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窓の日射遮蔽の方法について質問です。 これから新築する我が家は、6地域でHEAT20のG2くらいの仕様かつ東道路、南は隣家と3mほど空いています。夏の日射遮蔽にすだれを使おうと思っているのですが、二階の南窓・東窓は滑り出し窓ですだれやシェードがとりつきません。窓の大きさは700×900で南は少し軒が出ています。どうやって日射遮蔽するのがいいのでしょうか?
南は軒をなるべく出す、東西は窓をなるべく減らすというのが、2階の日射遮蔽は有効です(角度があまり振れていない場合)
それができないのであれば、せめて反射率の高いカーテンなどを取り付ける事になりますが、内側で出来る日射遮蔽対策は大して効果はありませんので、気休めくらいに思ってください。
ηAC値というのは単純に低ければいいと考えて良い指標なのでしょうか?それともUA値やC値とは、取り扱いの仕方が異なるのでしょうか?
はい、ηAC値は夏の日射取得熱を表す係数で夏の暑さの為には低ければ低いほど良いです。
ただ、あまり低すぎると、窓の小さな家という事になり、暗いとか冬に日射取得を望めないという別の問題が出てきます。
6地域で家づくり中です。 経済面、メンテナンス面でダクトレス第三種換気を採用する予定ですが、排気口の位置で注意することはあるでしょうか?今の所、24時間換気の排気口はトイレにつく予定です。また、夏や冬の家の使い方で気を付けることはありますか?
普通にトイレや浴室などのダーティーゾーンから抜けばよいと思います。
断熱が十分で、もう一歩進んだことをやってみるのであれば、パッシブ換気や浴室の循環ファンにチャレンジしてみても良いかと思います。工夫するのであれば、夏や冬はちょっとマニュアル運転、特にしないのであれば回しっぱなしで良いです。
高気密高断熱の住宅でダクト式第1種換気を採用した場合、局所換気として付く浴室とトイレの第3種換気については消し忘れによる負圧を防ぐために、人感センサーによりオンオフする事は運用上間違いでしょうか?
間違いではありません。
局所換気の稼働時間がなるべく少なくなるように設定してあげたほうが良いです。
新築して窓をAPW330にしたんですが、冷気を感じるので内窓を検討しています。 内窓は外窓よりも性能が良くないと聞きましたが、目安としてプラマードUのlow-e複層ガラスくらいは必要でしょうか?それ以上、低い性能だと問題が出ますでしょうか?
建築士の試験でも出てきますが、内窓と外窓があった場合は、内窓の方をより高性能で高気密にするべきです。
APW330に取り付ける内窓であれば、最も性能の高い物を付けておいた方が良いかと思いますので、仰るようにプラマードUのLow-e複層くらいはつけておいても良いかと思います。
高気密高断熱住宅であれば湿度は一定とありましたが、これは3種換気、1種換気、どちらにも言えることなのでしょうか?

やはり1種換気(熱交換付き)の方が一定に近くなります。3種換気でより一定に近づけるために、パッシブ換気などの技術がありますが、やはりお金をかける分、1種換気に軍配が上がります。

結露について質問です。 防湿ラインを断熱材の室内側できっちり取る、面材は透湿抵抗の小さいものを選定するなどし、壁内結露対策は出来ていたと仮定します。 その上で、家の一角にグラスウール300mm(防湿シートなし)の壁で包まれた防音室が出来た場合、防音室と外壁の間で結露のリスクは高くなりますでしょうか?
グラスウールは防音の為だとするのであれば、300mmグラスウールと、外壁構造の防湿ラインの間に、通気層を作ってあげればよいかと思います。300mmのグラスウールを断熱の足しにもしたいという事であれば、防湿ラインを丁度いい所を計算して300mmの厚みのどこかで取られるようにすると良いかと思います。
断熱気密防湿をきちんと計算してくれる会社さんであれば、そこまで難しい注文ではないかと思いますので、依頼先にそのまま相談されると良いかと思います。
冷房負荷を減らすために、スラブ下断熱をあえて減らして調整することがあると思います。 しかし、地面からの冷熱がスラブに伝わったとして、その冷たさの恩恵を受けられるのでしょうか?床下冷房が1階に上らないのと同様、地面からの冷熱も床下に溜まったままになるイメージがありますが、輻射熱は上昇するのでしょうか?
仰る通りで輻射熱は上方移動しますが、対流は上方移動は基本的にしません。
なので、床下空間も換気に組み込むなどして、床下の空気が室内と混ざるような工夫をした方が良いかと思います。スラブ下断熱の厚み調整は、本当にこだわっている会社さんくらいしか聞きませんが、そこまでこだわっている人であれば、当然そういう工夫もなされているはずですので、実際のケースで具体的に聞いてみると良いと思います。
気密部材の耐久性についてです。 気密部材は性能劣化するのでしょうか?耐久性が半永久的というわけではないと思いますので、耐用年数が気になります。劣化に伴い補修・交換は出来るものなのでしょうか?
当然劣化は進みます。
なので、気密部材もなるべく劣化から守ってあげる事が大事です。劣化の原因として大きいのが温度と紫外線と水分です。
温度変化がなく、紫外線が当たらず、水分に晒されない環境を作るために、一所懸命付加断熱や防湿をしたりするわけですね。また、劣化した後でも一定の性能を担保できるよう、最初の気密性能を出来るだけ上げておくというのも重要になってきます。
作り方や気密部材の選定でどの程度劣化するのかは本当にバラバラです。1990年代に北海道の大学がこうすればこの程度気密の劣化を止められるという研究をしておりますので、興味があれば調べてみてくださいませ。現時点では8割程度の答えが出ている感じです。
エアサイクル工法についてご意見お聞かせください。 今、6地域で工務店を巡っている最中なのですが、候補としている工務店でエアサイクル工法を採用しています。通気するから家が長持ちする、通気するけどC値は1を切るようにするから断熱はUA値0.6で十分と言われましたが、本当でしょうか?
エアサイクル工法に限らず、家の断熱性と内気循環量は反比例の関係にあります。断熱性能が高ければ高いほど、内気循環量は少なくても室内の環境は均一に出来ます。逆に断熱性能が低ければ低いほど、内気循環量は多くしないと室内の環境は均一に出来ません。
エアサイクル工法は内気循環量を多くして、断熱性能がそこまで高くなくても家の中を均一な環境に出来るよう考えられた工法になります。
内気循環量が多いという事は、ファンが回っている状態という事になりますので、どうしても、モーターの消費電力と音は発生してしまいます。
また、冬季に家の中で無風が実現できるかどうかも間取りに寄るかなと想像します。是非、そのあたりも踏まえて、ご自身で夏冬の室内環境を体験してから判断していただけると良いのではと思います。

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