日本と世界の住宅

消費スタイルの移り変わり

消費スタイル、ビジネスモデルの変化

よく、お客様にお話しすることがあります。

世の中の消費構造が変わってきているというお話です。

最近話題のキングコング西野さんが手掛ける絵本「えんとつ町のプペル」が無料公開されたことについて

賛否両論の議論がなされております。

社会構造の変化、大きなところではインターネットの普及によって、人の消費は大きく変わりました。

語弊を恐れず言えば、「損して得取れ」がビジネスの王道になっているような気がします。

【敷居は低く】後からお金を頂く消費システム

例えばゲーム。

私たちが子供のころは、ゲームはソフトを買えばあとは遊び放題。いかに遊び倒すか?という価値観でゲームを見ておりました。

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ところが、今は携帯ゲームやSNS経由でのゲームが主流となり、基本的には無料で始められるのですが、始めた途端競争心や射幸心をあおり、どんどんユーザーに課金することを煽るのが普通になりました。

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ゲームだけではなく、仕事で使うパソコンソフトなども、昔はパッケージ販売、今はネット販売+月額使用料

携帯電話も、入り口は敷居を低く、入ったら2年は解約できない。

プリンター本体は安いけどインク代が高い。

今はそういう世の中であり、最初にお金を掛けずに、後から継続的にお金を頂くようにしましょうというのがいわゆる「良いビジネスモデル」となっております。

家を建てた後の生活費まで考えて

まあ、ゲームやソフトなどの、数年使うか使わないかという商品であれば、それも有りだと思います。

しかし、住宅でその考え方をしてしまうと、どうなるのでしょうか。

家はとても息の長い商品です。今30代で家を建てる事を考えておられる方は、恐らくほとんどが終の棲家という意識で家を建てると思います。

となると、50年以上、その家に住んでいく計算になります。

ローンの支払いも大変な事には間違いありませんが、ローンは長くても35年です。しかし、人生はもっと長くあるわけです。

実は、人の生活は、住宅ローンの総支払額よりも、毎月の生活費の方が沢山かかります。

(当たり前の話ですが、手取り給料の半分以上を住宅ローンに掛ける人はいません)

なので、後からお金のかかる家を建ててしまいますと、実は生涯を通してとても大きな経済的損失を受けることになります。

きちんとシミュレートして計算をすると、平気で1000万円以上の生涯出費が違ってきます。

光熱費も住宅ローンも、雑多な出費も、全て同じ財布から出ていくお金です。

家を建てるという、一生の中でも大きなお金を使うタイミングだからこそ、

建てる前に、生涯を通した資金計画を立てることがとても大切になってきます。

家づくりで絶対に失敗してほしくない。

そういう思いで、凰建設では資金計画段階から、光熱費、税金、メンテナンスコストなどを踏まえた生涯支出を提示して、家づくりをすることをお勧めしております。

ご興味がおありの方は、是非お問い合わせフォームより、お尋ねくださいませ。

どなたにでも生涯支出シミュレーションはさせていただいております。

 

さて、今回はお金のお話しでしたが、

家づくりにはまだまだたくさんの落とし穴があります。

家づくり失敗したなぁと思う人を一人でも減らせたらと思い、

ブログではとても書けない事を数通のメルマガにしてみました。

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【実録】建築会社と担当者選びを失敗した理由


 

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森 亨介(こうすけ)

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。 生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。 凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表理事 一般社団法人パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー

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