2024.08.18
配線の耐久性について質問です。 配線の安全性を重視するとおおよそ何年後くらいに交換が必要になりますか?また、配線のメンテナンス性を考えた場合、どのような設計をすればいいでしょうか?
電線の直線部分でトラブルが起きる可能性はそこまで高くなく、どちらかというと結束部分です。
断熱材や配線をすべて交換する作業は、新築と同等の作業になり費用も建て替えよりちょっと安い程度の大規模なメンテナンスになってしまいますのでお勧めしておりません。
そのため、断熱材も電線もそのまま埋め殺して、室内にもう一層、配線層を作るというのが落としどころだと考えております。
いつもお勧めしているのは、30年後くらいに訪れるであろう、内装の大規模改修において、内装をはがすついでに電線の劣化も確認して必要であれば交換できるような仕組みで家を建てることです。