Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- フェノールフォームで充填断熱を行うと、 防湿層(防湿シート)がいらないんですか? ラクジュG-Lap.3の動画より フェノールフォームは水に強いが、湿気に弱いとあります。 それでも防湿層がいらないんでしょうか?
- フェノールフォームを土間上や土間下に使う事はお勧めしておりませんが、壁に使う範囲の湿気でしたら問題ありません。透湿抵抗が高いので、本州の殆どの地域であればフェノールフォームを重点に使えば防湿層はなくせるケースが多いです。(ちゃんと計算は必要です)
- 第三種換気でダクト式のメリット・デメリットを教えてください。 また、パイプファンでも一括で風量調節できるんでしょうか?
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ダクト式のメリットは淀みが比較的出にくい事、デメリットは金額でしょうか。
パイプファンで全室一括風量調節できる設備もありますが、通常はあまり使いません。
- 暖房器具で、石油ファンヒーターやエアコン、ガスファンヒーターなどありますが、何がおすすめですか?
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条件に大きく左右されますが、エアコンをお勧めする場合が多いです。
- 今、内装を決めていて照明器具を選んでいるのですが 機能やデザインを含めて、おすすめの照明はありますか? また、選ぶ際に気をつける事などあれば教えてもらいたいです。
- どんな方向性のインテリアにしたいのかにもよります。多分誰に聞いても返ってくる鉄板の答えとしては青山製陶のソケット+裸LED電球の照明をブラケットに使うという物ですね。それを多用して浮いたお金で、これぞというダイニング上のペンダントを選ぶのが、いい感じかと思います。選ぶ際に気を付けることは、自分の好みを設計士さんにはっきりと伝える事です。照明器具は性能部材です。光量や範囲等ある程度計算も必要です。自分で選んでもダメではありませんが、細かい器具の選定は設計士さんに任せたほうが確実だと思います。
- バス(1坪、ユニットバス)・トイレ0.5坪を、別々にするのと、一緒にするのでは費用的にはどちらが高くなりやすいですか? 掃除を考えると一緒のほうが良いと思っているのですが、大きなこだわりでもないので費用で考えたいです。
- 一緒の方がやりやすくなりますし、洗面脱衣+廊下だったスペースが全部洗面脱衣になり易かったりしますので、生活は色々と便利になります。費用も一緒の方が安い事の方が多いと思います。
- 壁掛けエアコンが不快、床下エアコンが快適ですか? 森様は、どんな施主にも床下、小屋裏エアコンを提案されてますか?
- 床下エアコン小屋裏エアコン率は6~7割程度です。価値観や生活スタイル、家の性能、間取り、その他諸々勘案して個別に最適な物を提案します。勿論、風を感じにくい冷暖房程、空間としての質は上がりやすいです。
- 北、東、西の窓が小さければアウターシェイド、軒や庇要らないですか?
- 詳しくはちゃんと計算しなくてはなりませんが、50cm×50cm程度の窓が1つだけとかであれば、私は西面の窓でも遮蔽部材は付けません。全ては程度問題によりますので、きちんと設計者さんに計算してもらってください。
- 壁体内結露は、断熱材の外側に透湿防水シート、室内側に防湿気密シートが適正に施工して有れば心配無いですか?
- 基本はそれなのですが、2020年以降は一部の地域でそれだけでは足りない事例がちらほら出てきてしまいました。地球温暖化により、温度、絶対湿度が上昇していくと、防露設計のあり方が少しずつ変わっていきます。今の段階では明言できませんが、より地域の気象条件に即した外皮設計が求められていくようになっていきます。
- UA値0.3、C値0.3、床断熱で玄関土間の立ち上がりに断熱材を入れていない仕様の工務店と相談中なのですが、立ち上がりにも断熱材を入れてもらうべきでしょうか? 6地域の場合は、コスパが合わなかったりするのでしょうか?
- どれだけ薄くても良いので入れてもらうべきです。その性能でコンクリートの熱橋がありますと、質問者さんの住み方次第では土間立上りで結露が発生し続ける可能性があります。気が付いたら立上り面にカビが生えているという事態を招く恐れがあります。日本の住宅性能の計算基準ではそういう部分の熱橋はほぼ無視して計算されますが、UA値が0.3程度になってきますと、各種熱橋部分からの熱流入が無視できなくなってきます。熱橋まで含めて正確ににUA値計算をすると、0.03~0.1程悪くなってしまうという事もありますので、そのレベルであれば、きちんと熱橋処理をしてもらった方が諸々良いかと思います。
- 高気密高断熱住宅は、乾燥すると聞くのですが、なぜでしょうか? 一般住宅との違いを教えて頂きたいです。
- 一般住宅よりも同じ暮らしをしていても温度が上がるからです。温度が上がれば相対湿度は下がりますので、乾燥している様に感じます。それだけの理屈になります。