家づくり用語集
家づくり用語集
【読み方】にありー ぜっち
ZEHを見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた(収支がゼロとなることを目指した)住宅のこと。
【読み方】ねつでんどうりつ
物質の熱の伝わりやすさを表す値のこと。
熱伝導率は単位長さの値であるため、熱伝導率の大きい物質でも、実際に使用するときの長さ(厚み)が大きければ放熱効果は落ちる。また、熱伝導率は一般的に温度によって変化する。
単位は [ W/(m・K) ]
【読み方】ねつかんりゅうりつ
建物の壁や窓ガラスなどにおける、熱の伝わりやすさを表す数値のこと。
壁の両側(室内と外部)の空気温度に1℃の差があるときに、1時間あたりに壁1m2を通り抜ける熱量のことを言い、この値が小さいほど熱が伝わりにくくなる。壁やガラス、天井など、建物の各部位ごとの断熱性能を、数値で表したものと言える。
単位は [ W/㎡K ]
【読み方】ねつこうかんがたかんき
熱交換型換気とは、室内の汚れた空気を排出する際に、熱の一部を回収して室内に入る外気に移す換気の方法。熱だけでなく湿気も交換する「全熱交換」と、熱のみを交換する「顕熱交換」の2つのタイプに分かれる。
換気に伴う冷暖房熱のロスが抑えられるため、冷暖房効率を損ねず、室温を一定に保てるのがメリット。
【読み方】にこうどうろ
1950年(昭和25年)11月23日以前から建物が立ち並んでいる道で、特定行政庁が道路として指定したもの。建築基準法42条2項に定められた道路なのでこう呼ばれ、「みなし道路」ともいう。
幅員4m未満でも建築基準法上の道路とみなされ、道路の中心線から2m後退したところ(特定行政庁が幅員6m以上を道路として取り扱う区域では、道路の中心線から3m後退したところ)に道路境界線があるとみなされる。2項道路に接した敷地に建物を建築・再建築する際には、規定の幅員を確保するため、セットバックが義務付けられている。