Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- 凰建設で夏用の壁掛けエアコンを採用する場合、エアコンの清掃について、どのように施主さんに伝えられているでしょうか?
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出来れば業者さんに頼んだ方が良いとお伝えしております。また、下方のフラップは取ってしまっても良いと伝えてます。動かしっぱなしでフラップを取ってしまえばエアコンのカビが軽減できます。
- 袋入り断熱材はダメなモノなのでしょうか? 高性能な住宅を建ててる会社さんだと、裸の断熱材を使っていることが多く袋入り断熱材はダメなどと発言されたりするのを見ます。 ちゃんと施工されていれば袋入り断熱材でも良いと思うんですが森さんはどうお考えですか?
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ダメかと言われると、ダメではありません。正しく施工された場合は袋なし断熱材と袋入り断熱材での性能差はありません。なぜこだわる人たちが袋入り断熱材を使わないかと言いますと、例えば防湿フィルムの施工。極力つなぎ目をなくし、どうしてもつなぐ部分はびっちりと気密テープを張り、完璧な気密防湿を目指しますが、最初からぶつぶつと防湿層が細切れになっている袋入り断熱材ですと、テープ処理の為にかえって手間がかかります。また、4周の防湿フィルムの耳が切れ目なく施工できる窓の無い壁の部分であれば気密テープでの処理は可能になりますが、窓の部分などで袋ごとカットしたりしますと、防湿フィルムの耳が無くなってしまうため、テープの処理精度ががくっと落ちます。これは換気ダクト等の開口部やコンセント周りでも同じことが起きます。そのため、ちゃんと施工するという事がものすごく困難なのが袋入り断熱材となります。きちんとした断熱気密防湿施工をやったことがあり、今後もそういう施工を続けていこうという気持ちがある人であれば、袋入り断熱材は手間がかかり自分の首を絞めることになるため施主様に勧めるという事は無いかと思います。上述の理由により、私も通常の住宅用途の建物であれば使いません。
- 現在、土地を探してるところです。 2箇所候補があるのですが、どちらの土地も50mのところに電話会社の鉄塔があります。 ネットで電磁波で健康被害が出ると記事がありましたが、森さんはどのようにお考えですか? また、電磁波を防ぐ方法はありますか?
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GHz帯の電波の場合、電波防護指針の基準値は61.4V/mという電界強度以下が求められます。デジタル携帯電話基地局のアンテナ基地局から発せられる対象とする空間における電界強度は50m地点であれば0.5V/m前後であることが多いと言われています。それでも気になるようであれば、電磁波をはじく目的で、基地局アンテナ方向の屋根や壁面にアルミを蒸着させた遮熱シートなどを施工すると良いかと思います。窓はブルーやブロンズのLow-Eガラスにした方が良いかと思います。ちなみに、一般的なノートパソコンから発せられるゼロ距離の電界強度は1500V/m前後になります。電磁波が気になるようであれば、家の外からやってくる電磁波よりも、家の中で発生する電磁波の対策が優先かと思います。
- 凰建設近くの気温を見てみると冬場は最低気温が-5℃以下になることもあるかと思いますが、トリプルガラス(APw430相当)とペアガラス(APw330相当)で体感温度に差はでますでしょうか?
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ものすごく変わる。と言いたいところですが、おそらく、引っ越したすぐはどちらも全く変わらず暖かいという感想になるはずです。住んで最初の冬はどちらの仕様のお客様でも同様に暖かいと言われます。しかし、年数が経つと差が出てきます。人間の体が快適な環境に慣れ、閾値が下がってきますと、昔は気づかなかった僅かな温度差や放射環境の差が、次第に気になるようになってくる人もいます。トリプルガラスの環境に慣れた人がペアガラスの環境に入ると、「ん?なんか寒くない?」となってしまうケースもよくあります。(全員がなるとは限りません)もし、自分は寒さに敏感だという自覚があるのであれば、トリプルガラスにしておいた方が無難です。
- LED交換不可のLED照明を採用することはありますか? 施主自身で交換できる器具でないとメンテナンス性も悪いし、都度工務店さんを呼ぶと費用も嵩んでしまうと思うのですが、どうなのでしょうか?
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交換不可の物を採用することはあります。設備機器においては、耐久性の違うものを混ぜるな危険という事を常々言っておりますが、以前は照明器具全体で見たときに、筐体の寿命>基盤等々の寿命>>>電球の寿命であったため、照明器具が寿命を迎えるまでの間に電球を何度も交換するという作業が発生していました。LED化が進んでくると、基盤等々の寿命と電球の寿命の差がほぼなくなり、電球を交換できたとしてもその他部分の電子機器の寿命が来てしまっているため、どのみち器具ごと交換というケースが予想されるため、電球が個別に取り外せない器具が増えてきました。さらにリモコンがついていたり、センサーがついていたりという、電球以外の様々な電子機器が沢山ついている照明器具ほど電球以外の所がボトルネックとなり交換せざるを得ないリスクが高まります。
- エアコンの取り付けに関して伺いたいです。 素人ながらに気密をとる上でエアコンの取り付けは非常に大切だと思うのですが、御社でも気を付けられていますでしょうか? 気を付けている場合、どのようなところを気を付けていますか? 合わせてエアコンが破損した場合、工務店に依頼するべきでしょうか?
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エアコンの取り付けに関しては、冷媒の保温がきっちりなされているかどうかを検査項目として入れております。保温が足りなければやり直しです。わずかではありますが、エアコンの効率に影響してきます。スリーブ穴の気密やドレンホースの処理も気にします。弊社の場合、最初だけはこちらでつけさせて頂き、交換からは家電量販店でもいいですよとお伝えしております。冷媒管を再利用するのであれば、気密部分などは大丈夫かと思います。
- 木材塗料について質問です。 建具のシナ合板やカップボードや棚の造作家具のパイン集成材に何を塗ってもらうかで悩んでいます。 リボスやオスモといった自然塗料、蜜蝋ワックス、室内用のキシラデコールなど色々あると思いますがおススメを伺いたいです。
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無塗装でも良ければ無塗装をお勧めしておりますが、デザイン的にオスモやキシラデを塗ることもあります。いくら自然素材と言えども、塗った家と塗っていない家では匂いが全然違います。また、私は木材本来の匂いが家の中にある方が好きです。
- 基礎断熱で床下エアコンを採用予定なのですが、一階床の合板と柱の取り合い部分に隙間があります。 床断熱とは違いこちらは気密処理をしなくても良いのでしょうか? また、この隙間がある事により工事中の床下コンクリートからの湿気対策になるのでしょうか?
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床下エアコンの場合は、壁の内側などを通して暖かい空気を運ぶため、合板と柱などの部分は隙間を開けたままにしておくことの方が多いと思います。空調設計をどのように考えているかにもよりますが、より沢山の空気がつながっていた方がコンクリートの乾燥にも有利ですので、そのような理由で開けているのかもしれません。
- 換気量の調整のために二酸化炭素の測定器を購入しようと考えていますが、手ごろな値段でおすすめの商品はありませんでしょうか?
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以前は10,000円くらいの物が多かったのですが、コロナ後は4,000円前後の物も発売されているようです。家庭で使用するものであればそれで十分かと思いますので、安くても良いのでご購入いただき寝室などにおいて、朝チェックする癖をつけておくと良いかと思います。
- 以前換気について、第一種換気についてはダクト式、ダクトレス式ともに家主が継続してメンテナンスをする覚悟が必要と伺いました。 適切なメンテナンスを実施したと仮定して、第一種ダクト式、第一種ダクトレス、第三種ダクト式の耐用年数は概ねどのくらいなのでしょうか?
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耐用年数はさほど変わらないと思います。概ね20年くらいだと思っていただいて構いません。ダクトレス第三種の場合は、ホームセンターでも取り寄せができ、1か所20,000円弱で交換ができるかと思います。その他のやり方であれば、おおむね初期投資に掛かった機械設備分の交換費用が掛かってくるかと思っていただければ良いかと思います。ただ、天井や床、壁をめくらないとその工事ができない状況であれば、更に内装補修のためのお金がかかります。