Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- 木材の含水率は何%くらいであればシロアリ対策、木材強度的には安心でしょうか?
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20%は切っておきたいです。
20%は切っておきたいです。できれば15%以下が望ましいです。木材が白蟻にやられる理由は、施工時に湿っているというよりも、施工後も継続的に湿り続ける事が原因です。きちんと木材が乾く施工になっているか、水分の供給源が無いか(結露や雨漏り)がものすごく大事になってきます。
だから、高気密高断熱が必要になってきます。
- パッシブハウス基準で家を建てると、冬場でもオーバーヒートになったり寝苦しくなったりするのでしょうか?また、オーバーヒート対策は何かされていますか?
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オーバーヒートは狙ってさせる…
オーバーヒートは狙ってさせることが出来るようになります。暑くなり過ぎたら窓を開けて「ああ、涼しい」で大丈夫です。夜寝苦しいレベルになることは余程ありません。オーバーヒートをするという事は窓が大きいという事で、夜に逃げる熱も大きくなっていきます。
私の場合、オーバーヒートをさせるかどうかは住まい手さんの生活スタイルによります。夫婦共働きで日中は殆ど家に居ませんという家庭であれば、存分にオーバーヒートさせておき、夜の暖かさを確保します。
- 基礎断熱をして、床下収納を活用したいと考えていますが、どの程度の高さが必要でしょうか?また、高基礎をやっておられる会社が少ないようですが、デメリットはありますか?
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高基礎が少ないのは単純に価格の問題が大き…
高基礎が少ないのは単純に価格の問題が大きいと思います。弊社も通常は40cm程、高基礎にするのは10軒に1軒程度です。温熱環境が悪くなるかどうかは、断熱性能次第、設備性能次第になりますので、何とも言えませんが、人が中腰で動き回れるくらいの高基礎であれば、収納としてはそれなりに使えるようになります。
高基礎にするのであれば是非お勧めしたいのが、北海道でよくやられている、基礎空間を利用した温水式床下暖房になります。十分な高気密高断熱の住宅と組み合わせた際の室内環境は最高レベルになります。
- リビング壁掛けエアコンは不快、床下エアコンは快適ですか?森さんはどんな施主様にも床下、小屋裏エアコンを提案されてますか?
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床下エアコン小屋裏エアコン率は6~7割程度です。
床下エアコン小屋裏エアコン率は6~7割程度です。価値観や生活スタイル、家の性能、間取り、その他諸々勘案して個別に最適な物を提案します。
勿論、風を感じにくい冷暖房程、空間としての質は上がりやすいです。
- おススメのエアコンはありますでしょうか?現在悩んでいるのは再熱除湿があるなしです。家の性能としては6地域でUA値0.33です。
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私であれば、2.2kW(6畳用)の型落ち激安…
私であれば、2.2kW(6畳用)の型落ち激安セール品を必要なだけ配置して施工します。設計などにもよりますが、その住宅性能であればエアコンにお金を掛けなくてもいいです。新築時の穴あけや配線配管だけ、きちんとした工務店で施工できれいれば、数年後に交換する2台目からは本当に家電量販店の激安セール品を交換し続ければOKです。再熱除湿やお掃除機能などは無くても十分です。大きすぎるエアコンを選定してしまうから再熱機能が必要になってきてしまいます。(勿論再熱機能があった方がより多くのシチュエーションに対応しやすくなりますが)
- UA値0.3、C値0.3、床断熱で玄関土間の立ち上がり断熱材を入れたほうが良いでしょうか?
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どれだけ薄くても良いので入れてもらうべきです。
どれだけ薄くても良いので入れてもらうべきです。その性能でコンクリートの熱橋がありますと、質問者さんの住み方次第では土間立上りで結露が発生し続ける可能性があります。気が付いたら立上り面にカビが生えているという事態を招く恐れがあります。
日本の住宅性能の計算基準ではそういう部分の熱橋はほぼ無視して計算されますが、UA値が0.3程度になってきますと、各種熱橋部分からの熱流入が無視できなくなってきます。熱橋まで含めて正確ににUA値計算をすると、0.03~0.1程悪くなってしまうという事もありますので、そのレベルであれば、きちんと熱橋処理をしてもらった方が諸々良いかと思います。
- 高気密高断熱住宅は乾燥すると聞くのですがなぜでしょうか。一般住宅との違いを教えて頂きたいです。
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一般住宅よりも同じ暮らしを…
一般住宅よりも同じ暮らしをしていても温度が上がるからです。温度が上がれば相対湿度は下がりますので、乾燥している様に感じます。
それだけの理屈になります。
- 日射遮蔽をするのに後付けできる商品はありますでしょうか?特に、西側の窓が小さいですがありますので日射遮蔽をしたいです。
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リクシルのスタイルシェードやYKKのアウターシェードは…
リクシルのスタイルシェードやYKKのアウターシェードは後付けできますしコスパも高いです。より、取り付けコストを抑えるという点では、フック+すだれが最も良いです。
日射遮蔽部材を布や植物にすると、一生モノという訳には行きませんので、定期的な交換はどうしても発生すると思ってください。
西側の窓は小さければそのまま直射日光を入れてしまってもさほど問題が無い事もありますので、縦50cm横50cm程度の窓でしたら遮蔽部材を付けないという選択肢も有りです。
- YKKのアウターシェードを選ぶ際、黒など濃い色は日射熱のカット率が高いですがその分熱も吸収しガラスにも多く熱が伝わってしまうのかなと気になります。色は選ぶ際、日射熱だけ見れば良いのでしょうか?
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基本的には日射熱のカット率だけ見て頂ければ大丈夫です。
シェードも窓に対して垂直に下ろす例と斜めに下ろす例がありますが、斜めに下ろしたほうがより遮蔽率が高くなります。
しかし斜めに下ろすと太陽が東西に移動した際、脇から日射が入ってくることもありますので、10時~14時は斜め、それ以外は垂直など、切り替えるとより効果は高くなりますが、些末な事ですので面倒であれば下ろしっぱなし、斜めにしっぱなしで大丈夫です。
色による違いは大体80%~90%の間の日射遮蔽率の間だと思いますが、そこまで目くじらを立てずとも、シェードがあること自体が大事ですので、お好みの色で選んでもらっても良いです。
- パッシブハウス認定はダクトレスの1種換気では取得できないと伺いました。これはなぜでしょうか?
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ダクトレスでは認定が取れないのは本当です。
ダクトレスでは認定が取れないのは本当です。カタログスペックだけ見ればダクト式と変わらないように見えますが、ダクトレスは1つの穴で吸排気をする性質上、他の換気扇の有無に性能が大きく影響されます。カタログスペック通りの性能が現実に出ない事が多いという事です。
性能の安定性、信頼性、空気環境の清浄さなど換気に必要な要素のほぼ全てにおいてダクト式換気の方が上です。
ダクトレス換気は、リフォームなどでダクトを今さら這わせるのが無理だから仕方なく施工されるというのが、ドイツでの認識であり実態です。
リフォーム用につくられた商品を、なぜか新築で有難がってつけているのが日本の住宅市場です。