Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- ある工務店のYouTuberの方が、瓦屋根は2度と使わないような事を言っていました。瓦屋根のデメリットは重量があるので耐震的によくないとは知っていましたが、その他のデメリットはあるでしょうか?
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地域によると思います。凍害のある地域ですと瓦はなかなか使いにくい事もあります。メリットは田舎になじむ事、一枚ずつの交換がやりやすい事(最近は釘打ちなのでちょっと大変)でしょうか。私はどちらでも良いと思います。ただ、周りにずらっと瓦の家が並んでいる地域にそれ以外の家を建ててしまうのは個人的にちょっともったいないなぁと思ったりします。
- 関西の6地域で33.5坪・UA値0.84で建てた知人が年間平均光熱費1.8万くらいで夏27℃前後・冬20℃前後を全館で維持出来ていると言ってます。 素人ながら本当かな?と思ってしまっていますが、本当にそんなことがあるのでしょうか?
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年間の光熱費が1.8万円という事は、毎月の光熱費は平均で1500円です。
太陽光の買電を差し引いてという数字であれば、可能だと思います。毎月20,000円の光熱費がかかっても毎月21,500円太陽光が売電してくれればよいということです。光熱費というのは冷暖房費とそれ以外の光熱費に分けられます。5月や10月といった、冷房も暖房も使わない月の光熱費と8月や1月の冷暖房を使う月の差額がいわゆる冷暖房費になります。そこを混同されてしまいますと、正しく評価ができません。お気を付けください。
- 一階30坪・二階20坪程度の吹き抜けありの住宅で床下エアコンを検討しています。 ワイドなので端から端まで暖気が廻るか心配です。 あと、二世帯なので室温調整が難しいのかなと感じます。人それぞれ体感温度が違うため床下放熱器を検討してますがどうでしょうか?
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広い家であれば床下エアコンよりも床下放熱器の方が熱を配りたい場所に配れるので温度差もなく快適ですし静かです。
室内環境の質は床下エアコンよりも高いです。
弊社で床下に放熱器を入れる場合は、必ず普通の基礎よりも高くしていざという時の維持管理ができるようにしております。2世帯住宅の場合、全館同一温度が本当に良いのかどうかは要検討です。体感温度の個人差は世代間で変わらない場合もあれば、非常に大きい場合もあります。
床下熱源も含めた、オールシーズン・家族全員にとって良い空調システムを検討されると良いかと思います。設計者さんに相談をお願いします。
- 住宅性能表示制度の取得は第三者となるプロに現場検査を確認してもらえるので施主にも工務店さんにも非常にメリットがあると思うのですが、森さんの考えを教えて頂きたいです。
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確かに建設性能評価の取得までされておられる会社は少ないかと思います。(弊社は全棟建設性能評価まで取得致します)実際の検査としてはしっかりやってさえいればそこまで気にするほどの事もないレベルになりますが、品質管理という観点においては検査工程は多ければ多いほど品質が安定していくことは間違いないかと思います。そのため、建設性能評価くらいは受けておいても良いのではと思います。工務店を信頼してくださいと言われるシチュエーションは建設性能評価ではなく、また別の第三者機関の話なのではと想像致します。お施主さんから見たら同じような物なので、混同される方もいらっしゃいます。
- 太陽光パネルについて質問です。 屋根の上に搭載するのは何kWくらいがよろしいでしょうか? 前提条件によって変わるとは思いますが、関東6地域、4人家族、夫婦共働き、車1台(EV)、 30坪 Ua0.3 C値0.5、第一種換気を想定しております。
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PPAで載るだけ載せて太陽光の発電効率の低下と共にパワコンを小さいものに切り替えていけば、30年以降には5~6kW程度の仕組みを自家消費しながら使っていくという状態に落ち着くのではと思います。日本で再エネ電力の供給量が100%を超えて「電気が国全体で余っている」状態が出現し始めるまでは売り先はいくらでもあり蓄電池は不要です。今の事よりも先の事を考えたほうが良いですね。設備は必ず陳腐化します。それを見越した計画が望ましいです。
- 注文住宅建てるために工務店さんと打ち合わせしながら進めています。 耐震断熱気密製品には優先的にコストをかけるので、耐震等級3,UA値0.3C値0.5程度の性能となります。 外壁にはガルバリウムを採用するのですが色で悩んでいます。 白いがいいのが分かりますが黒やグレーが好きです。グレーや黒の場合、室内温度は変わりますか?
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UA値がそのレベルまで高くなるのであれば、黒を選んでも良いかと思います。
弊社でも黒の外壁はよくあります。室内の温度は断熱構成などによりますが、壁体内通気層の室内側表面の温度は10℃以上変わると思います。
- エコキュートと太陽光パネルでメーカーを合わせたほうが相性が良いとかありますか? ソーラーチャージ的な機能は欲しいと思っているのですが分からなくなってきました。
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panasonicで太陽光やエコキュート、家電にHEMSまで揃えたらかっこいい!と思う気持ちも分かるのですが、それぞれ耐用年数や商品としての賞味期限も違いますのでいずれはバラバラになります。あまり気にされない方が良いかと思います。また、一つのメーカーで色んな連携が取れるよりも、他社商品とも連携が取れる商品の方がエンドユーザーが囲い込まれなくて済みます。
- 窓の取り付け方で断熱性能が変わるという記事を見ました。日本製の窓でも海外と同じ断熱ラインでの取り付けは可能ですか?
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仰る通り断熱性能は窓の取り付け位置によって変わります。
断熱の厚みが十分であれば、海外と同じ納まりは可能です。
- ネオマフォームで充填断熱、付加断熱をする際、耐震パネルを透湿性のあるものにした方が良いですか? 発泡系は水や湿気を通さないイメージがあるので、あえて透湿性が高い耐震パネルを使わなくてもいいのかなと思いますが、透湿性の低い構造用合板でも問題ないですか?また、おススメはありますか?
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仰る通りネオマフォームで外張りも充填もやるのであれば、構造用合板は何でもいいです。その時々で手に入る最もコスパの良い物で大丈夫です。
- 基礎内断熱の断熱仕様を強化しようと思うのですが、過去の熱貫流率計算式(H11/H14年、もしくはH28年の計算式)では断熱材の厚みが支配的なのに対し、新しい計算プログラムでは底盤全部に断熱材をしきつめた方がよさそうですが経験的にどちらがいいでしょうか?
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ケースバイケースですが、床下熱源を使うのであれば底版全部敷き詰めはマストです。
そうでないのであれば、外周部立上りをとにかく強化した方がいいです。