Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
設計について
- 「点で接合された木材はすぐに乾きますが、線で接合された木材や面で接合された木材はなかなか乾きません」と伺ったのですが、『点で接合された木材』と『線で接合された木材』とは、どういうもののことを指すのでしょうか?
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梁と柱などは、直交する点で接合された木材、枕梁などは線で接合された木材。剛床の上のフロア材などは面で接合された木材という感じでとらえていただければと思います。
- ガルバリウム屋根で太陽光パネルのキャッチ工法を検討しています。 キャッチ工法で掴んだところの塗装剥がれによる電食、腐食が気になっています。業者に聞いても、傷がつかない金物を使用していると言われるばかりで不安です。太陽光に一番合っている屋根材は何になりますか?
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電蝕のデメリットがあったとしても現段階ではやはりガルバ屋根+キャッチ工法による施工が最もデメリットの少ない太陽光の設置方法だと思います。ガルバ屋根の再塗装ですが、地域にもよります。海なし県の岐阜だと、太陽光パネルと同じくらいの寿命があると思っても差し支えないような気がします。
- 窓の規格で質問です。佐藤の窓(スマートウィン)に興味があります。ドレーキップ、FIXそれぞれ既製サイズの規定はあるのでしょうか?
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既製のサイズはありません。自由に作っていただく事が出来ます。ただ、ガラス寸法の高さと長さ、どちらかに制限が出ますので、巨大すぎる窓を作りたいという場合は設計士さんを通して確認していただいた方が良いかと思います。
- 意匠性を優先してリビング南面の掃き出し窓はサーモスXを導入予定で、 東西方面のその他箇所はAPW330やエルスターS等の樹脂窓を考えております。 ただ工務店からは「違う種類の窓を入れると冷気が性能の悪い箇所に集まり結露しやすい」と言われました。本当にそんなことあるのでしょうか?
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冷気が集まるということはありませんが、最も性能の悪い窓が結露のボトルネックになりますので、違う種類の窓を使う場合は、最も性能の悪い窓の選定に気をつけたほうが良いです。弊社でも準防火地域で建設している家などは、メーカーもグレードも違う5種類の窓を使ったりしておりますので、窓の種類が増える事自体は悪くありません。
- 基礎断熱ですが、床下収納を作る上での施工上の注意点などありますでしょうか?
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基礎断熱であれば特に施工上の注意点はありません。床下エアコンを採用する場合は床下収納の中がほっかほかになりますので、冷暗所にしまっておきたいものは入れないようにした方が良いと思います。
- 森さんは、LCCM取得が性能や予算面で可能な場合、取得したいと思いますか?
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ラベリングはどちらでも良いですが、弊社では全てLCCMの取れるレベルの性能の家を建てております。
- 高気密高断熱住宅で、いわゆる一般的なダクトレス第三種換気を使用すると埃が溜まりやすくなったり、カビやダニが発生し易くなりますか?
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きちんとした設計や施工が出来ていればOKです。換気の設計施工だけではなく、断熱の設計施工も重要です。
- 地域6で家を建てようと考えております。予算と相談しながらG2を目指して試行錯誤していますが、設計の方から窓はペアガラスのアルミ樹脂複合でガスなしのものを提案されています。 個人的にはペアガラスで樹脂がいいのですが、ご意見を伺いたいです。
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私であれば、樹脂窓にします。G1で樹脂アルミの家よりもG2で樹脂アルミの家の方が、内部の温度が上がりやすい分、湿度も沢山含むことができるため、相対的に結露しやすくなってしまいます。G2レベルまで断熱をされるのであれば樹脂窓をお勧めします。
- 今後、長い目で温暖化が進むという想定で質問です。 例えば6地域で高気密高断熱住宅の新築を進める場合、どんな点をより考慮すべきとかありますか? 冷房負荷が増えるので庇をより深くとかでしょうか?
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そうですね。より夏向けの仕様が重視されてくると思います。冷房期間がどんどん長くなり、太陽高度の低い時期でも冷房をする必要が出てきますので、日射遮蔽を如何に完璧にするかが肝になってくるかと思います。