夏の季節...高断熱住宅だから逆に心配...
高断熱住宅の夏は暑いって、知人から聞いたけど実際どうなの?
高断熱住宅にして失敗したくない...
どんな季節でもお家で快適に過ごしたい!
冬は暖かい高断熱住宅ですが、夏はどうなのか逆に不安になっている人はいませんか?
この記事では、「高断熱住宅について」「高断熱住宅のメリット」「高断熱住宅のデメリット」についてご紹介します。
この記事を最後まで読むことで、「家を建てる前に高断熱住宅でも快適に夏を過ごす準備」がわかります。
Contents
高断熱住宅の概要 なぜ今注目されているのか?
高断熱住宅は、その名の通り、断熱性能を高めた住宅のことを指します。
これにより、外気温の影響を受けにくくし、室内の温度を一定に保つことができます。
近年、エネルギー効率の向上や環境への配慮から、高断熱住宅が注目されています。
冷暖房の使用量を減らし、エネルギー消費を抑えることができるのが大きなメリットなのね!
【メリット5選】高断熱住宅のメリットを簡単に紹介
エネルギー効率の向上
高断熱住宅は、冷暖房効率を高めるためエネルギー消費を大幅に削減できます。
その結果、光熱費の節約が期待できます。
快適な室内環境
断熱性能が高いことで、温度のムラが少なく、快適な生活を送ることができます。
冬は暖かく夏は涼しい快適な室内環境を維持することができます。
環境への配慮
エネルギー消費を抑えることは、CO2排出量の削減にもつながります。
コスト削減
初期投資は必要ですが、長期的には光熱費の削減でき、
年間で10%〜20%の削減が期待できます。その結果、トータルコストが抑えられます。
高齢者や住民の健康に良い
高断熱住宅は、室内ごとの温度差が少なく、健康にも良いとされています。
特に高齢者にとって、部屋ごとによる温度変化は、血圧の上昇や下降に影響をするため、
心臓や脳に大きな負担がかかってしまいます。
具体的には、お風呂とリビングの部屋の温暖さなどが挙げられます。
高断熱住宅のデメリットを簡単に紹介
初期コストの高さ
高断熱住宅は、断熱材や施工技術にコストがかかるため、建築費用が高くなることがあります。
結露が壁内に発生する場合がある
建築の際に柱と断熱材との間に隙間があると、柱の温度が下がり断熱材との温度差が発生します。
これが結露の原因となり、カビが生えやすい環境も作ってしまいます。
防止策としては、防湿層や通気層を壁面や床下へ設置するなどの施工が必要です。
結論:夏は「日射遮蔽」をしないと室内が高温で蒸し蒸ししてしまう...
断熱性能が高いほど冬は暖かくなりますが、夏の暑さについては断熱だけでは対処しきれない部分があります。
大前提としては、「空気を閉じ込めるのが得意」なのが、高断熱住宅です。
そのため、もし、
・窓を閉めっぱなし
・カーテンからの日光が全開で差し込んでいる
・エアコンを切っている
この状態になっていると、夏だと室内が高温になり、蒸し蒸しとした状態になってしまいます。
家を暑くする主な原因は外皮から入る熱ではなく、ガラスから入る日射です。
冬は家を暖かくしてくれる日射も、夏には逆効果となってしまい、
とても快適とは言い難い状態になってしまいます。
そこで、
日射遮蔽への取り組みが、夏を快適に過ごすために重要なポイントとなります。
家を建てる前に必見!夏はどうすべき?日射遮蔽の方法とポイント【動画あり】
一般的な日射遮蔽の手法としては、庇(ひさし)、ブラインド、植栽があります。
それらは、家を建てる前から、あらかじめ設計をしておかないと、すぐにはできない日射遮蔽となります。
事前の調査と設計が非常に重要ということですね。
実際にカーテンなどで遮る方法もありますが、やはりそれよりも効果的なのが、
事前に設計をしておくことです。
では、実際にそれぞれはどのように効果をもたらしてくれるのでしょうか?
家を建てる前に失敗をしない日射遮蔽はどのようなポイントがあるのか?
そこで、今回は、日射遮蔽についての動画を作成しました。
この動画では、日射遮蔽について数値を用いて紹介しています。
特に夏に南に面した窓からの太陽光を、
・いつ
・どのように
日射遮蔽をすることで、「夏でも快適に過ごすことができるのか?」がわかります。
少し長くなってしまいましたが、役に立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:日射遮蔽の工夫次第で夏でも快適に過ごせる!
高断熱住宅でも、建築の設計段階で、
日射遮蔽をうまく活用することで、快適に過ごせることができます。
最後に
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