よくあるご質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

新着のご質問

階間エアコンについてどう思われますか?貴社で採用予定はありますか?
昨夏に既に採用しております。
これも、階間エアコンありきで話をするとおかしなことになります。

階間エアコンがその家その家族に合うか、合わないかの方が大事です。

ヒアリングをした結果、階間エアコンが最適だと判断すれば階間エアコンを勧めますし、そうでなければ別の物をお勧めいたします。
一点、注意していただきたいのは、省令準耐火構造と階間エアコンは同居不可だと思ってください。絶対ではないですが、非常に相性が悪いです。
基礎を二度打ちとし、基礎内断熱をする場合、打継ぎ部が塞がれていないと気密が取れないのと、白アリが侵入してもわからないと思います。 基礎内側で断熱する場合、どの様にされているか理由も伺いたいです。

打ち継ぎ部で気密が取れないような施工がなされているのであれば、結構危ないかと思います。

通常はそこから漏気することは有りません。基礎の外にモルタルなどを塗ってしまうとアリが来ているか解らなくなりますが、基礎が塗装程度の化粧や表し仕上げの場合、アリが来ていれば地面から基礎の打ち継ぎまでの5cm程度の高さに蟻道が出来ますので一目瞭然です。できれば数か月に一回、目視で蟻道が出来ていないか点検していただければと思います。それで充分です。
適切な設計と施工さえしていれば、床断熱、基礎外断熱、基礎内断熱、どれであってもシロアリ被害は防ぐことが可能です。
床下エアコンを採用しない場合の、基礎断熱にするメリット、デメリットを教えてください。

ご存知かとは思いますが、床下エアコンと基礎断熱であれば、基礎断熱の方が歴史は古く、床下エアコンの為の基礎断熱という事ではありません。なので、普通の基礎断熱のメリットデメリットを申し上げます。

基礎断熱のメリットは、床下空間の乾燥が保たせやすい為、土台や大引きといった、床下の構造材が劣化しにくい事にあります。また、基礎の空間が使える為、床下収納等が作りやすい事も挙げられます。ユニットバス部分で熱橋が出来にくい等もあります。基礎外断熱の場合は、基礎コンクリートの持つ熱容量(熱を蓄える力)を家の性能に組み込むことができます。

基礎断熱のデメリットは、基礎外断熱の場合、シロアリの被害が分かりにくい事、床下の空間を「汚いもの」とイメージされる場合は、その空気を吸い込むことに抵抗がある事、断熱計算の際、基礎空間のボリュームも容積に含まれるため、若干冷暖房する容量が増える事です。
貴社でリビングに大開口を設計する場合、予算のバランスもあると思いますが、採用する窓はどちらになるのでしょうか?apw431などはよく使われますか?
実績で言えばAPW430 エルスターX サーモスX APW330 エルスターS 自作木製窓 などなどです。だいたいUw値が1.5以下の物を選んで使うようにしております。

LWやAPW431などのスライディング系は、あまり信用しておりませんが、ご希望を頂けば使用致します。

予算のバランスで言えば、上記に挙げたもの以下の性能を使うという事は、長い目で見て何ら住まい手にメリットのあるものではありません。内装のグレードや家の広さを再検討してでも、これらのグレードの窓を使っておいた方が良いかと思います。

今は窓のグレードを抑えておき、将来的に内窓を付けたりすることで補強をするという方法もありますが、内窓を付けるまでの間に、窓枠や壁がカビるような事があってはよくありませんので、やはり最低限結露を起こさない窓を取り付けておく方が良いのではと感じます。
ダクト式の熱交換換気システムの場合、給気ダクトの汚染が問題になると思うのですが、清掃すると10年毎に15万円くらいかかると西方先生の著書にありました。 ダクトの汚染と清掃についてどの様に考えているか教えてください。

まともにメンテナンスを行うと、西方先生の言うとおりのお金が掛かります。それどころか、ダクトの素材がフレキダクトのような清掃のできないものですと、実質清掃もできず、メンテナンスは不能になります。

ダクトの汚染と清掃については、スウェーデンの建築基準法に定められたルールに則るのが最も良いかと思っております。ダクト配管の素材については焼肉屋さんの配管のような太い直管を使い、天井裏の横引きや縦貫通の空間をたっぷり取るか露出させます。不要な曲がりが発生せず、最も高い効率で各部屋に空気を配る事が出来るように致します。勿論材質も各種のメンテナンス方法に耐えられる強度のある素材の物を使います。間取りを考える時点で、同時にどういう配管ルートにするかを考慮しておく必要があります。

日本で普通に流通しているものと比べて初期費用は100万円以上高価になるかと思いますが、建物を50年単位で配管を持たせようと思うと、それがトータルコストで最も安くなる施工になります。
基礎を2回で打つ場合、打継ぎ部をどの様に処理していますか?止水板とか止水剤等色々あると思うのですが、水とシロアリに対してメリット、デメリットを教えて下さい。

打ち継ぎ部の処理ですが、地面の高さがどの位置に来るかが大きく影響致します。もし、地下室の様に打ち継ぎの部分が地面の高さより下であり水圧がかかるような状況であれば、止水板や打ち継ぎ部の防水処理は必須になります。これはどれだけやってもやり過ぎという事は有りません。水密性を高めることは、そのままシロアリ対策にもなりますので、デメリットは有りません。

打ち継ぎ高さが地面の高さよりも上にある場合、基本的には対策は必要ありません。

打ち継ぎが地面の上にあるか下にあるかという違いは人間の生活で言うと普通に街を歩く時と海に潜るときくらいの違いがあり、着る物や持ち物、気を付ける事など、全く次元が変わってきます。

なので、シロアリや水に対して心配であれば、打ち継ぎ面が地面の下に隠れるような高さの設定などを絶対にしないというのが一番の対策になります。
外構の駐車スペースについて質問です。コンクリートの割れを防ぐために区切りを設けたりすると思われますが、レンガ、人工芝、芝生、砂利等でその後のメンテナンスに違いはてできますでしょうか?

レンガや芝生、砂利であれば特にメンテナンスの違いは出てこないかと思いますが、人工芝だけは寿命が短いです。

和室を作るときの畳のメーカーにこだわりはございますか?種類によって入れ替え時期に大きな違いはあるのでしょうか?正方形の琉球畳をリビングや和室に使用しようと考えております。

より健康に良い物を提供するという意味では、国産イグサと竹炭を用いたものをお勧めしております。

半畳でへり無しの畳or本物の琉球畳のどちらを希望されるかにもよりますが、、そもそも畳のへりという物は、畳の一番弱いイグサの角を守るためのものです。また、制作時の粗が出やすい部分を隠すためのものです。それを無くすのですから、初期費用は高く、入れ替え時期が早まることは致し方ありません。
キッチンにコルクの床材を使うのは、費用対効果の点でどうでしょうか?
コルクは木材の中では水に強く、感触も柔らかい為、水回りの素材として重宝されてきました。

しかし、水に強くて柔らかいという性質だけでしたら、コルク柄のクッションフロアの方が上ですし費用対効果も高いです。

コルクを使う意味は、本物の持つ木目を求めるとか、長期的な耐久性をクッションフロアよりは求めるとか、そういう意味合いになるかと思います。基本的にコルクの床は作り方としてはベニヤやOSBなどと同じで、木材を接着剤で固めたものになりますので、無垢の床よりは紫外線などでの劣化は早いです。
リビングやダイニングの無垢材をつなげてキッチンなどに使う場合、水や油など汚れる可能性がありますが、どのような点に注意して生活すれば(メンテナンスや保護していけばいいでしょうか?

前提として、長期的な視点で汚れや傷に対してどのように向き合うかが大きく変わってきます。

まず、汚れや傷が付くのがとにかく嫌だという方でしたら、無垢材の上に、何かしらの養生やコーティングをしてしまう。定期的に養生やコーティングを更新するというのが答えになります。この場合の養生とは、市販のキッチン用マットでもいいですし、無垢材を覆ってしまうくらいのクッションフロア(接着はしない)などの措置でも構いません。
性格によっては、無垢材が隠れては使っている意味が無いと思う人も居ますし、交換の難しい床材が、ちょっと養生をめくればいつまでも綺麗だという安心感が勝る人も居ます。何がベストかは、その人によって変わります。
次に、全く気にしないという使い方も有ります。そもそもではありますが、無垢材の床は日本においては古来より縁側などの日に焼けて真っ黒になる部分に使われ、西洋においては無垢の木は土足で上がるものです。年月を経て傷が付き年輪が浮き出て黒くなった状態が通常です。白木じゃないとおかしい、傷が付いていてはおかしい、汚れていてはおかしいというのは、つい最近の日本だけの特異な価値観です。
油汚れや水の汚れが付いて拭いた跡が気になるのはまだ床が若い証拠です。気の遠くなるような話かもしれませんが、30年後、40年後にキッチン周りの無垢の床を見て、「いい味が出てきたじゃないか」と思えるくらいの余裕で、汚れを気にせず使うというのも一つの答えです。

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