よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

換気について

第一種換気システムの場合、お風呂の換気扇を設置せずサーキュレーターで洗濯物を乾かすことはできますでしょうか? 換気扇は設置した方がいいでしょうか? サーキュレーターのみの設置でいい場合の注意点はありますでしょうか?
浴室の空気を動かせば浴室は乾きますので、それでも大丈夫かと思いますが、冬に、家全体の湿度が上がっていきますと、窓などで結露を起こす可能性も高くなります。
浴室の換気扇を無くす場合、冬季の窓の熱橋部での結露計算を設計者さんにやってもらうことをお勧めいたします。
パイプファンを使用した第一種一種換気(熱交換なし)で、排気量より給気量の方が多い場合は室内が正圧になる為、気密の高くない家でも隙間風を感じることは少なくなりますか?
隙間風は無くなりますが、隙間風が入る可能性のある建物でそれをやると、冬季に正圧に乗って室内の湿気を含んだ空気が外皮内に流入しますので、壁体内結露の危険性が高まります。気密防湿工事が徹底されていない建物の場合は、室内は負圧にしておいた方が長い目で見ると良いかと思います。
その点だけ気をつけていただければと思います。
ダクトレス第3種換気の場合に気密を取った場合、風圧がプロペラファンにモロにかかるのでカタログスペックの最大風量で換気計画を立てると換気回数が足りなくなりますか? また風速は常に2〜3mあって、そうなると9-10Paの風圧がかかることになりますがこれも最初から考慮した方がいいでしょうか?
カタログスペックよりは換気量が落ちると思って設計して良いですが、そういう事も諸々ひっくるめて、換気回数0.5回という、余裕を見た計画になっておりますので、わざわざ増やすという事をしなくても、結果的には丁度良くなることが殆どですので、そのまま設計しても問題ない事が多いです。
夏季、冬季で1階2階の給排気口からの流入/流出量が変わる事まで考慮して計画をしたいという事であれば、計算に入れてみるのも面白いですね。
我が家の吹抜けの天井近くに排気ファン(ダイケンの24時間換気システム)がついているのですが、これはどういった役割があるのでしょうか? 日本スティーべルのダクトレス第一種換気システムを導入しているのですが、せっかくの熱交換システムを台無しにしていないか心配をしております。
屋内の循環用の物ではないでしょうか?
もし外気に空気を捨てるものだとすると、スティーベルのダクトレスでは法定風量に足りないものを、そのダイケンさんの物で風量を補っているのかなと想像します。
特にダクトレス換気の場合は混ぜるな危険ですので、外に捨てている場合はスティーベルの方にも悪影響を与えている可能性は高いです。一度設計士さんに確認していただけると良いかと思います。
工務店さんと契約をし窓の設計をしています。 C値0.5、UA値0.5、Q値不明、第一種ダクト換気が見込み性能です。 この場合、寝室7畳と子供部屋4.5畳の窓は1か所でドレーキップ窓07813程度で考えているのですが換気不足にならないでしょうか?

風を通したいということであればやはり2面開口が良いですが、換気採光を過不足なく行うという観点であれば十分だと思います。取り付ける面が東西であれば、ぜひ日射遮蔽の工夫もしてあげてください。ドレーキップであれば、手動で外付けの遮蔽ができます。

ダクト式の第一種全熱換気システムを導入する場合、シーリングファンは必要でしょうか? シーリングファンは掃除が大変とネット上で見かけるのですが、空気を循環させるために、どうしても必要なことがあれば伺いたいです。
サーキュレーターと同じで、あれば空調計画の幅が広がりますが、ないとダメだというものでもありません。
間取りに大きく左右されますので、設計者さんに相談をお願いします。
ダクトレス第三種換気のプロペラファンでは正しく換気できないんでしょうか?

きちんとした設計と施工があれば正しく換気できます。が、きちんとした設計や施工が出来ている例は残念ながらあまり多くはありません。

三種換気の排気口の位置はどこにつけるのがよいでしょうか? 浴室に24時間換気を持ってくると、冬場の湿度管理上もったいないように思います。森さんも三種換気を採用されることが多いとのことですが、排気口の位置で気にしている点はありますか?
夏と冬で入口と出口を切り替えます。
夏は湿気が要らない。冬は湿気が欲しい、冬は温度差が広がるので煙突効果が高まる。それらを総合的に考慮して、それぞれの家にとって最適な位置に給排気口を設けます。なので、一概にこことは言い切れません。
6地域で家づくり中です。 経済面、メンテナンス面でダクトレス第三種換気を採用する予定ですが、排気口の位置で注意することはあるでしょうか?今の所、24時間換気の排気口はトイレにつく予定です。また、夏や冬の家の使い方で気を付けることはありますか?
普通にトイレや浴室などのダーティーゾーンから抜けばよいと思います。
断熱が十分で、もう一歩進んだことをやってみるのであれば、パッシブ換気や浴室の循環ファンにチャレンジしてみても良いかと思います。工夫するのであれば、夏や冬はちょっとマニュアル運転、特にしないのであれば回しっぱなしで良いです。
高気密高断熱の住宅でダクト式第1種換気を採用した場合、局所換気として付く浴室とトイレの第3種換気については消し忘れによる負圧を防ぐために、人感センサーによりオンオフする事は運用上間違いでしょうか?
間違いではありません。
局所換気の稼働時間がなるべく少なくなるように設定してあげたほうが良いです。

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