Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- 廃プラやマイクロプラの問題が挙げられる中で樹脂サッシのリサイクル率に課題があることはあまり取り上げられていないように感じております。 樹脂サッシ廃棄時の埋立割合を下げ、出来るだけリサイクルできるようにするには何から始めればいいと思いますか?
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製造時の環境負荷的にも、木製>>樹脂>>>アルミだと思いますし、リサイクルの問題もまた然りですね。全国における廃棄樹脂サッシの量は極めて少なく、リサイクルの仕組みを作るよりも燃やしたり埋めたりする方が経済的にも合理的でしたが樹脂サッシは鉱物資源の塊であり、100%リサイクルが可能な製品になります。今後増え続けるであろう樹脂サッシのリサイクル率を上げる取り組みは既に進んでおり、リサイクル樹脂の使用率を高めた商品などが今後順次発売されていきます。リサイクル問題に対しては、まず製品の寿命をあげてやるというのが大事でして、樹脂部分が紫外線にさらされ続ける半外付け納まりではなく、内付け+付加断熱で使うなどの工夫をすることで、そもそもリサイクルに出されるスパンを長くすることが大事かなと思います。木製サッシを使うという手法ももちろん良い事だと思います。
- 配線寿命の動画から質問です。 配線スペースを確保した家で実際に配線交換する場合、どのように行うのでしょうか?
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配線交換の頻度は30~40年に一回を想定しています。また、その工事を行うのは、自分ではなく次の世代の人になるかと思います。その際はいったん断熱気密処理が終わった状態にまで内装を剥がし、電線もやり直しつつ内装をやり直すイメージです。一部屋ずつでも良いかと思います。壁を剥がさないで電線をやるのであれば、全ての電線を配管に入れておくと良いかと思いますが、木造の建物であれば、プラスターボードを剥がすところまでならさほどの手間でもないので、前者のやり方でも良いかと思います。
- キッチンですが、キャビネットが木製よりホーローやステンレスで出来ているものの方が長持ちするように思いました。 ただ、水や湿気などで木製キャビネットがダメになるのが先なのか、それ以外の部分の寿命がきて取り換えるのが先でしょうか? キッチンを長持ちさせたい場合、どの部分に着目すればいいでしょうか?
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キッチン内部に湿気がこもらないような構造の家にするのが最優先です。
後はなるべくキャビネットが水に強い材料であると良いかと思います。
キッチンの寿命はキャビネットよりも設備部分から先に来ることが多いと思いますので、水栓やレンジ、コンロ、食洗器などがきちんとメンテ交換できるものにしておいた方が良いです。稀に交換できない構造の物もありますのでご注意ください。
- 凰建設では、従来法と金物工法のどちらを採用しておりますか? 木造軸組み工法で従来の方法と金物工法ではやはり強度が違いますでしょうか?
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弊社は基本的に在来工法、通し柱周りは金物工法となっております。断面欠損はもちろん考慮するに越したことはないと思います。地震で壊れている建物は、仕口や継ぎ手が先にやられることが多いです。
- 瓦屋根を採用するケース、しないケースなど使い分けはありますか?
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周りと景観を合わせる事を意識しています。
周りが瓦だらけの地域であれば瓦を提案します。
- 6地域にG3の家を建てられるよう、現在計画中です。 その際、私の趣味の部屋としてシアタールームを作りたいのですが他の部屋に音漏れを気にせず過ごしたい場合、換気扇やエアコンは専用のものを使用した方が無難でしょうか?
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換気扇やエアコンは専用の物にしてください。せっかく壁や床、天井をしっかり作っても、空気が繋がっていては台無しです。そこをケチろうとする人が後を絶ちませんが、換気空調を他の部屋と混ぜたシアタールーム(防音室)を作っても、残念な結果になることが多いです。断熱さえすれば気密は取らなくても良いと言っているのと似たような感じです。
- 経年劣化でシーリングファンが落下した事例はありますか? 定期点検等は必要でしょうか?
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私の経験上ではありませんが、そのリスクはゼロではないと思います。点検ができるに越したことはないかと思います。
- UA値が0.35~0.4くらいの性能の家で吹き抜けとリビング階段を設置する場合、寒さが気になるでしょうか? 気をつけるべき点などがあれば伺いたいです。ちなみに床下エアコンや床暖房はなしの予定です。
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地域と、窓の配置に大きく左右されますので、何とも言えません。
6地域程度であれば特に気にすることなくつけても良いかと思います。
- 完成見学会で見たロの字の中庭のある平屋がすごく素敵でした。 ただ、耐震や温熱、水はけなど性能的にはかなり心配な気がしますが、どうなんでしょうか?
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勿論、表面積が増えるので温熱的には不利になります。水はけも基礎の下をパイプが通ることが多いですが、それが詰まった際には大変なことになります。ロの字型の中庭が素敵な家だとすると大きな家かと推察致します。いろんなデメリットも踏まえたうえで設計されたのでしょうね。私も見てみたい気が致します。
- 太陽光を載せている家が火事になった場合、消化活動がかなり困難になり消防隊員も危険に晒すことになると聞いたのですが本当でしょうか?
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私が所属する消防団で受けた研修でも、燃えている太陽光発電パネルには極力近づかないという内容があったと記憶しております。ただ、太陽光に限らず分電盤周りやサーバールームや変電設備などの電気を扱う場所の火災は同様の危険度であり太陽光だけが特別にリスクが高いわけではありません。また、そのリスクが太陽光がもたらすベネフィットを上回るとは考えにくいと思います。