【読み方】らーめんこうぞう

柱や梁で建物を支える構造で、接合する部分がしっかり固定されているもの。大空間が可能となり、開口部も広くとることができる。鉄筋コンクリート造、鉄骨造が具体例で、中高層マンションで用いられることが多い。

【読み方】ひうちざい

木造住宅などで、軒桁のように、水平に直交する部材間の隅を補強するために、斜めに入れる部材のことを指す。
梁や桁に対して入れるものを「火打ち梁」、土台に対して入れるものを「火打ち土台」などと呼び分ける。

【読み方】ぱねるこうほう

住宅の床、壁、天井などの構造体をパネルとしてあらかじめ工場で製造し、現場で組み合わせて建築する工法のこと。
主要構造部の材質によって「木質系パネル」「鉄骨系パネル」「コンクリート系パネル」などの種類がある。

【読み方】にっち

壁面の一部をくぼませてつくる飾り棚のこと。
花やインテリアを飾ったり、照明を当てたりすることで、空間のアクセントとなる。

【読み方】どだい

構造躯体の最下部に設けられる構造材のこと。
木造住宅の場合、基礎（コンクリート）の上に土台を寝かせ、アンカーボルトで固定する。柱等から伝わる荷重を支え、基礎に伝える役目を果たす。
耐久性を高めるために、防腐・防蟻（ぼうぎ）処理を施すことが一般的となっている。

【読み方】でずみ

壁と壁、壁と柱などが角度をもって交わることによってできる、建物の外側の隅の部分のこと。
例えば、床面が四角形の場合、その住宅の出隅は四つとなる。

【読み方】つーばいふぉーこうほう

北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」ともいう。躯体を構成する時に、厚さ2インチ×幅4インチの断面の部材を多く使うことから、この名称で呼ばれる。木造軸組工法が躯体を柱や梁で支えるのに対して、ツーバイフォー工法(2×4工法)は床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが大きな特徴。

【読み方】だいこくばしら

日本の木造建築物（構造）において、最も重要な役割を担う通し柱のこと。
木造建築物の中央部にあるか、中心的な存在として家を支える柱のことを指す。