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Q & Aよくある質問

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COPやAPFが似ている同シリーズのエアコンの6畳用と10畳用、200V 14畳用を同じ条件下において暖房モードで動かした場合、同じ消費電力、吹き出し温度になりますか? エアコン効率や連続運転に14畳用がそもそも向いているのか伺いたいです。
6畳用(2.2kW)が400Wの消費電力で動いているという事は、800~1200Wの出力かと思います。
4kWのエアコンに変えても、同様の出力で動かすことはできるかと思いますが、その場合は2.2kWのエアコンの方がCOPは高い状態にあることが多いかと思います。
コンプレッサーの定格容量に近い状態で運転されているからですね。吹出温度については、コンプレッサーが送る冷媒の量などによっても変わりますので、同じとは限りませんが、劇的に変わるものでもありません。連続運転が向いているかどうかは、再頻出の空調負荷が、コンプレッサーの定格容量の2割減くらいに設定できるかどうかになります。14畳用のエアコンと6畳用のエアコンが定格の条件で連続運転した場合、消費電力の差は400W程度になります。暖冷房の時間が年間3000時間あったとすると、1200kWhの消費電力の差、35円/kWhだとすると42000円/年の暖冷房費の差になります。
6畳用が定格条件で連続運転で済むような空調負荷の家を設計した方がやはり有利かと思います。エアコンの選定よりも前に、空調負荷の計算が大事になります。それにより、6畳用の方が効率が上がることもあれば、14畳用の方が良い場合も有ります。
夏場の小屋裏エアコンの場合、冷房時に床下エアコンの床下ガラリは閉じておくものでしょうか? また機械による床下〜小屋裏の空気循環を行うことは、床下の結露の原因となるため、やめた方が良いでしょうか?
弊社の場合は、夏場でもガラリは開けておいてもらう様にしております。特に築年数が浅い内は、夏場でも沢山の水分がコンクリートから発散しますので、床下が高湿度になってしまう為です。
床下~小屋裏の空気循環は、床下の空気が露点温度以下に冷やされるような事が無いやり方なら、循環させた方が家の中は均一な温湿度になり易いかと思います。
第一種換気システムの場合、お風呂の換気扇を設置せずサーキュレーターで洗濯物を乾かすことはできますでしょうか? 換気扇は設置した方がいいでしょうか? サーキュレーターのみの設置でいい場合の注意点はありますでしょうか?
浴室の空気を動かせば浴室は乾きますので、それでも大丈夫かと思いますが、冬に、家全体の湿度が上がっていきますと、窓などで結露を起こす可能性も高くなります。
浴室の換気扇を無くす場合、冬季の窓の熱橋部での結露計算を設計者さんにやってもらうことをお勧めいたします。
床下エアコンは基礎内を暖めると思いますが、その際、基礎内の高温をエアコンが拾ってしまうのはよくありませんでしょうか? また機種によって違うと思うのですが、エアコンはどこで温度を感知しているのでしょうか? エアコンがサーモオフばかりしている場合、何か対策はありますか?
基礎内の高温をエアコンが拾ってしまうと、エアコンが「この部屋はもう温まった」と判断して運転を停止します。
いわゆるサーモオフという状態になりますので、あまり良い状態とは言えません。
エアコンは正面向かって右下にセンサーがついている機種が多いかと思います。
床下エアコンがサーモオフばかり場合の原因・対策はたくさんありますので、詳しい状況を把握する必要がございます。
エアコンが止まる場合、霜取りの為に止まってしまうというのもあると思います。しかし、寒い時に働いて欲しいのに止まってしまうのは問題です。寒冷地向けのエアコンにすればいいのでしょうか?
そうですね。霜取り運転はどうしても運転時間や外気温の要因で発生してしまいますので、それを嫌うのであれば寒冷地エアコンを選択されると良いかと思います。ただ、霜取り運転をしている時に何が嫌かというと、エアコンから冷風が出てきてそれが体に当たることになります。
エアコンの風が体に当たらないように設置することで、霜取り運転が起きても気にならないようにするというのも一つの解決方法になります。
高いエアコンを使うのではなく、まずは建築の工夫で済む方法を考えたいですね。
先日あるニュースで、コンクリート造の3Dプリンターで製作される住宅のニュースを見ました。 私としては、低価格で供給されれば、老後の住宅としても良いかなと思いました。森さんはどのように思いますか?また、将来普及すると思いますか?
将来的にはそういう住宅も普及すると思いますが、それは土地が広くて平坦な国の話かなと思っております。
日本でも土地にプラントを設置する余裕のある地方から普及していくかと思います。
今、新築の家に住んでいます。気密測定はしていないのですが、換気扇を回すとパイプファンが逆に回り、家が負圧状態になります。この現象は気密性がそこそこある事にはなるのでしょうか?

気密性がそこそこあり、給気口の計画が、なっていない家だと起こります。

我が家の外壁はパワーボードで塗料はグランロックです。 サイディング同様、塗り替えは必要ですが外壁自体は長持ちすると言われています。 森さんはパワーボードについてどのようにお考えでしょうか?
パワーボードはサイディングに比べると非常に耐久性のある外装材になります。多少塗り替えをサボったとしても頑丈に家を守ってくれますので、私はありだと思っております。ただ、ガルバと同じように、テクスチャの種類は限られますので、デザインの種類はそれほど多くないですね。
パワーボードで、裏に通気層がしっかり取ってある建物は、夏の暑さのピークをシフトしてくれますので、高断熱住宅との相性も悪くないと思います。
マンションを購入をしたのですが、少しでも性能を上げる為に内窓をつける予定です。 他に何か出来る対策はありますでしょうか?3種換気をダクトレス一種換気にする方法とかあるのでしょうか?

リノベが出来るのであれば、断熱も併せてやられた方が良いと思います。3種を1種に出来るかどうかは、給排気口の穴の大きさや数によりますので、換気業者さんの確認が必要です。

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