家づくり用語集

DICTIONARY家づくり用語集

家づくりに関する専門用語を集めました。

遮炎性能

【読み方】しゃえんせいのう

通常の火災時における火炎を有効に遮る性能のことを指す。
具体的には、防火戸などの防火設備に火熱が加えられた時に、加熱開始後20分間、防火戸の外に火炎を出さない性能を「遮炎性能」といい、「20分間遮炎」が防火設備認定の技術基準になっている。

サムターン回し

【読み方】さむたーんまわし

住居侵入盗(空き巣)が玄関ドアのガラス部分やすき間から手や工具を差し入れ、内側からつまみ(サムターン)を回して解錠する侵入手口のこと。 対策としてはつまみを覆って保護するサムターンカバーなどの設置があげられる。

セットバック

【読み方】せっとばっく

敷地境界線、道路境界線などから建物を後退させて建築する場合に使う言葉のこと。
また、斜線制限に合わせて上層階になるほど建物を段状に後退させる状態のことも指す。

性能表示制度

【読み方】せいのうひょうじせいど

住宅の性能を統一された表示ルールで比較できるように表示を行うことを定めた制度のこと。
第三者である専門家(住宅性能評価機関)が一定の基準に沿って評価するもので、その結果は、消費者に分かりやすい「等級」などで表示される。建物の設計を評価する「設計住宅性能評価書」と、工事中および工事完了後の状態を評価する「建設住宅性能評価書」の2種類がある。
性能レベルの要素には、構造の安定、火災時の安全、劣化の軽減、維持管理への配慮、温熱環境、空気環境、光・視環境、音環境、高齢者への配慮、防犯があり、これらの内、構造の安定、劣化の軽減、維持管理への配慮、温熱環境の4分野が必須項目となる。2002年に既存住宅にも導入され、構造の安定、火災時の安全、維持管理への配慮、光・視環境、高齢者への配慮が評価対象となっている。

敷地面積

【読み方】しきちめんせき

言葉どおり、敷地全体の面積のこと。これから建築物を建てるために購入しようとしている土地の面積や、既に建築物が建っている敷地の、土地の面積を指す。

採光面積

【読み方】さいこうめんせき

居室の採光面積は、その床面積の7分の1以上の面積の開口部を設け採光に備えることが定められている。
同様に床面積の20分の1以上の、換気に有効な開口部の確保も規定されている。

所得税

【読み方】しょとくぜい

個人の所得(収入から各種控除・経費を差し引いた後に残る金額で、課税所得ともいう)に対して課税される税金のこと。

住宅ローン

【読み方】じゅうたくろーん

個人住宅の建設、購入などの資金として、金融機関が行う融資のこと。公的機関と民間機関がそれぞれに融資を行っている。
公的機関としては、2007年4月に住宅金融支援機構に移行した住宅金融公庫が代表的だったが現在は、「災害復興住宅融資」などの一部融資や、同機構を窓口にして財形住宅融資を利用する人を対象とした「財形住宅融資(旧公庫財形)」などが取り扱われている。
また、財形貯蓄を行っている人が受けられる「財形住宅融資」などもある。
民間の金融機関としては、都市銀行、地方銀行や信用金庫や生命保険会社、農業協同組合などが取り扱っている。
民間の住宅ローン、固定金利型ローン・変動金利型ローン・長期固定金利型ローン(フラット35)の三種類がある。

シーリングファン

【読み方】しーりんぐふぁん

天井扇のことで、天井に取り付けられた回転する羽根で、室内の空気を循環させることを目的としている。装飾として設置されることも多くある。

C値

【読み方】しーち

物の気密性能をあらわす値のこと。延床面積あたりのすき間面積のことで、ゼロに近いほどすき間が少なく、気密性能が高くなる。
単位は [ cm2/m2 ]