Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
設備について
- 太陽光パネルを後載せする際に気を付ける事はありますか?
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屋根材の種類に大きく左右されます。
キャッチ工法の使える板金の縦葺きであれば、ほぼノーリスクで太陽光発電を載せられますが、
瓦やカラーベストの場合は、やはり屋根に穴が開くことになります。
新築の時についていたであろう、雨漏りに関する補償も、穴が空いてしまうと、そこは対象外になったりしてしまいます。
できれば、新築の時の保証がそのまま続くように、まずは新築の時にやっていただいた建築会社さんに相談してみてください。
保証ができないということであれば、太陽光発電パネル由来の雨漏り保証がどのようになっているかは重々確認していただければと思います。
- 高性能な住宅だとエアコンは、表示されている畳数表示よりも小さい容量のモノが適切であるとのことですが、加湿器はどうでしょうか。高性能住宅であれば、メーカーが提示している畳数よりも小さいサイズでも十分なのでしょうか?
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加湿器の場合は、換気による水分の損失と、家の中で発生する水分を計算して、足りない分を補える容量の物を用意するという事になります。メーカーが提示している畳数では足りない場合も、余る場合もありますので、設計士さんにしっかり計算してもらってください。加湿器が過大ですと、家の中の湿度が高くなりすぎて結露を起こすという問題を発生させますので、加湿器も、適正容量の物を購入していただければと思います。
- 高性能住宅でのレンジフードの選び方について教えてください。メーカーサイトでは同時吸排換気扇では給気が足りないと記載がありますが、何をおススメされていますか?電動給気を設置するなどはされていますか?
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同時吸排では、多くの機種の場合排気がファンを使い、給気はダンパーが開くだけになりますので、やはり家の中の吸排気のバランスは崩れやすいです。では電動給気の方が良いかと言いますと、換気扇を回している間の吸排気バランスは少し崩れにくくなりますが、換気扇を回している期間が多いほど家は過換気になっていきますので、まずはレンジフードの換気扇を使う時間はなるべく必要最低限にとお勧めしております。換気扇を使う時間が短くなればなるほど、初期投資に掛けるお金はもったいない話になってきますので、落とし所としては、同時吸排換気扇をつけておいて、なるべく使わないという感じになりやすいかなというのが印象です。
- 凰建設さんで給湯エネルギーの省エネを目的に太陽熱温水器を導入されることはありますか?
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太陽熱温水器は非常にお勧めです。しかし、エコキュートとの相性はあまり良くないので、悩ましい所です。 賢いタンクみたいな製品が登場して、太陽熱温水器とヒートポンプを制御してくれるようになると、みんなが上手く同居できるようになり、非常に省エネが進むのですが、、、それはまだまだ先ですね。
- 新築時に給気口の位置を決める時には、エアコンの吹き出し口の近くに付けたほうが快適になるのでしょうか?それとも気にしなくていいレベルの問題でしょうか?
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給気口の位置は非常に重要です。第三種換気の場合、給気口からは非常に熱い、または冷たい空気が入ってきますので、それが熱いまま冷たいまま人間のいる場所まで届かないような位置につけてあげてください。冷暖房機器の周りというのも一つの解ですね。
- 太陽光のパワコンは屋内と屋外どちらがおすすめですか?
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両方のパターンをやりますが、どちらでも良いかと思います。パワコンの所だけしか非常用電源の採れない室内付け、比較的自由に非常用電源の場所を決められる外付け。発熱源としてカウントできる室内付け。カウントできない外付け。一長一短ですね。
- 新築時に将来の設備の為に準備した方がいい配管や電気設備はありますか?
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どうなるか分かりませんので、分電盤から屋外に配線を行うことが出来るような予備スリーブ穴をあけて家を引き渡しさせていただくようにしております。75φ程度の物があいていれば、まあまあ色んな事に対応できるのではと思います。
- 長持ちする観点からするとキッチン選びの際にはどの部分に着目すれば良いでしょうか?
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キッチン内部に湿気がこもらないような構造の家にするのが最優先です。後はなるべくキャビネットが水に強い材料であると良いかと思います。キッチンの寿命はキャビネットよりも設備部分から先に来ることが多いと思いますので、水栓やレンジ、コンロ、食洗器などがきちんとメンテ交換できるものにしておいた方が良いです。稀に交換できない構造の物もありますので。
- 太陽光発電モニターではなくHEMSを導入するメリットはありますか?
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HEMSのメリットは「計るだけダイエット」効果です。スマホやモニターでいつもエネルギーの使用状況をできるようになり、それを気にして見るようになりますと、自分の生活において、何が沢山エネルギーを使っているのかが分かります。効率の良いエネルギーの削減ができるようになります。