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私の家は築8年を迎え、もうすぐ10年点検の時期になるため担当営業にどの程度の金額がかりそうか確認しました。すると、「多くの方は10年点検されても特に修繕されません。痛んでるのが分かったら修繕します」と言われましたが本当でしょうか? 痛んでから修繕では遅くないですか?
恐らく「痛んでいるのが分かってから」の意図は、構造躯体に被害が出てからという意味ではなく、このままいくと構造躯体に被害が出始めそうな外装材などの痛みを確認してから、という意図かと推測します。
メンテナンスには大きく分けて予防保全と、事後保全があります。
まだ使えるけど壊れたときに大変な思いをするから事前にメンテしておきましょうというのが予防保全、壊れてから変えればいいやと言うのが事後保全です。
家庭においては電球などの設備品は、多くの例で事後保全。外装の塗り替えや防水、防蟻の処理は予防保全がなされます。防水や外装については、晒されている状況によりメンテの頻度も金額も大きく違う為、一概には言えませんが、長期優良住宅であれば維持管理の履歴も残りますので、少し早め早めのメンテを心掛けて頂けると良いかと思います。営業さんにその旨を伝え、早めのメンテを依頼すれば良いかと思います。
森さんが設計した中で、史上最高にわくわくしたものを教えてください。優劣を付けてほしいという意図ではなく、思い出深い事例は何かなという意味です。
やはり第一棟目の設計は記憶に残っておりますね。
24歳、一級建築士になりたての私を信じて頂けたお施主様は今振り返っても凄いなと思います。
自分自身、毎現場少しずつ成長しているのが分かりますので、新しい設計はいつもわくわくしております。
外壁の通気層より外は断熱計算に含まれないかと思いますが、アルセコという外壁ではロックウール自体が通気する断熱材のため断熱計算に含む、という話を聞いたことがあります。 通気するのに計算に含められると聞きましたがなぜですか?
アルセコの場合は通気ではなく透湿だと思います。
海外でよくある通気層レスの外皮構成を作るためのシステムがアルセコです。その場合は外皮全体を断熱計算に含むことが出来ます。
通気層レスの工法の是非については、今の所何とも言えません。
火災が起きた際、通気層が無い事で上層階への延焼を食い止められるというメリットもあれば、質問にある様に、防水層に達した水が毛細管現象により躯体内に吸い込まれるのを防げるのかという懸念も残ります。
ケースバイケースなので単純に良否を論ずることはできません。設計者さんとよく相談なさってください。
設備に関するメルマガがありましたのでシステムキッチンについて教えて下さい。 IHヒーターや食洗機は10〜20年で壊れると思うのですが、躯体自体はきれいに使えばもっと長く使えるものでしょうか?某メーカーはステンレスやホーローだから長持ちと謳ってますがどうなんでしょうか?
キッチンの場合は本体を構成する構造材がどの様になっているのかがポイントです。
構造を支える素材が合板系だと、そのうちふにゃふにゃしてきますが、素材が金属系であればあまり痛みません。
よくリフォームに行くと、キッチンのデザインは古臭いけど全く痛んでいないという某金属にガラスコート素材のメーカーのキッチンを見かけます。
キッチンにおいてどうしても交換が必要なのが、水栓金具・コンロ・レンジフード・食洗器です。それらを規格サイズにしておき金属でできたキッチンを採用すればキッチン本体は一生モノと呼んで差し支えないかもしれません。
ただし、今主流の規格自体が変わるとなると将来的には本体も変更というリスクはあります。
また、合板で出来たキッチンが痛むのは主に水によるものですので、年中乾燥状態を保ちやすい家にすることで、合板系のキッチンの耐久性は格段に向上します。
200万円の元手がある場合、太陽光パネルに使うか、太陽光はPPAで賄い断熱性能に200万円を使うか、どちらが生涯コスト的にいいと思いますか?
断然断熱です。
迷う余地はありません。とにかく断熱にお金を掛けてあげてください。
断熱材の厚みで質問です。 屋根と外壁の断熱材厚み(熱抵抗)は2:1や3:2といった感じに屋根の方が厚めにした方が良いと聞きますが、これらに対して基礎断熱や床断熱はどれくらいの性能を持たせるのがいいのでしょうか?
床付近に熱源があるかどうかで大きく変わります。
床暖房を入れる床断熱であれば、壁よりも更に分厚くしないと折角の熱が床下にどんどん流れていきます。床付近の熱源が無いのであれば、壁と同じ、もしくは壁よりもちょい薄めでも良いかと思います。基礎断熱の場合は、立ち上がりは壁と同等、土間は壁の1/3程度で良いですが、これも床下熱源がある場合は更に分厚くしておかないと熱がどんどん逃げますので要注意です。
コーナー窓(L字窓)は耐震的に問題があるとお聞きしますが、許容応力度計算による耐震等級3していてもコーナー窓(L字窓)は避けた方が良いのでしょうか? 入隅がないことで空間が広く感じられるとお聞きしたのですがどうでしょうか?
コーナー窓の定義があやふやな気がします。
コーナー部分に柱が無く全てガラスになっている物を指すのか、柱はあるけど壁ではなくガラスになっているものを指すのか。それを混同して使っているのかなと思ったりも致します。
隅角部の柱は非常に重要な物になります。地震時のめり込み、引き抜きの力が最もかかりやすいので、柱が無い状態というのは避けたいところです。
では柱があったうえで窓があるなしをどうするかというと、それは全体のバランスを見なければ何とも言えません。角だけ壁になっていて、真ん中が全部ガラスという建物と真ん中が全部耐力壁で角だけガラスという建物では、後者の方が角の柱にかかる引き抜きが小さい為、ホールダウン金物を小さく、または無くしたりも出来ます。部分的な写真だけを見て、コーナー窓がダメだというのは短絡的です。
基礎断熱でスラブ下に断熱材を敷き詰めた場合、その断熱材自体の耐久性が気になります。 快適性、省エネなどメリットはもちろん分かりますが、何十年もの間、家の荷重がかかったり、断熱材の劣化等により家が傾いたりしませんでしょうか?
実は巨大なビルの足元にも断熱材が埋まっていたりしますので、そんなに特殊な工法ではありません。
ただし、断熱材は強度を担保するものではありませんので、地面に力を伝えるのは地盤改良の杭などの仕事です。
断熱材に強度を持たせるとか、内外装仕上げ材に断熱性を求めるとか、得意でない仕事を無理やり負わせようとする人がたまにいますが、ものすごく勿体ない考え方だと思ってます。
窓の経年劣化についてのどこがどのように劣化するのか教えてください。 とある方が以前動画で言っていたのですが詳細はあまりお話しされなかったので樹脂窓の経年劣化などがあれば伺いたいです。
素材としての劣化は30年程度の比較であれば樹脂でもアルミでも特には問題ないです。
100年同じ窓を使い続けようと思えば紫外線に当たる部分だけアルミになっている窓が最も良いかと思います。窓ガラスは基本的にどんな窓でも交換が必要になっているはずです(そうでない物もあるかもしれませんが)
窓が最も痛むのは可動部分です。丁番などの金物部分が一番最初にやられますので、それが丈夫な商品を選ぶといいです。

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