Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
設計について
- これから住宅を新築するうえで調湿素材不使用、第3種換気で、室内を適度な湿度に保つためには、何をすべきでしょうか? 断熱性能、気密は、湿度にも影響しますでしょうか?
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断熱、気密、防湿、適切な空調換気設計。それだけ揃っていれば第三種換気で、普通の壁掛けエアコンでも大丈夫です。調質素材はあった方が湿度の動きがまろやかになりますが必須ではありません。それをきちんとできる人に頼むのが一番です。
- 凰建設では準防火地域の家を建てる際にも、HEAT20のG3クラスの家を建てるのが最終的に最も良いと考えられているのでしょうか? 一番性能の良いトリプル樹脂や高気密高断熱の玄関ドアを使用すると防火性能が落ちるため、屋根・壁・床の断熱性能を上げてカバーするのでしょうか?
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難しい問題ですね。準防火地域では弊社の場合ですと、外側に防火サッシ、内側には内窓という形で性能を上げていくことが多いです。そうすると特に無理なくG3クラスの家は建てられます。それも人それぞれだとは思いますので、性能を決める際は、どんなところが落としどころになるのかを、住まい手さんとディスカッションしながら決めております。準防火地域でUA値0.19W/m2・Kみたいな事に落ち着く家もあれば、0.4W/m2・K程度になることもあります。
- 省令準耐火構造は施主に説明されていますか? 私の建築予定地は周りが田んぼの田舎です。相談中の地元工務店から説明がありません。火災保険が半額になりますが建築費用が余分にかかるのでコスパがどうなのか伺いたいです。
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最初のアンケートで「省令準耐火にしたいか」を聞きます。何それ?という方には説明をして、YES/NOで答えられる方はそのようにします。省令準耐火は、正しい省令準耐火と、偽省令準耐火がありますが、火災保険の割引はどちらも同じです。そして、正しい省令準耐火は循環ファンや配線胴縁ができません。また、偽省令準耐火は保険会社に対する詐欺になるかどうか、かなりグレーな事になります。そういった事を説明したうえで、省令準耐火にするかどうかを決めるようにしております。
- 凰建設で施工された住宅では、外気温何度くらいまで無暖房で生活されてますか?
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岐阜地域での話ですが、敷地条件が恵まれている場合は太陽さえ出ていれば1月でも2月でも無暖房で生活できるように設計することは可能です。
- 木材の腐朽要因として含水率がありますが、表面からどこまでの厚みの平均を測定できるかは、(特に非破壊の)水分計によっては様々だと思います。これといった厚みの目安はあるのでしょうか?
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一般的に住宅用の木材は構造材で厚みが105mm~120mm程度あります。
そのため、測定深度が50mm程度の物であれば、大概の材料の含水率は適正に測れると思ってよいかと思います。5万円程度の高周波式含水率計であれば、その程度は測れるかと思います。
- プレカットした木材を現場で削ったり、切ったりするなど微調整することはあるんですか? 仕口部分のひび割れはあっても大丈夫なんでしょうか?
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土台や桁など、欠け防止の為にあえて少し伸ばしてプレカットをしておき、後で切るというやり方もあります。弊社はそうしております。仕口部分のひび割れ(小口?)は特にあっても問題ありません。今は仕口の精度よりも金物の強度で緊結されてしまっているという要素の方が強いからです。
- 玄関の土間を無くしてドアを開けると無垢のフローリングでフラットな床にしたいと思っています。アメリカの家のような感じで靴は外で脱いで棚に置きます。懸念材料はありますでしょうか?
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外で靴を脱ぐなら、ぜひ内開きの玄関ドアも検討してみてください。日本のメーカーではラインナップがありませんので輸入材や造作の玄関ドアになりますが、その生活パターンであれば内開きのドアの方が使いやすいと思います。実際、アメリカの場合、玄関ドアは内開きが多いです。
- リビングに小上がりの畳コーナーを設けようと思います。 そこから直接出られるようなタイルデッキもしくはウッドデッキをつけたいのですが、基礎と高低差があります。 床下断熱で換気口もあるので、フラットに施工するのは難しいのでしょうか?
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畳コーナーとフラットに施工することもできますが、デッキと庭の高低差は1m近くになるのではないでしょうか。その高低差を使い勝手的、意匠的にうまく解消できれば、やっても良いかと思います。ウッドデッキ下を簡易的な収納スペースにできたりしますね。
- 凰建設では、基礎の養生期間はどのくらい取っていますか? 最近建った近所の建売は3日ほどでしたが、季節等によってちょうどいい長さはあるのでしょうか。
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早く固まるコンクリートを使うと、早く型枠を外したり土台を乗せたりすることができるようになりますが、土台を伏せてアンカーボルトを締めるまでであれば、3日は早すぎる気がします。弊社は大体立ち上がりの打設から上棟まで2週間程度を見ております。季節はあまり関係なくそのくらい、養生を取ります。
- 設計される上で蓄熱は検討しておられますか?
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はい、新しい断熱構成にする時は確認をするようにしております。