よくあるご質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

新着のご質問

冬の省エネなエアコンの使い方、設定温度が知りたいです。

冬場はサーモオフをしても室内環境にはそれほど大きく影響しませんので、お任せ運転で良いかと思います。

省エネや省コストになるかどうかは、再エネ設備の有無が大きく影響します。

省コストを目指すのであれば、発電中と夜間電力時間帯以外は動かさない。

省エネを目指すのであれば、昼の10時~14時だけ使う。間違っても5時~9時と16時~20時の時間帯は使わない。

を心掛けていただけると、地球に優しいです。

設定温度は低めの方が、省エネで省コストになります。

一定時間帯だけ暖房器具を動かす場合の各種計算方法はBISの教科書に載っておりますので、

BISを持っている設計士さんに相談されると良いかと思います。

湿度は絶対湿度だけ管理すれば相対湿度は何%でも構いませんか?

重要度は絶対湿度の方が上です。

例えばサウナの環境は気温90度、相対湿度6%程度になりますが、サウナの中で乾燥を感じる人はあまりいません。

この環境だと絶対湿度は32g/m3程度となり、鼻から吸い込んで40℃位まで冷やされると56%程度の湿度にまで上がります。

冬季において室温が高ければ相対湿度が低くても乾燥は感じにくいです。

ただ、空調的にそれが良いかと言われると、また微妙な所もありまして、

例えば28℃25%の空気と22℃50%の空気は同じ比エンタルピ(エネルギー量)になります。

両者を比べた時にどちらが良質な室内環境かというと、22℃50%の方が冬季においては良い環境になります。

家の中を温める事と、加湿をする事のバランスを重視して空調計画を行っていただけると良いかと思います。

エアコンの室外機のカバーは効果はあるのでしょうか?

直射日光が当たらないようなカバーは効率を上げてくれます。 風を遮るようなカバーは効率を下げる方向に働きます。

施工予定地は、隣家が10m以上離れているのですが、この場合は貰い火のリスクは無いと考えてしまって良い距離でしょうか?

10m程度の距離であっても風向きによっては貰い火の可能性はあります。

また、燃えるまではいかなくても、窓ガラスが割れる、樋が溶ける、屋根に乗った炎で瓦が爆ぜる、ベランダの床が溶けるなどの被害は簡単に出てしまいます。

どこまでの事を想定するかにもよりますが、火災に関してはこれで大丈夫という事はなかなか言い切れるものではありません。

南面に一間程度のウッドデッキと庇を設けて縁側のように使いたい半面、大きな庇をつけると冬の日射取得に影響が出てきます。豊かな半外空間と冬の日射取得が共存することは難しいのでしょうか?

南の庇を伸ばす事と日射取得を得る事は矛盾しやすい物になります。

解決策としては、

窓よりも十分に高い位置で庇をかける。

北下がりの片流れにして1間の軒を作る。

半外空間にする部分と日射取得をする為の窓の部分はしっかり分ける。

などが考えられるかと思います。

東西の長さが十分にあれば、日射取得部分と、半外空間の部分を分けて計画するのが最もデザイン上も使い勝手上も良い物が出来るような気が致します。

スケッチアップやホームズ君など、日射取得のシミュレーションができるソフトで、冬季の10時~14時に沢山日射が入るように工夫されると良いかと思います。

南面のハイサイド窓の日射遮蔽は、屋根に上ってでも外部に簾など設置した方が良いでしょうか?南面ですが、遮蔽型にして室内で遮蔽するのでは効果は低いでしょうか?

しっかり軒を伸ばすというのが良いかと思います。

屋根に上って部材を取り付けるのはあまり現実的とは言えないかと思います。

遮蔽型ガラスも最終的には有りですが、光が青っぽくなるので、私はあまり南側に遮蔽型ガラスを使わなくても済むような感じにしたいなとは思っております。

エアコンを冷房運転すると配管周りが結露しました。高気密高断熱の家ではエアコンのドレンが結露しやすいと聞いたのですがそういうものですか?

空気は露点温度を下回れば、結露するというのが物理の法則になります。

エアコンの冷媒は冷たい熱を室内機に運び込むのが仕事になりますので、むしろ結露をさせるのが本来の仕事と言えます。

結露水がドレンパンから外に排出されれば通常の施工、

その他の部分から滴り落ちるのであれば、排水経路以外の結露してはいけない所で結露しているか、排水経路が溢れているかどちらかです。

いずれにしても点検して改善してもらえれば良いかと思います。

冷媒管の断熱が薄くて効いていないという事もありますので確認していただければと思います。

ハウスメーカーで建てた築20年の家の断熱改修を検討していましたが、リノベは向かないとメルマガで拝見しましたが理由をお聞かせ願いたいです。

内装の張り替え程度であれば良いのですが、構造に影響する部分をいじった時点で旧38条認定の条件から外れる可能性が高く、

それで違法建築状態になってしまっても建築会社が責任を負う事はなかなか難しいです。

それは建てた当事者であるハウスメーカーであっても責任を取り切れない事が殆どになります。

そういったことを自己責任としてリノベをするならやっても良いかと思いますが、

丁寧に説明をすると、少なくない人が尻込みをするので、「リノベには向いていない」というざっくりした言葉で表現致しました。

窓に対する断熱補強で、「内窓の設置」「窓の交換」がありますが、これらの工事は気密・水密は問題ないでしょうか?

内窓の設置、窓の交換、どちらも良いかと思いますが、

いずれにしても、「後は窓だけ何とかすれば大丈夫」という状態の家でやるべき工事です。

もそもの断熱性能が足りていない家で、窓だけ何とかしても、結露は止まれど全体的な寒さは劇的には改善しません。

窓を交換するのであれば、内装か外装を剥がして断熱補強も一緒にやるべきだとは思います。

付加断熱にボード系断熱材を用いる場合、ボード間の気密テープは必須でしょうか?気密ラインの設定が難しいです。

ボード面で必ず気密を取らないといけないわけではいけませんが、弊社はボード間のテープは全箇所施工しております。

気密防湿ラインを複層設けておくと、将来的な気密の低下は軽減できるからという理由です。

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