Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- バリアフリーの観点から玄関框をなくす設計をしている会社を見かけました。 框をなくす場合、おそらく玄関土間もないと思います。玄関の框をなくす場合、コストと気密断熱性能面で設計上のメリット・デメリットはどのようなものでしょうか?
- 弊社でも玄関ドアを開けて室内に入るとほぼフラットという仕様は有ります。質問者様が仰っている事がほぼそのままになります。断熱気密やコストはそこまで変わりませんが、現在基礎の高さは400mm以上というのが標準的だと思います。家の中で段差がない分、家の外で段差を解消しますので、屋外のポーチ階段の段数が増えるなどの設計上の工夫は発生してくるはずです。
- 高齢者が使いやすいという観点で玄関を引戸にしようと考えています。しかし引戸はドアと比較して気密がとりにくいとされています。 断熱性能を合わせて考えた上で、お薦めの玄関引戸というのはありますか?
- どの様な玄関引き戸でも、ちゃんと気密に配慮されたものを使っていただければよいと思います。絶対にドアというつもりはありません。国産の大手メーカーの引き戸であれば、どれも似たり寄ったりで、一番良いグレードを選んでもらえれば問題ないかと思います。ドアならαAが1~3程度、引き戸であれば4~15程度くらいのイメージです。
- 断熱気密をしっかりとして、南側の窓を大きくする・東西の窓は出来るだけなくす、というのがパッシブデザインかと思います。 ダイニングや寝室に朝日を入れたいのとパッシブデザインを両立させるためにはどんな窓を設置するのがいいでしょうか?
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窓の外の日射遮蔽をしっかりすれば、東に窓を付けても大丈夫ですので、両立は難しくありません。日射遮蔽を忘れると、夏の朝6時くらいから大変な事になります。
- 熱源(床下エアコン等)が無ければ基礎断熱よりも床断熱の方が床の表面温度は上がるのでしょうか?仕様はG2グレードぐらい、第一種全熱換気、地域は6地域です。
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基礎下が更に緩衝空間になりますので基礎断熱の方が床の表面温度は上がりやすいです。
(同じ断熱を施した場合)そのほかの仕様はあまり関係ないです。
- 以前、温湿度計を購入して環境を計ると良いみたいな話をお聞きしました。そこで、少しやり過ぎな気がするのですが、サーモカメラや風量計など計ってみると面白いものなどオススメの機種や使い方は有りますでしょうか?
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サーモカメラであれば携帯に取り付けるタイプのFLIR ONEがお手頃だと思います。
風量計はamazonや楽天で5000円くらいから色々あります。CO2濃度計は是非寝室に置いといてもらえると良いかと思います。測れればなんでもいいです。グローブ温度計も夏冬の日射の影響を調べるのに役立ちます。
- UA値はG2以下でC値0.5以下で建築予定です。 レンジフードは同時吸排型にした方が良いでしょうか?
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同時吸排にするか、差圧式の給気口を設けたほうが無難です。
- 新築検討中です。パッシブハウスを施工経験ありというのは、指標として有効でしょうか?
- パッシブハウスの施工経験があるかないかは大きいですので、有効だと思います。特に、パッシブハウスを建てられたうえで、PHJの役を頑張っているメンバーは本当に勉強熱心です。
- 外付けシェードについて、質問させてください。 冷房・除湿負荷が高い地域で、日射遮蔽にシェードを考えています。 ただ、選ぶ基準が定まっておらず、メーカーの数値もどう見たら良いか分かっておりません。今の候補は生地交換が出来るメーカーで熱反射率の高い色ですが、そのほかアドバイスをお願いします。
- 外付けシェードが取り付く時点で、少なくとも日射取得率は半分以下ですので、大きな効果が期待できると思ってください。まずは外観のデザインを大きく損なわない物を優先にしていただいて大丈夫です。そのうえで、どうしても迷った時には反射率の数字を参考にするくらいの感覚でいて頂ければと思います。
- 現在、工務店と住設の打ち合わせをしております。 住設について質問ですが、トイレはTOTOがいいと思いますが、ユニットバスとキッチンはどのメーカーがおススメでしょうか?
- 私としては、トイレに関してはTOTOでもLIXILでもどちらでも良いと思います。ユニットバスやキッチンも、特にここでないとダメだというメーカーはありません。どのようなメーカーを選ぶにせよ、なるべくメンテナンスの時にメーカーさんに囲い込まれる事の無い様な商品を選ぶ事、メンテしやすい商品を選ぶことをお勧めしております。
- 日射取得に利用できる部屋はリビングやダイニングだけなのでしょうか? 北側にリビングやダイニングを置きつつ南側の日射取得もしたいのですが、何かいいアイデアは無いでしょうか?
- 日射取得は別にリビングダイニングに限った話ではありません。南側に窓のある部屋は全て日射取得の恩恵を受ける事が出来ます。南側にあるのが寝室や玄関であっても、高性能な窓を入れると家全体に日射取得による温度上昇効果が出ます。家全体として、取り入れた熱が逃げないようにする工夫をすることで、リビングは南側という観念も取り払うことが出来るようになります。アイデア、というよりも、断熱をしっかりして日射の取れる面の窓を大きくしましょうというごく普通の提案になります。