よくあるご質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

新着のご質問

名古屋圏でC値が0.5、UA値0.46の場合、窓をペアガラスからトリプルガラスに変えても費用対効果はありますか?
何を持って費用対効果とするかにもよります。例えば、光熱費と初期コストの2点だけを考慮すると、ペアガラスの方が割安になる可能性も十分にあります。
しかし、ペアガラスでは窓のそばで冷気を感じる為、その近くには寄りたくないなと思ってしまうと、窓の周囲が使えない空間となり、家が実際より狭い事になってしまいます。
ハニカムサーモスクリーンの様に断熱を更に補強する部材を取り付けた際、ペアガラスでは雫が垂れるほどの結露が起こる可能性もあります。結露を起こさずスクリーンを使えるトリプルガラスの断熱性能vs結露が起こる為サッシだけのペアガラスの断熱性能となると、光熱費、快適性が更に変わってきます。
直接的なコストの他に、間接的に変わって来る部分もありますので、いただいた条件で、可能であれば窓はトリプルガラスにしておくことをお勧めします。
予算が無ければ、洗面や浴室、など、温度が低く湿度が高い水回りだけでも変えておかれると結露の量はてきめんに少なくなります。
10年後、周囲の家でトリプルガラスが当たり前になった時、自分もこうしておけばよかったと思わないと言い切れるならペアガラスでも良いかと思います。
住宅設備(家電)には給湯器やエアコンなど、ほぼ必須の物の他に、洗濯機や冷蔵庫といった物もあるかと思いますが、そういう物も含めての選ぶ際のオススメの物やアドバイスはしていただけるのでしょうか?
まずは消費電力、そして発熱量です。
高断熱になって行けば行くほど、相対的に家電などの発熱量の割合が増えていきますので、冷暖房計画において無視できない物になっていきます。
勿論、ご希望いただければ、アドバイスをさせて頂きます。
また、除湿器加湿器については、能力計算をせずに選んで全く意味が無い物が設置されているという事も少なくないので、購入前に必ず相談いただきたいと思います。
依頼している工務店が基礎外断熱になります。 防蟻処理された断熱材や銅板のアリ返しなどはしてもらえるのですが、何か確認しておくことなどあればお願いします。
私の想像ではありますが、、基礎外断熱を選択されている時点で、それなりにリスクを回避する納まりは徹底されておられると思います。
あまり口うるさく確認するのもひょっとしたら煙たがられるのではと想像してしまいますが、強いて言えば、床下の換気方法と点検の体制でしょうか。
最初の2~3年だけでも、床下の空気がしっかり動く方式をとっておられた方が無難です(会社によって給気をしたり排気をしたり、室内循環をしたり様々です)
点検については、ウッドデッキや給湯器の影など、蟻道の発見が遅れ気味な部分は何か対策をされているかどうかを確認できるといいと思います。
土地購入、真南向きが理想でしたが、希望の土地では存在せず、若干巽向きの土地で決めようと思っています。窓は南南西と東南東に広めに取る予定ですが、この比率はどのように考えますか?
周囲の建物の影響や間取り、建物自身が作る日陰が大きく影響しますが、南南西の方角9:東南東の方角1くらいで考えます。真南に対して、22.5℃が南南西、真南に対して67.5℃が東南東ですので、一年を通した集熱効率は全く違うものになります。
いずれにしても日射遮蔽の工夫はしっかりしておきたいところです。
全国に色々な特色の工務店があると思いますが、特にこの分野では他には負けないぞ!といったものはありますか?
全国に色々な特色の工務店さんがありますが、この分野では他に負けないという物を持っている工務店さんは、必ず同業者さんのベンチマークになり、各所の勉強会に講師として招かれています。企業経営の事であったり、営業手法の事であったり、耐震の性能であったり、断熱性能であったり、それは各社によって違います。
自分の事を宣伝するのは気が引けますが、私の専門分野は建築環境工学と建築設備になります。大規模建築ではなく住宅の分野に特化した、環境、設備系の人は日本でも本当に一握りになります。
どんな活動をしているのかは「森 亨介」で検索をかけて頂ければと思います。凰建設の事が多いですが、1ページ目の中盤以降は私が依頼されて書いた文章や講座に参加していただいた方のブログなどが出てきます。それで、なんとなく私の分野が分かっていただけると思います。
床断熱+天井断熱の家と、基礎断熱+屋根断熱の家だと気積が結構違うと思います。温熱環境の面で気積の大小による有利・不利などありますでしょうか?
非常に鋭い質問ですね。おっしゃるように、基礎/床、天井/屋根で気積が変わってきますので、例えばC値を測定する時の分母が変わってきたり、UA値を計算する時の外皮面積が変わってきたりします。一般的には分母が大きくなればなるほど、係数は下がりますので、床断熱+天井断熱の家よりも、基礎断熱+屋根断熱の家の方が、UA値やC値は下がりやすいです。ただ、それらの係数は下がっても、隙間の絶対値や、熱が逃げる外皮の絶対的な面積は増えておりますので、光熱費は基礎断熱や屋根断熱の方が増える事になります。
屋根断熱をするのであれば、小屋裏空間を上手に使って、勾配天井や、ロフト部屋を有効活用しないと勿体ない事になってしまいます。
参考にしていただければと思います。
屋根材をガルバリウム鋼板にする場合、その下に貼るルーフィングは、耐久性とかを考えると何がオススメですか?
ガルバ下の屋根につきましては、最も大事になるのは、屋根を支える野地板の下に通気層が30mm以上確保されているかどうかになります。
野地板の下に通気層がしっかり確保されていれば、ゴムアスファルト系などの耐久性の高いルーフィングを施工するのが良いかと思います。通気層を確保せず、透湿ルーフィングなどでごまかす施工もありますが、湿気対策性能も防水性能も全てが中途半端になってしまいます。
ルーフィングという薄い膜だけで屋根の性能を未来永劫に担保するという考え方がそもそもおかしいです。長い目で見るとルーフィングも交換すべき時が来る材料になります。その時に、生活に大きな影響が出てしまったり、莫大なお金がかかるような施工にしておかないというのが最も大事ではないかと思います。
最近、ハトに困ってます。屋根から落ちたフンがベランダやソーラーの下にも少々草があります。朝早くから鳴き睡魔不足になりがちです。高所なので簡単には個人で作業出来ません。どう対策したらいいか教えて下さい。
ハト、困りますよね。ハトの糞に入っている種などが雨樋の中で芽を出したりすると、色々厄介です。
恐らく地域には害虫駆除の業者さんがおられると思いますが、その業者さんを訪ねられると良いかと思います。
また、建築業者でも、ハト避けのトゲなどは施工できますので、馴染みの建築業者さんがおられるようでしたら相談されてはいかがでしょう。
契約を考えている工務店では、自社で構造計算をすることが難しいみたいなのですが、許容応力度計算による耐震等級3をその工務店から外注により、計算してもらうことは可能なのでしょうか?また、その場合の注意点やデメリットはありますか?
許容応力度計算を自社でやらないという工務店でも特に問題はありません。構造計算を外注で受けている設計事務所も沢山ありますので、そういう所を利用してもらえれば良いかと思います。
その場合の注意点としては、構造計算を自社で「やらない」なのか「できない」なのかは大きな違いですので確認しておいた方が良いかもしれません。やろうと思えばできるけども忙しくて手が回らないから外注しているのか、知識がないからできないので外注しているのかは大きな違いです。(実は弊社も前者に当てはまりますが)なぜなら、外注先から出てきた構造計算書のチェックが出来ないからです。梁の組み方、基礎の構造、柱の軸力など、合わせると何百何千という計算式が出てきますが、その中でも急所になる部材はどこなのか、その計算で良いのかなどを検証できなくては、ただの丸投げで終わってしまいます。
私は自然素材の簾の雰囲気が好きなのですが、日射遮蔽をする際にYKKのアウターシェードなどと比べて遮蔽率など大きく変わるものなのでしょうか?
すだれの評価に関しては、実は定まっているとは言い難いです。
例えば日本の研究チームの評価では、すだれは外付けスクリーンよりも性能が高いという評価をされていますが、海外の研究チームの報告ですと、すだれよりもスクリーンタイプの物の方が遮蔽性能が良いという評価になります。
これは実験する環境によって評価が大きく異なるという捉え方も出来るかと思います。光の透過量という点では、隙間のあるすだれよりも隙間の無いスクリーンの方が優れているのは間違いありませんが、すだれは竹や葦といった細い中空パイプの植物で作られておりますので、素材裏面の温度はスクリーンよりも低いです。そこから放射される輻射熱の影響を考慮すると、すだれの方が高性能という結果もあり得る話です。
様々な条件によって前後しますが、窓から極力離して取り付けるスクリーンが85%程度の遮蔽率、すだれが75%程度の遮蔽率というのが現実的な数字ではないかと考えております。
ではこの10%の数字がどの程度の差につながるかという事ですが、冷房期で東西南面の窓が20㎡あり、300W/㎡の日射が300時間続くとします。すると、20×300×300÷1000(最後の÷1000はWh→kWh)=1800kWhというのが窓に当たる日射のエネルギーになります。ガラスの遮蔽性能が50%だったとして900kWh、更に85%カットのスクリーンだと135kWh、75%のすだれだったとすると225kWhがそれぞれ室内に入ってくる日射エネルギーになります。
COP3.0のエアコンで冷房をした場合、スクリーンの場合45kWh、すだれの場合67.5kWhが日射熱を打ち消すための消費電力となります。電気代が28円/kWhの場合、スクリーンは1260円/冷房期、すだれは1890円/冷房期という計算になります。ちなみにスクリーンもすだれもない場合ですと、8400円/冷房期という数字になりますので、やはり日射遮蔽の工夫は必須と言えます。すだれにするかスクリーンにするかは、好みで決めて頂いても良いかと思います。

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