Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- 気密測定の時期、回数、その際に気をつける点について、どのようにお考えでしょうか?
- 理想を言えば気密施工完了時と入居前の2回行いたいです。弊社は2回やっておりますが、気密施工には大体1回あたり5万円~10万円のお金がかかりますので、住まい手さんがそれを良しとするかも大きなポイントです。よくやりがちだけど絶対やってはいけないのが、窓の目張りです。特に引き違いを目張りすると極端に上振れした値が出ます。0.5を下回ってくると、漏気はほぼ窓からになります。0.5までは施工、0.5からは窓の選定が気密を下げるポイントになります。
- 床下エアコンで 冷房は NGだと思いますが ドライ運転 って どうでしょうか?
- 再熱除湿機能の付いた、温度を下げないドライであれば百歩譲ってやってみても良いですが、普通のドライは風の出にくい弱冷房みたいなものなので、床下が非常に冷たく湿気た空間になってしまいます。そのため、お控えいただいた方が無難かと思います。ただ、設備の上級者になると、床下に加温の仕組みを入れておき、よりアクティブに床下エアコンを冷房利用する人も居ます。
- 足元から暖かい家を建てたいと思っており、床暖房や太陽光集熱システムではなく、トータルコストを考えて基礎断熱で床下エアコンを検討しています。床断熱でも暖かい家にすることはできますか?その場合、断熱材の厚みや性能はどのようなものが必要ですか?また施工の際に気を付けることはありますか?
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床断熱でも足元を暖かくすることは可能です。
足元の暖かさは、断熱材よりも気密性能のほうが大きく影響してきます。理由としては、冬の隙間風は建物内に侵入した後はほぼ一直線に真下に進み床を這って足元にやってくるためです。
そのため、断熱材を厚くしても気密が取れていないと十分な効果が出ない状態になってしまいますのでご注意ください。
目安としては、きちんと実測してC値が1.0以下になることが最低の条件です。
そのうえで、建物全体のQ値が2.0を下回り、かつ床の断熱厚さが高性能グラスウール16k換算で120mm以上というのが一つの目安となります。
- 外壁に杉板など木材をアクセントで使いたいと思っているのですが、導入時に気にすることはありますか?またメンテナンス費は高くつくのでしょうか?
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導入時に気にする事ですが、やはり劣化対策になります。
矛盾したことを言っているように聞こえるかもしれませんが、杉板は、生涯コストで最も安く済む外壁材の一つになりますが、同時に使いどころを誤ると大変なことになる素材の一つです。
杉に限らず木材は水分を含むと生物劣化を起こします。
生物劣化とはシロアリや腐朽菌にやられることを指します。
なので、まずは雨に当たらない場所に木材を施工すること、濡れてもすぐに乾くような施工方法にする事が大事になります。
次に一色焼けです。
最初に塗った塗料の色に関わらず、木材はまず白っぽくなり、次に灰色っぽくなり、次に焦げ茶色っぽくなり、最後には真っ黒になります。
この経年変化を楽しめることができれば、木材のメンテナンスはほぼ「しなくてもよい」になります。 色焼けが避けたい場合、こまめに塗りなおす、塗る塗料をオイル系の物ではなくペンキ系のものにして、木材の質感を消してしまうなどの工夫が必要になります。まとめますと下記のようになります。
・濡らさない計画で、経年変化を楽しむ→メンテナンス費は非常に安い
・濡らす計画、色の変化は嫌だ→メンテナンス費は非常に高い
- カーテンやブラインドの代わりで、目線を遮り採光もできる障子をリビングに設けたいと考えています。断熱、遮熱などの機能はどうなのでしょうか?
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リビングに障子を取り付ける場合は、まず一番最初に考えねばならないのが「デザイン的に合うかどうか」だと思います。
デザイン的にまず合わせるのが前提条件となりますが、それをクリアしたと仮定してお話を進めます。 まず断熱や遮熱の性能については、ガラス単体よりは向上します。
ガラスと障子の間に空気層が出来ることになりますので、ペアガラスがトリプルガラスに。トリプルガラスがクワトロ(4枚)ガラスになる程度の効果は期待できます。 室内と外気の温度差が20℃くらいだとすると、室内側の表面温度は0.5℃~1.0℃度上昇するかと思います。上昇値は元々のガラスの性能によります。
ガラスの性能が悪ければ障子の効果が高く、ガラスの性能が良ければ障子の効果は相対的に低くなります。 性能だけ見た場合の費用対効果は、ハニカムサーモスクリーンのほうが高いのでデザイン性も兼ねて障子を使いたいという場合以外は断熱目的で積極的にお勧めするものではありません。
また、ハニカムサーモやカーテンと同様に、ガラスの元々の性能が悪い場合は、ガラスで結露を起こしますので、樹脂枠でLow-Eペアガラス(空気層16mm)よりも性能の悪い窓では使わないようにしたほうが無難です。
遮熱に関しては、窓の外に付けるシャッター、ブラインド、スクリーンのほうが圧倒的に効果は高いですが、無いよりはあった方が室内への熱流入は防げます。
- 紙を和紙にしたいですが、どのような効果を期待できますか?デメリットはありますか?
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結論から言えば、デザイン性だけの違いです。
吸放湿性を謳う方もいらっしゃいますが、厚さコンマ数ミリの和紙が沢山施工してあったとしても、吸い込める水分量は僅かです。
メリットは、見た目の質感、デメリットは、汚れやすい事です。
- 地域条件によると思いますが、第1種換気による湿度のコントロールは快適性を考えた上で、必要なものでしょうか?3種換気でも季節ごとで他で上手く湿度を調整することはできますか?
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第一種熱交換換気は必要とは考えておりません。
もちろん、あればより上質な湿度環境を作り出せることは言うまでもありません。
ただ、夏に3種換気の限界が26℃60%だとすると、全熱交換では26度50%くらいまで除湿が出来る感じです。
冬に3種換気+加湿器で22℃35%くらいの環境だとすると、全熱交換では22℃50%近くまで加湿できる感じです。
冬の加湿は加湿器の量や部屋干しの量を調整することで3種換気でも上げていく事は出来ますが、夏の除湿は全熱交換でしか実現できない環境があります。
そこに予算を掛ける価値を見出せるのであれば、1種換気+全熱交換は有効なものになります。
- シロアリ被害対策について質問です。 基礎断熱内の湿度は、最低何%ぐらいを保つのが理想でしょうか?
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一例ですが、弊社で昨年の11月に引き渡した家の床下環境ですが、今現在で55%。今週、一番湿度が上がったタイミングで72%です。 そのくらいに抑えるように生活していただければよいのではと思います。 最初の2年は床下の環境は気を付けてみて頂ければと思います。
- 四方を住宅や幹線道路に囲まれている土地に家を建設予定です。中庭のある家の場合、窓の配置は日射取得、遮蔽の関係でどういうことに気を付けた方がいいでしょうか?
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中庭の大きさにもよりますが、直射日光の取得は非常に制限が掛かってしまいます。
また、口の字型の中庭ですと、外気に面する外壁の面積は単純な四角形の1.5倍くらいになりますので、熱の逃げ方も1.5倍になります。1.5倍の光熱費を掛けるか、1.5倍の性能にしないと同じ暖かさを得られなくなります。
一般的にはコの字型+目隠しの工夫(フェンスや植栽)で対応することの方が多いと思います。
また、同じく視線が気になるという計画の場合は1階の窓を目の高さからずらして、吹き抜けから明るさと日射熱を取り入れるという工夫をしたこともあります。 四方を何かしらに囲まれていても、必ずスポット的に緑が見えたり空が見えたりする方向があるはずですので、そういったポイントを見逃さずに窓を配置できるとよいかと思います。
- 基礎内の湿度についてです。 基礎外断熱で新築してまだ一年未満ですが、湿度の測定はどのようにしてますか?また常時測定は必要でしょうか?
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基礎内の温湿度については、心配であれば最初の2年くらいは測定しておくことをお勧めしております。
測定機器はNetatmoという物をお勧めしており、amazonでも取り扱いがあるようです。
ただ、測定は結果を正しく分析して対処できることが出来なければ意味がありませんのでそういう知識のある方が身の回りに居ることが前提です。