Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
内装・外装について
- 外構の駐車スペースについて質問です。コンクリートの割れを防ぐために区切りを設けたりすると思われますが、レンガ、人工芝、芝生、砂利等でその後のメンテナンスに違いはてできますでしょうか?
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レンガや芝生、砂利であれば特にメンテナンスの違いは出てこないかと思いますが、人工芝だけは寿命が短いです。
- 和室を作るときの畳のメーカーにこだわりはございますか?種類によって入れ替え時期に大きな違いはあるのでしょうか?正方形の琉球畳をリビングや和室に使用しようと考えております。
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より健康に良い物を提供するという意味では、国産イグサと竹炭を用いたものをお勧めしております。
半畳でへり無しの畳or本物の琉球畳のどちらを希望されるかにもよりますが、、そもそも畳のへりという物は、畳の一番弱いイグサの角を守るためのものです。また、制作時の粗が出やすい部分を隠すためのものです。それを無くすのですから、初期費用は高く、入れ替え時期が早まることは致し方ありません。
- キッチンにコルクの床材を使うのは、費用対効果の点でどうでしょうか?
- コルクは木材の中では水に強く、感触も柔らかい為、水回りの素材として重宝されてきました。
しかし、水に強くて柔らかいという性質だけでしたら、コルク柄のクッションフロアの方が上ですし費用対効果も高いです。
コルクを使う意味は、本物の持つ木目を求めるとか、長期的な耐久性をクッションフロアよりは求めるとか、そういう意味合いになるかと思います。基本的にコルクの床は作り方としてはベニヤやOSBなどと同じで、木材を接着剤で固めたものになりますので、無垢の床よりは紫外線などでの劣化は早いです。
- トイレは立って行いますが、クッションフロアだと少し安っぽく見えてしまいます。耐久性他でクッションフロアもオススメなのでしょうか?
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立ってされる場合は「イージーメンテナンス」を目指すか「ノーメンテナンス」を目指すかになります。
イージーメンテナンスは、交換が簡単にできるようにしておくことで、クッションフロアなど、交換が容易で安いものにしておくイメージです。
ノーメンテナンスを目指す場合は、目地の少なく耐久性の高いものを床材にすることです。TOTOのハイドロセラフロアやタカラのホーローフロアなどが該当するかと思います。
タイルは見た目も良いですが、目地部分は無垢材のフローリングと同じように染み込みますので目地のないフロアタイルでも気をつけたいですね。
お金をかけるか、掃除の手間をかけるか、生活の在り方を変えるか、仕方ないと諦めるか、どれか一つを選ぶのではなく、どの程度の割合で大事にしたいかを考えて自分の価値観を把握されると良いと思います。
- 外構の人工芝と天然芝の良し悪しをそれぞれどのように考えていらっしゃいますか?
- 下記のように考えております。<人工芝>メリット:手入れが少ない、冬でも青いデメリット:熱い、劣化後は見た目が悪い<天然芝>メリット:涼しい、肌触り、人口より安価デメリット:きれいにしようと思ったら手入れに時間がかかる。ムラが出来やすいい。
- 外壁に杉板など木材をアクセントで使いたいと思っているのですが、導入時に気にすることはありますか?またメンテナンス費は高くつくのでしょうか?
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導入時に気にする事ですが、やはり劣化対策になります。
矛盾したことを言っているように聞こえるかもしれませんが、杉板は、生涯コストで最も安く済む外壁材の一つになりますが、同時に使いどころを誤ると大変なことになる素材の一つです。
杉に限らず木材は水分を含むと生物劣化を起こします。
生物劣化とはシロアリや腐朽菌にやられることを指します。
なので、まずは雨に当たらない場所に木材を施工すること、濡れてもすぐに乾くような施工方法にする事が大事になります。
次に一色焼けです。
最初に塗った塗料の色に関わらず、木材はまず白っぽくなり、次に灰色っぽくなり、次に焦げ茶色っぽくなり、最後には真っ黒になります。
この経年変化を楽しめることができれば、木材のメンテナンスはほぼ「しなくてもよい」になります。 色焼けが避けたい場合、こまめに塗りなおす、塗る塗料をオイル系の物ではなくペンキ系のものにして、木材の質感を消してしまうなどの工夫が必要になります。まとめますと下記のようになります。
・濡らさない計画で、経年変化を楽しむ→メンテナンス費は非常に安い
・濡らす計画、色の変化は嫌だ→メンテナンス費は非常に高い
- カーテンやブラインドの代わりで、目線を遮り採光もできる障子をリビングに設けたいと考えています。断熱、遮熱などの機能はどうなのでしょうか?
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リビングに障子を取り付ける場合は、まず一番最初に考えねばならないのが「デザイン的に合うかどうか」だと思います。
デザイン的にまず合わせるのが前提条件となりますが、それをクリアしたと仮定してお話を進めます。 まず断熱や遮熱の性能については、ガラス単体よりは向上します。
ガラスと障子の間に空気層が出来ることになりますので、ペアガラスがトリプルガラスに。トリプルガラスがクワトロ(4枚)ガラスになる程度の効果は期待できます。 室内と外気の温度差が20℃くらいだとすると、室内側の表面温度は0.5℃~1.0℃度上昇するかと思います。上昇値は元々のガラスの性能によります。
ガラスの性能が悪ければ障子の効果が高く、ガラスの性能が良ければ障子の効果は相対的に低くなります。 性能だけ見た場合の費用対効果は、ハニカムサーモスクリーンのほうが高いのでデザイン性も兼ねて障子を使いたいという場合以外は断熱目的で積極的にお勧めするものではありません。
また、ハニカムサーモやカーテンと同様に、ガラスの元々の性能が悪い場合は、ガラスで結露を起こしますので、樹脂枠でLow-Eペアガラス(空気層16mm)よりも性能の悪い窓では使わないようにしたほうが無難です。
遮熱に関しては、窓の外に付けるシャッター、ブラインド、スクリーンのほうが圧倒的に効果は高いですが、無いよりはあった方が室内への熱流入は防げます。
- 紙を和紙にしたいですが、どのような効果を期待できますか?デメリットはありますか?
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結論から言えば、デザイン性だけの違いです。
吸放湿性を謳う方もいらっしゃいますが、厚さコンマ数ミリの和紙が沢山施工してあったとしても、吸い込める水分量は僅かです。
メリットは、見た目の質感、デメリットは、汚れやすい事です。
- ウッドフェンスや外壁の一部に杉板貼りを考えています。濡らさない計画が必須と回答されていましたが、どうしても濡れてしまう部分の保護材はどのようなものがありますでしょうか?おすすめはございますか?
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雨ざらしの厳しい条件下では、保護材に注力するよりも、外壁を簡単に交換できる工夫をするべきです。
ステンレスのビスなどで、一枚ずつ交換が出来るようにしておきます。
材料も特殊なものは使わず、普通に地域で流通している木材を使い、保護塗料はウッドロングエコやエコウッドトリートメントなどの、水で溶いて使う物であればメンテナンス時までの長期保存が可能になります。
- 北欧のような独特な照明計画に関心があります。一室多灯の照明計画などは工務店に依頼できるものでしょうか?
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求められる内容にもよりますが、多灯分散照明は一般的な工務店に相談可能です。