計画

【読み方】かんきけいかく

住宅内部の空間において、一方通行の空気の流れをつくり、どの居住空間にも新鮮な空気を行き渡らせるとともに、水蒸気の発生カ所や汚染空気の発生源から直接排気し、汚染された空気が他の空間に拡散しないように計画すること。

Q値

【読み方】きゅーち

熱損失係数のこと。建物からの熱の逃げにくさをあらわす。
Q値が小さいほど、熱が逃げにくいので省エネ性能が高いといえる。
単位は [ W/㎡K ]

ηA値

【読み方】いーたえーち

冷房期平均日射取得率のこと。建物に当たる日射熱の何%が内部に侵入するかを示す値。
ηA値が小さいほど日射が入りづらく、冷房効率が高くなる。

一次エネルギー

【読み方】いちじえねるぎー

石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料、原子力の燃料であるウラン、再生可能エネルギーの水力、太陽、地熱など、自然界に存在するままの状態のエネルギー源のこと。

一次エネルギー消費量

【読み方】いちじえねるぎーしょうひりょう

建築や住宅で用いる冷暖房をはじめ、換気、給湯、照明などの設備機器のエネルギーを熱量換算した合計の値のこと。
太陽光発電設備などのエネルギー利用効率化設備の効果も考慮する。

LCCM住宅

【読み方】えるしーしーえむじゅうたく

LCCMとは、Life Cycle Carbon Minus(ライフ サイクル カーボン マイナス)の略。
住宅の長い寿命の中で、建設時、運用時、廃棄時において、できるだけの省CO2に取り組み、かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含め生涯でのCO2の収支をマイナスにする住宅のこと。

オフグリッド

【読み方】 おふぐりっど

電力会社などから電気が送られてくる送電線と繋がっていない状態のこと。
電力会社から供給される電力を一切使わず、自分たちで発電した電力のみを使って成り立っているシステム。
道路標識の電光掲示板などに用いられているほか、自家用太陽光発電等により暮らしに取り入れる動きも増えてきている。