Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- 高気密高断熱の高性能住宅でも、空き家にしたり、エアコンや換気の使い方が悪ければカーテンにカビが発生したり、壁内結露も起きるのでしょうか?
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パッシブ換気の家であれば、比較的空気が流れますので、通年を通して安心かと思いますが、普通の第一種換気や第三種換気の建物ですと、電気を止めれば換気も止まります。使い方が悪ければ壊れるのは家に限らずどんな製品でも同じかと思います。
- 太陽光のパワコンは室内と室外どちらに設置するのが森さん的にはオススメですか?
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両方のパターンをやりますが、どちらでも良いかと思います。
パワコンの所だけしか非常用電源の採れない室内付け、比較的自由に非常用電源の場所を決められる外付け。発熱源としてカウントできる室内付け。カウントできない外付け。一長一短です。
- 窓の耐久性とコストバランスについて教えて頂きたいです。 建物の躯体は70年以上に対して窓は30年程度だと以前学びました。 日本の窓はつば付きだから外壁も剥がさないといけいけないとのことですが、結局のところどのように考えればいいのでしょうか?
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そもそも半外付けの窓というのは、住宅の耐用年数と窓の耐用年数が同じで良いじゃないかという前提の下で生まれた商品ですので、交換の事はあまり考えられておりません。
住宅の耐久性が上がり続ける中でつば付きの半外付けサッシを使い続けるのは、日本の住宅業界が抱える大きな矛盾点であり、この問題に対して、誰もが納得できる結論という物はありません。私も毎現場悩みながら納まりを考えております。今のところは、半外付け納まりであってもサッシを交換できるようにしておくというのが暫定的な答えではないかと思います。ただ、そうなると外壁を痛める必要があり、外壁を必要以上に耐久性の高い物にしてしまう、あるいは高価なものにしてしまうのは経済的ではありません。どんな窓を使うにせよ交換を意識して家を作るというぼやけた回答になってしまいますが、この問題は今、家づくりをしている人全員が30年後に直面する時限爆弾のようなものです。どうしたらいいでしょうかね。
- 現在、建築を依頼しようとしている工務店がセルロースファイバーを使用する工務店なのですが、正しい施工があれば教えて頂くことは可能でしょうか?
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しっかり吹き込む。防湿フィルムを施工する。天井に施工する場合は将来の沈下を見越しておく。でしょうか。
- 新築検討中です。 建築後のメンテナンス費用を抑えていくために抑えておいた方が良いポイントはありますか?
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メンテナンスの場合、耐久性を混ぜるな危険というのが大事です。
外壁にタイルを選んでも、外壁の内部でタイルよりも耐久性の低い物が施されていては意味がありません。住宅の生涯を通して、何度も掘り返す道路工事のように外壁をめくるようなことにならない様、構造や断熱、そこに潜り込む水道配管、電気配線、空調配管などの維持管理も考えられた仕様になさると良いかと思います。
- なぜJIS規格では、透湿防水シート(A・B)と透湿ルーフィングで基準となる透湿抵抗が違うのでしょうか? 外壁と屋根で求められる透湿性が違うのか、あるいはそれぞれの商品(メーカー)の棲み分けとなるよう基準設定されているのでしょうか?
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屋根のルーフィングは施工中において人が歩くことを想定しておりますので強度が必要となります。
強度を増すためには分厚くする必要がありますが、そうすると透湿抵抗値はどうしても高くなり、湿気を通しにくくなります。本当は透湿抵抗値は低い方が安全側に働くはずなのですが、強度と透湿性のバランスを求めた結果現在の数字になっているようです。
- 気密について質問です。 コロナやインフルエンザウイルスなどの感染防止のため密を避けることが推奨されていますが、その観点でいくと高気密による換気と窓を開ける換気ではどちらが有効といえるのでしょうか? 高気密はウイルスの温床になるのでしょうか?
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空気が入れ替わればどちらも同じです。家中の窓を絶えず5mm程度開けておくだけで、計画換気と同等以上の換気が出来ますのでそれでも構わないかと思います。ただ、その場合は防犯性など、換気以外のデメリットもあります。高気密がウイルスの温床になるのではなく淀んだ空気の中で呼吸をするのでウイルスの数が増えて行くのが正解です。いずれにしてもしっかり換気をすることは大事だと思います。
- 2階冷房用エアコンについて大事なことはサーモオフさせないということでしょうか?その場合、サーモオフさせないためにはどうしたらいいのですか?
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エアコンが動けど動けどエアコンのセンサーが設定温度に達しない状況を作ってあげる事です。方法はいろいろございます。
- 高断熱住宅の場合、洗濯物をヒートポンプ式ドラム洗濯機で乾燥し、乾燥できないものを部屋干しする場合、どこに干すのが効率が良いでしょうか? 性能はUA値0.4、C値0.3程度、3種換気、南側通路の二階建てで吹き抜けはなしの予定です。
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夏は脱衣に干すで良いと思います。冬はそれだと湿気がすぐに外に逃げてしまいますので、干す場所を変えたりできると良いのではと思います。除湿器は最終手段にしておき、まずはエアコンだけでしっかり除湿も室内干しも出来るようにする事を考えて計画をした方がよいと思います。
- HEAT20は、UA値とQ値それぞれに基準がありますが、Q値はG2付近、UA値がG1を少し超えた場合で体感的に違いがあるんでしょうか? そもそもどちらを基準にすれば良いのでしょうか?
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その場合は恐らく熱交換換気が入っているのではと想像します。どちらも大事な指標ですが、実質の体感に近いのはQ値の方かなと思います。