家づくり用語集
家づくり用語集
【読み方】ベルス
Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略。
建築物省エネルギー性能表示制度のこと。定められた計算方法に則って算出した一次エネルギー消費量をもとに、省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。
【読み方】ヘムス
Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略。
家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムのこと。家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」することで節電意識を高める。また、家電機器のエネルギーをコントロールし、「自動制御」できるものもある。
【読み方】ぱっしぶでざいん
建築の設計手法の一つで、建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し、快適な室内環境をつくりだす手法。
例えば軒の出を工夫するとか窓の形状、位置を計算して配置するなど、自然を利用した設計のこと。
【読み方】ほるむあるでひど
揮発性有機化合物で、シックハウス症候群の原因となる室内空気汚染源の一つ。
合板などの製造に使われる接着剤や塗料などに含まれるホルマリンの一種で、空中に放散し、多量に吸い込むとアレルギーや中毒を起こす恐れがある。2003年7月の建築基準法の改正の施行で、その使用が制限されている。
【読み方】にありー ぜっち
ZEHを見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた(収支がゼロとなることを目指した)住宅のこと。
【読み方】ねつでんどうりつ
物質の熱の伝わりやすさを表す値のこと。
熱伝導率は単位長さの値であるため、熱伝導率の大きい物質でも、実際に使用するときの長さ(厚み)が大きければ放熱効果は落ちる。また、熱伝導率は一般的に温度によって変化する。
単位は [ W/(m・K) ]
【読み方】ねつかんりゅうりつ
建物の壁や窓ガラスなどにおける、熱の伝わりやすさを表す数値のこと。
壁の両側(室内と外部)の空気温度に1℃の差があるときに、1時間あたりに壁1m2を通り抜ける熱量のことを言い、この値が小さいほど熱が伝わりにくくなる。壁やガラス、天井など、建物の各部位ごとの断熱性能を、数値で表したものと言える。
単位は [ W/㎡K ]
【読み方】ゼッチ
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。
住宅の断熱性能をあげるとともに、省エネ設備機器やHEMS、太陽光発電システム等を上手に組合せ、自宅で消費するエネルギー(年間の一次エネルギー消費量)に対する自宅で発電するエネルギー(創エネルギー量)をプラスマイナス「ゼロ」または、プラスにする住まいのこと。