Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- 基礎断熱で床下エアコンを採用しない場合、室内と床下の空気循環がなくなると思いますが、竣工後一年目の基礎コンクリートから大量に出る湿気対策はどのようなものが考えられますか?
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しっかり気密が取れていれば…
しっかり気密が取れていれば床にガラリを数か所切っておくだけで大丈夫です。
- 凰建設さんはリクシルのSWを使用されているようですが、SW工法は2×4工法のように外せない壁等により間取りが制限されることはあるのでしょうか?
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大層な名前なので、特殊な工法に見られがちですが、…
大層な名前なので、特殊な工法に見られがちですが、断熱材と構造用合板が一緒になったLIXIL製の壁パネルを柱間に後から入れるだけという非常に単純なものになります。普通の在来工法の設計と変わることは何一つありませんので、制限が増えるという事は有りません。
- もし仮に、今ある日本の戸建て全てが凰建設さんの標準的な性能基準になったとしたら、日本の温室効果ガス削減にかなり貢献することになりますか?
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残念ながらそこまで貢献しません。
なぜならばそもそも家庭部門から排出されるCO2量がそこまで大きくないからです。(全体の14.6%)これがゼロか、少しマイナスになる位です(発電が消費を上回るとマイナスになります)ただし、やらないよりは勿論やった方が良いです。
家庭部門と併せて、オフィスや商業施設の断熱省エネ、再エネ導入、電気余りになったタイミングでのEV普及、これを完璧にやって、やっと日本全体の50%程度が削減になります。残った内の、単体で35%もの割合を占める、産業部門をどのように経済と環境を両立させていけるかに、2050年にCO2排出量がゼロになるかどうかが掛かっていると思います。
- 第3種換気を検討しています。静圧等の圧力制御の性能はどの程度を考慮する必要がありますか?その他スペックで確認した方が良い項目も教えていただければ幸いです。
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換気扇の静圧はこだわった方が良いのですが、断熱の方がまずは優先…
換気扇の静圧はこだわった方が良いのですが、断熱の方がまずは優先ですし、これは住まい手はおろか、ほぼ全ての設計者はどのように数値を確認して設計に生かしてよいかは分かりません。換気扇の静圧で商品を選んでいる人は1000人に1人程度の割合じゃないでしょうか。
まずはしっかり気密が取れている事、暖房時の室内の圧力分布を計算してある事、換気扇の適切な流量が計算されている事が、設計時の確認項目です。
そして、住んだ後に、概ね1000ppm以下のCO2濃度でちゃんと暮らせているかというのがものすごく大事な確認項目です。設計がいい加減でも、住んだ後のCO2濃度がちゃんとしていればそれで大丈夫です。
- 仕様によると思いますが、生涯コストの目安となる金額はどのように算定すればよいでしょうか?
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日本の家の実績値として、年間60万円の維持費がかかります。
日本の家の実績値として、年間60万円の維持費がかかります。(税金、メンテ、光熱費、保険等々含む)60年住むと3600万円のお金がイニシャルコスト以外にかかってくる計算になります。
税金保険はあまり変えようがありませんので、メンテ費や光熱費について、しっかり設計者さんに積算してもらうと良いです。JBNさんがメンテ費の計算シートなどを配布しておりますので、そういったものを利用するか、ebifitという私が作った生涯コストシミュレーターを使っている設計者さんを探してください。
- メンテナンスコストを考えますと、屋根、外壁、樋の素材をガルバリウムにすることが生涯コストを抑えることに繋がりますか?この場合、漆喰などは耐久性が異なるため混ぜるな危険でしょうか?
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そうですね。素材を合わせるのはメンテナンスコストを抑えるためには有効です。
そうですね。素材を合わせるのはメンテナンスコストを抑えるためには有効です。ただ、壁は漆喰、屋根はガルバなど、影響の少ない混ぜ方もありますので、絶対にやってはいけないという事はありません。
屋根材の耐久性の方が上に乗る太陽光パネルよりも短いなどの例が、混ぜるな危険です。
外壁の耐久性よりも、外壁にくっつける設備品の方が長持ちするというのも残念な例になります。
- 樹脂窓に対しての交換しやすい外壁というのはどのようなものになりますか?
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ガルバリウム鋼板につきましては、どちらかというと交換しにくい外壁
ガルバリウム鋼板につきましては、どちらかというと交換しにくい外壁になります。施工してある状態でも上手に切ったり貼ったりができる素材の方が、将来的な窓の交換に対してはメンテナンスが良いです。具体的には木材などの、鉄よりは柔らかい材料などです。
とはいえ、この点に関しての最適解というのは私自身でもまだまだ模索中ですので、何とも言えません。
樹脂窓+ガルバにするのであれば、せめて樹脂への紫外線量が少なくなるように、付加断熱にして外壁面よりも樹脂窓の方がへこんでいるような外壁の作り方をお勧めしております。
- 季節の太陽高度を基に軒の長さを設定されると思いますが、夏場の基準日は夏至に設定されていますか?また、期間とするといつからいつまでの日射を取得、遮蔽できるように考えられていますか?
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夏至では意味がありません。一年のうちで最も暑いのは8月の第一週になります。夏至+40日になります。この高度は夏至-40日と同じですので、GW明けくらいの太陽の角度と同じです。庇で日射遮蔽をする場合、お客様が暑がりか寒がりかにもよりますが、4/20~8/20位は南の窓に陽が当たらない期間と考えます。暑がりの人であれば、4/1~9/10くらいまでが陽の当らない期間です。
ただ、これもあくまで目安でして、最終的にはちゃんと計算して求めていきます。
- 高気密高断熱の家は反響しやすくなるというのは本当でしょうか。もしピアノなど楽器を弾くことを想定する場合、対策など必要でしょうか。
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外に出ていく音が無くなる分は、反響して中に入ってきますので、反響しやすくなるのはその通りです。反響したくないという事であれば、内装をなるべくふわふわした素材の物に近づけると良いです。反響音が少なくなります。
- 国産の3種換気の選定で将来のメンテナンスを含めて考慮すべき点はありますか?
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普通のパイプファンであれば後々でも交換するだけで終わりますので、メンテナンス性は気にすることはありません。
ダクト式の場合は、機器本体の交換が発生しますので、必ず機器本体+αのスペースが必要になります。それが無ければ、使い捨てのつもりで採用した方が良いです。