2024.05.25
水回りの床材でイージーメンテナンスでランニングコストを抑えたい場合、クッションフロア、長尺シート、プラスチックタイルはどちらが好ましいでしょうか?
悩ましい質問です。水回りというと、キッチン、洗面脱衣、トイレなどだと思いますが、最も厄介なのは、床材と上に載っている設備の耐久年数の違いをどうとらえるかにより変わります。
設備は大体15年くらいで交換になるかと思いますが、床材がそこまで持たないものの場合、まだ使える設備を一旦外して床材のメンテをすることになります。外して付けるだけでは勿体ないので、設備も新しいものに変えてしまいましょうとなりがちですが、まだ使える物を交換するのももったいない話です。
丁寧に使えばクッションフロアでも設備のメンテナンス時まで持たせることは可能ですので、うまくいけばクッションフロアが一番安く収まります。
長尺シートやPタイルの場合、設備よりも耐用年数は長くなりがちですので、設備の交換の際、そのままにするか、せっかくだからとまだ使える状態の物を剥がすことになります。
トイレの床材に関して言えば、男性が立ってするか座ってするかによって大きく変わってきます。立ってする場合はどうしても臭いが染みつきますので、こまめに張替える事が出来るクッションフロアの方が将来的に快適に使えるかと思います。