よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

換気について

中華料理屋で炒め物を週4ぐらい作ってますが、掃除を怠ると煙や油汚れはどうしても発生します。御社のような高気密高断熱住宅の、キッチン周りの間取り、換気設計、キッチンとリビングの設計の考え方を教えていただけますか。

その使い方でしたら、必須になるのはキッチンの換気扇は外壁面にくっついている事です。コンロ周りに勝手口や窓は無い方が無難です。オープンキッチンでも良いですが、せめて正面と側面に壁のあるキッチンにすると良いかと思います。換気扇はお掃除機能付きなどは採用せず、掃除のしやすさの1点に絞って探すと良いかと思います。タカラのホーローレンジフードなどは相性が良いかと思います。

半外付けサッシを使用する場合、湿式外断熱工法が交換後の補修もやり易いような気がしますがどうでしょうか?ユーロサッシも検討してのですが、あまりに高すぎるのと台風が強い地域なので内付けサッシに抵抗があります。
私が半外付けのサッシを施工する際は、あえて付加断熱を2段階処理にして、後からでも何とか交換できるようにとは考えて施工をしております。

そうですよね、輸入サッシ、価格が跳ね上がりますよね。
私が半外付けのサッシを施工する際は、あえて付加断熱を2段階処理にして、後からでも何とか交換できるようにとは考えて施工をしております。
EPS断熱材は切り貼りもしやすいので、おっしゃる通りそれらの工法も後からやりやすい物の一つではあると思います。
ただ、贅沢を言えば、EPS断熱材による湿式外壁は、ヨーロッパの様に、厚みを15cmとか20cm取る事に真価が発揮されますので、厚さ数cmの日本のやり方はちょっともったいないような気も致します。
この辺の試行錯誤は終わりがありませんね。

また、内付けサッシが台風によって漏れるという事はしっかり施工していればありませんが、内開きサッシはあまりに強い風と雨を受けると、ほんの少し、水が家の中に入ってくることはあります。内開きサッシを取り付けられる場合は、台風の日に、窓の下にスポーツタオルを敷いておくと良いかもしれません。

玄関ドアについての質問です!片開きドアと親子開きでは気密性能はかなりの差がありますか
かなり、の定義は人それぞれで曖昧ではありますが、

かなり、の定義は人それぞれで曖昧ではありますが、親子ドアですと、気密は0.05cm2/m2程度落ちると考えて頂いても良いかと思います。JIS的には0.1cm2/m2落ちるかどうかという所です。

内と外を繋ぐためにデッキを作るという話をよく聞くのですが、デッキを作る以外に良い方法はありますか?
外と内をつなぐための伝統的な空間が「縁側」です。

外と内をつなぐための伝統的な空間が「縁側」です。私が思う最も良いのは縁側の内側が断熱気密ライン、縁側は外という形で作っておき、夏冬それぞれの気候に備える事だと思います。
庇を2m程度伸ばして空間を作るだけでも非常に良いつなぐ空間になるかと思います。

耐震等級3、高気密高断熱にすると一階の南側窓面積が小さくなると聞いたことがありますが本当ですか?

本当です。窓は断熱的にも耐震的にも弱点になります。無制限に窓を付けて耐震等級も3が取れるという事はありません。特に、南北に長い建物になる場合は、1階の南側の窓は思うように取れないことが多いです。

高気密高断熱にする事と、窓が小さくなることは関係がなく、耐震等級3を取ることだけが窓の大きさに関係してきます。

ただ、この手の話が、間違って伝わりやすいのは、質問者さん含めて殆どの方が、数字を入れずに話をするからです。例えば、南の間口7mに対して、耐震等級2であれば窓部分が4m壁部分が3mのバランスが可能だったのが、耐震等級3にすると、窓部分が3m壁部分が4mのバランスになりますなど、具体的な数字を入れないで「大きくなる、小さくなる」「思うように窓が取れない」という定性的な話をしてしまいますと、答えている人は、全面ガラス張りは流石に無理というイメージで話しているけども質問している人は、人の頭も出ないような窓しかつかないと受け取っているなどの齟齬が生じます。

具体的な質問には具体的な答えが返せます。抽象的な質問には抽象的な答えしか返せません。

質問者さんが思う南側の窓の大きさが分からない以上、答える側としては安全側を見て「窓は取れない」と答えるしかありません。

床下自主点検のために基礎の高さは何センチ以上必要でしょうか?
長期優良住宅のルール上は床下の空間は有効で300mmの高さが必要となっております。

長期優良住宅のルール上は床下の空間は有効で300mmの高さが必要となっております。しかし、住まい手の方が自主点検で潜るとなった場合、体格によっては300mmでは通れないという事も発生致します。床下をしっかりと点検できるものにしようと思うと、有効で600mm程度(ダイニングテーブルの下の空間くらいの高さ)があった方が良いです。しかし、今の日本の家づくりでそこまでの空間を作る事は、非常に稀です。
将来的には床下空間の高さもどんどん高くなっていくのではと想像しております。

土地の南面が幹線道路に面しており、防音面で不安です、設計上で注意できる点はありますか?
音はざっくりと低い音と高い音に分けて考える必要があります。

音はざっくりと低い音と高い音に分けて考える必要があります。高い音とは、タイヤの走行音の「シャー」と言う感じの音になります。低い音とは、大型車のエンジン音や走行による振動を伴った音になります。

高い音を防ぐために最も大事なのは、密閉性です。音楽を聞くときにイヤホンだと高いシャカシャカ音が漏れますが、耳を覆うヘッドホンタイプですと、高い音はほぼ漏れません。窓を機密性の高いものにする、換気の吸気口をその面に持ってこない、持って来る場合は外壁通気層からの導入にするなどの対策が有効です。

低い音を防ぐのは躯体の振動を止めることが大事です。地面が車の振動に合わせて揺れてはどうしようもありませんので、地面の振動を止める目的も併せて地盤改良を行なったり、支持杭を打ち込んだりします。木構造の硬さを上げる目的も併せて耐震の等級を上げたり、揺れにくいようにしていきたいです。また、外壁の素材を重く、厚いものに変えたり断熱材を比重の大きな材料にするのも有効です。

まとめますと、家を丈夫でどっしりと作っていくこと、隙間をできる限り塞ぐことに気をつけていくと良いと思います。

また、事後の対策として、ノイズキャンセル機能のあるスピーカーを設置するということもできます。今はまだ種類も少なく高価ですが、どんどん金額は下がっていくのではないでしょうか。

最後に、逆転の発想で、室内を絶えずうるさい状態にしておくという対策もあります。一定以上の音が絶えず出ている状態であれば、音にだんだん耐性がついていくため、相対的に音が気にならなくなります。

貴社では大物の布団を干す場所はどのように想定されますか?布団乾燥機やレイコップなどの機器の使用も選択肢に入りますか?

あえて誤解を恐れずに言うと、布団を干す必要が無くなります。布団を干す目的は布団を乾燥させることです。布団が湿る原因は主に人体からの水分放出になります。夜寝ている間に0.5L程度の水分が布団に浸み込みますが、日本の気候ですと年中布団は乾きにくい為、外に干すというのが文化として定着してきました。しかし気候が乾燥して「まともな家」に住んでいる国では布団を干すという文化自体がありません。ちなみに日本でも北海道では布団を干す人は居ません。必要が無いからです。世界中で布団を干すという行為を行っているのは日本の本州以南に住んでいる人たちと、中国の一部地域の人たちのみです。私たちの方がマイノリティです。
冬に適切に暖かく、夏に適切に除湿が出来る家であれば布団を干す理由は「太陽に当たった匂いを嗅ぐのが趣味」くらいのものになってしまいます。
むしろ、羽毛や毛布などの紫外線に強くない素材をあえて外に晒すのは寝具の劣化を促進させる結果になってしまいます。朝起きたら布団を半分めくって、敷布団の寝ていた部分を空気に晒すだけで通年大丈夫です。
心配であれば布団乾燥機を使っても良いと思います。
ちゃんとした家であれば、その辺の常識も変わります。

二階にお風呂を設置する上で、水漏れ以外にデメリットはありますか?
耐震は大きなデメリットです

耐震は大きなデメリットです。2階の中心にあればまだ良いのですが、殆どの場合、2階の端に寄りますし、お湯を貼っている時間帯と貼っていない時間帯で1.5kN(150kg)程度の荷重のばらつきが出ます。お湯を貼っていない時間帯の方が多いのですが、荷重の多いお湯を貼っている時を想定して構造計算を行いますので、お湯を抜いてある時に地震が来た場合は、偏芯が大きく、余計に揺れるというような事になります。子供をおんぶした状態で、横から押される事を想定してください、当然押される力に負けないように押される側に向かって力を入れていると思いますが、押される瞬間に子供が飛び降りると、色々とバランスが崩れて転んでしまいそうになるかと思います。それと同じことが家の構造で起きます。
とはいえ、子供が12歳の子供と1歳の子供ではバランスの崩れ方も違いますし、あなたが力士の様な体格の人か細身の人かでも違います。2階のお風呂に入った水が全く気にならない程の構造強度にしておくことでその問題はクリアすることが出来ます。
最大のポイントは、建築会社がそこまで考えて構造設計をしてくれているのかという事になりますので、さりげなく設計士さんに構造的にどうでしょうかと聞いてみても良いかもしれません。荷重がどの程度増えるとか、具体的な数字を提示することが出来なかったら、けっこう危ない気がします。

間取りは限定されていますか?見本はありますか?

限定していません。一棟一棟がオーダーメイドなので建築していただいたお客様の設計図を見本にさせてもらっています。住み心地の良い間取りとは、お住まいになるご夫婦様のお仕事や趣味、お子様の年齢や性別によっても変化します。

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