Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
新着のご質問
- ηAC値というのは単純に低ければいいと考えて良い指標なのでしょうか?それともUA値やC値とは、取り扱いの仕方が異なるのでしょうか?
- はい、ηAC値は夏の日射取得熱を表す係数で夏の暑さの為には低ければ低いほど良いです。ただ、あまり低すぎると、窓の小さな家という事になり、暗いとか冬に日射取得を望めないという別の問題が出てきます。
- 6地域で家づくり中です。 経済面、メンテナンス面でダクトレス第三種換気を採用する予定ですが、排気口の位置で注意することはあるでしょうか?今の所、24時間換気の排気口はトイレにつく予定です。また、夏や冬の家の使い方で気を付けることはありますか?
- 普通にトイレや浴室などのダーティーゾーンから抜けばよいと思います。断熱が十分で、もう一歩進んだことをやってみるのであれば、パッシブ換気や浴室の循環ファンにチャレンジしてみても良いかと思います。工夫するのであれば、夏や冬はちょっとマニュアル運転、特にしないのであれば回しっぱなしで良いです。
- 高気密高断熱の住宅でダクト式第1種換気を採用した場合、局所換気として付く浴室とトイレの第3種換気については消し忘れによる負圧を防ぐために、人感センサーによりオンオフする事は運用上間違いでしょうか?
- 間違いではありません。局所換気の稼働時間がなるべく少なくなるように設定してあげたほうが良いです。
- 高気密高断熱住宅であれば湿度は一定とありましたが、これは3種換気、1種換気、どちらにも言えることなのでしょうか?
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やはり1種換気(熱交換付き)の方が一定に近くなります。3種換気でより一定に近づけるために、パッシブ換気などの技術がありますが、やはりお金をかける分、1種換気に軍配が上がります。
- 結露について質問です。 防湿ラインを断熱材の室内側できっちり取る、面材は透湿抵抗の小さいものを選定するなどし、壁内結露対策は出来ていたと仮定します。 その上で、家の一角にグラスウール300mm(防湿シートなし)の壁で包まれた防音室が出来た場合、防音室と外壁の間で結露のリスクは高くなりますでしょうか?
- グラスウールは防音の為だとするのであれば、300mmグラスウールと、外壁構造の防湿ラインの間に、通気層を作ってあげればよいかと思います。300mmのグラスウールを断熱の足しにもしたいという事であれば、防湿ラインを丁度いい所を計算して300mmの厚みのどこかで取られるようにすると良いかと思います。断熱気密防湿をきちんと計算してくれる会社さんであれば、そこまで難しい注文ではないかと思いますので、依頼先にそのまま相談されると良いかと思います。
- 気密部材の耐久性についてです。 気密部材は性能劣化するのでしょうか?耐久性が半永久的というわけではないと思いますので、耐用年数が気になります。劣化に伴い補修・交換は出来るものなのでしょうか?
- 当然劣化は進みます。なので、気密部材もなるべく劣化から守ってあげる事が大事です。劣化の原因として大きいのが温度と紫外線と水分です。温度変化がなく、紫外線が当たらず、水分に晒されない環境を作るために、一所懸命付加断熱や防湿をしたりするわけですね。また、劣化した後でも一定の性能を担保できるよう、最初の気密性能を出来るだけ上げておくというのも重要になってきます。作り方や気密部材の選定でどの程度劣化するのかは本当にバラバラです。1990年代に北海道の大学がこうすればこの程度気密の劣化を止められるという研究をしておりますので、興味があれば調べてみてくださいませ。現時点では8割程度の答えが出ている感じです。
- 通常のパッシブハウスとパッシブハウスプラスは何がどう異なるのでしょうか?
- すごくざっくりいうと、パッシブハウスプラスの方が年間一時エネルギー消費量が少ないという事になります。普通のパッシブハウスの半分だと思ってください。その上に、パッシブハウスプレミアムというグレードもあります。プレミアムになると、更に半分という感じです。
- 付加断熱をやったことがない工務店・ハウスメーカーに施工してもらうことは危険でしょうか? 実績がないので結露を誘発し、逆にやらない方がよかったということにならないかなと心配しています。
- 正しくやれば、初めてでも大丈夫です。ただ、誰でもそうですが、初めてやる事は時間がかかり、割高になっていきます。そういったコストを自分が負担して工務店を育ててあげるんだくらいの気持ちで依頼していただければと思います。
- 上下階の温度差の解決方法について質問させてください。 我が家は6地域、UA値0.41、C値0.3、Q値1.58で南東に触れている狭小地です。 2階リビングで南東に大きな窓を設置しました。 秋になると2階は快適なのですが1階は日当たりがよくないためか、上下階の温度差が4度程度出てしまいます。このような温度差を解消する方法はありますか?
- 秋のオーバーヒートはなかなか難しいですね。日当たりが良い家であれば、1階の床から温められるので、上下階の温度差は丁度良い感じになるのですが、そうもいかない場合も多いです。質問者様の場合、吹き抜けがあれば、1階の床付近から吹き抜けの上に向かって、もしくは吹き抜けの上から1階の床に向かって、サーキュレーターなどで空気をかき混ぜてあげるというのが良いかと思います。そうでない場合は、逆に上下の空気が動かない事を利用して、1階だけは暖房をつけてしまうのが良いかと思います。色々試してみてくださいませ。
- 上棟のご祝儀にいくら包めば良いのか迷っております。 予算が余ってる訳ではありませんが、長いお付き合いになるのでお渡ししたいと考えております。棟梁制の会社でご担当者ががっかりしない額を伺いたいです。
- これは地域によっても相場が違ったりしますので、素直に現場監督さんや設計士さんに相談してみてはいかがでしょうか。棟梁にまとめて渡す方法もありますし、上棟の際に参加していただいた方全員に渡す方法もあります。お金ではなく、お酒などにされる方もおられます。金額も5,000円~3万円程度と、バラバラです。少なかったからと言って残念に思う人はいないかと思いますので。あまり気にしなくても良いかと思います。