Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
その他
- 家のデザイン(意匠)について、目を養う方法を教えて欲しいです。 HouzzやYoutubeなどで情報収集していますが、もし実物を見たい場合はモデルハウスや住宅展示場に行く以外の方法はありますか?
- 実物を見るのはやはり足を運ぶしかないと思いますが、写真や動画でも相当に学ぶ事は出来るはずです。むしろ、解説も一緒にしてくれる分、自分だけでふむふむと見るよりも理解は進むのではないでしょうか。プロとして目を養う事を考えているのか、住まい手として考えているのかにもよりますが、住まい手としてであれば、それを自分で再現する必要はないのですから、好きなイメージやテイストがある程度言語化できるところまでやれば十分ではないかと思います。
- 森さんの「子供たちに社会に負の遺産にならない家を残そう」という考えにとても共感しています。 今、私自身は長期優良住宅の木の家で暮らしていますが、平成2年築の某HMの軽量鉄骨の家も保有しております。 この家を直して住む価値があるのか悩んでいますが森さんならどうお考えになりますか?
- 難しい質問ですね。旧38条認定によって建てられた建物だと思いますので、当時建てたそのHM以外の建築会社だと、手をつけようとしない可能性が高いです。そのHMに相談したときに、直す相談に乗ってくれるかどうかは聞いてみないとなんとも言えません。旧38条認定や型式適合認定の建物が生みの親(建てた建築会社)に見放されると、そのまま住むか、壊すかという選択肢しか無くなってしまいます。一縷の望みをかけて、建てた会社に聞いてみてくださいませ。
- 高気密高断熱で湿度が一定に保たれる家だと、箱や袋で購入する果物や米の保存ってどうするのが良いのでしょうか?冷蔵庫を追加で購入したりするのでしょうか?
- まず、夏の場合は、どちらも普通の家よりずっと長持ちします。冬の場合、米は特に気にせず袋のまま置いていただいて大丈夫です。果物はやはり外の環境よりは痛みますので、我が家の場合は冷蔵庫に仕舞うようにしております。果物の頂き物などが大量にある場合は、ちょっと困りますので、外物置などを購入された方が良いかもしれませんね。
- 上棟のご祝儀にいくら包めば良いのか迷っております。 予算が余ってる訳ではありませんが、長いお付き合いになるのでお渡ししたいと考えております。棟梁制の会社でご担当者ががっかりしない額を伺いたいです。
- これは地域によっても相場が違ったりしますので、素直に現場監督さんや設計士さんに相談してみてはいかがでしょうか。棟梁にまとめて渡す方法もありますし、上棟の際に参加していただいた方全員に渡す方法もあります。お金ではなく、お酒などにされる方もおられます。金額も5,000円~3万円程度と、バラバラです。少なかったからと言って残念に思う人はいないかと思いますので。あまり気にしなくても良いかと思います。
- 廃プラやマイクロプラの問題が挙げられる中で樹脂サッシのリサイクル率に課題があることはあまり取り上げられていないように感じております。 樹脂サッシ廃棄時の埋立割合を下げ、出来るだけリサイクルできるようにするには何から始めればいいと思いますか?
- 製造時の環境負荷的にも、木製>>樹脂>>>アルミだと思いますし、リサイクルの問題もまた然りですね。全国における廃棄樹脂サッシの量は極めて少なく、リサイクルの仕組みを作るよりも燃やしたり埋めたりする方が経済的にも合理的でしたが樹脂サッシは鉱物資源の塊であり、100%リサイクルが可能な製品になります。今後増え続けるであろう樹脂サッシのリサイクル率を上げる取り組みは既に進んでおり、リサイクル樹脂の使用率を高めた商品などが今後順次発売されていきます。リサイクル問題に対しては、まず製品の寿命をあげてやるというのが大事でして、樹脂部分が紫外線にさらされ続ける半外付け納まりではなく、内付け+付加断熱で使うなどの工夫をすることで、そもそもリサイクルに出されるスパンを長くすることが大事かなと思います。木製サッシを使うという手法ももちろん良い事だと思います。
- 家の引き渡しの際、大工さんへの謝礼やお世話になった工務店さんへのお中元やお歳暮は送るべきでしょうか?
- 施主様からお中元やお歳暮を貰うことはもう殆どありません。完成時は金額や品物云々ではなく、お子さんが描いた家や大工さんの絵とかそういうものも非常に嬉しいです。
- 建築士の将来展望についてお尋ねします。 人口減少のため今後は闇雲に家やマンション、公共建築を増やす時代ではなくなり、高性能化、意匠性などが建築士に求められる時代になると予想しています。 今の小学生が建築士を目指すことについてどのようにお考えですか? また、アドバイスはありますか?
- まず第一に建築が好きだという事が挙げられると思います。
好きで好きで仕方ないなら、勝手に意匠や構造、設備の勉強もやり始めます。住宅の建築士は、全職業中、最もエンドユーザーと深く触れ合うことが出来る仕事です。人が好きで家が好きな子に建築士を志してほしいなと思っています。全国に名だたる住宅設計者さんたちが居られますが、やはり皆さん共通するのは、住宅が好きだという事です。建築愛の深さが知識や技術の差であり、そのまま差別化につながっています。努力することが苦労だと思ってしまうレベルの建築愛では食べていくのは難しいと思います。ブラックな労働環境は強制されてはいけないかと思いますが、好きな人は勝手に時間を忘れて没頭します。そうして知識と腕を磨いてきた人と、仕事は仕事と割り切って向かい合っている人、ご自身であればどちらの人に設計を依頼したいと思うでしょうか。一生に一度そして一生で最も大きな金額を託す相手に選ばれるって、そういう事ではないでしょうか。
- 現在、土地を探してるところです。 2箇所候補があるのですが、どちらの土地も50mのところに電話会社の鉄塔があります。 ネットで電磁波で健康被害が出ると記事がありましたが、森さんはどのようにお考えですか? また、電磁波を防ぐ方法はありますか?
- GHz帯の電波の場合、電波防護指針の基準値は61.4V/mという電界強度以下が求められます。デジタル携帯電話基地局のアンテナ基地局から発せられる対象とする空間における電界強度は50m地点であれば0.5V/m前後であることが多いと言われています。それでも気になるようであれば、電磁波をはじく目的で、基地局アンテナ方向の屋根や壁面にアルミを蒸着させた遮熱シートなどを施工すると良いかと思います。窓はブルーやブロンズのLow-Eガラスにした方が良いかと思います。ちなみに、一般的なノートパソコンから発せられるゼロ距離の電界強度は1500V/m前後になります。電磁波が気になるようであれば、家の外からやってくる電磁波よりも、家の中で発生する電磁波の対策が優先かと思います。
- 今、車で4時間離れた他県に新築を考えています。 土地探しもこれからです。出来たら建てる地域のことをよく知っている地場工務店で建てたいのですが、うちはフルタイム共働きで乳幼児が2人いるので毎週末に打ち合わせも厳しいです。このような場合、効率的な家づくりはどうすればいいですか?
- 自分が動けないのであればだれかに頼るしかありませんが、とにかく信頼できる建築会社を探すことに注力してください。それが設計事務所でも工務店でもメーカーでも構いませんが、土地探しも建築も、そちらに任せっきりになるはずです。今はZOOMなどのツールもありますので、有効に利用されると良いかと思います。ただ、遠く離れたところで土地から探すというのは、相当に厳しいと思いますので、引っ越してから対応が無難かと思われます。
- 伊勢湾台風以来1度も水害が無い、伊勢湾や長良川に近い1種低層エリアでは新築しない方が良いですか?古いマンションは耐震など不安です。
- 長島-桑名-四日市あたりの場合、台風もですが、地震による地盤の崩れや津波の方が心配かなと想像致しました。ハザードマップをよく確認していただければと思います。