Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
内装・外装について
- YKKのアウターシェードを使う予定です。 黒やグリーンなど濃い色は日射熱のカット率が高く効果が高いのかなと思いますが、この場合は吸収した熱がガラスに多く熱が伝わらないでしょうか? 色を選ぶ際は日射熱だけを見ればいいですか?
- 基本的には日射熱のカット率だけ見て頂ければ大丈夫です。シェードも窓に対して垂直に下ろす例と斜めに下ろす例がありますが、斜めに下ろしたほうがより遮蔽率が高くなります。しかし斜めに下ろすと太陽が東西に移動した際、脇から日射が入ってくることもありますので、10時~14時は斜め、それ以外は垂直など、切り替えるとより効果は高くなりますが、些末な事ですので面倒であれば下ろしっぱなし、斜めにしっぱなしで大丈夫です。色による違いは大体80%~90%の間の日射遮蔽率の間だと思いますが、そこまで目くじらを立てずとも、シェードがあること自体が大事ですので、お好みの色で選んでもらっても良いです。
- 開閉式の天窓は気密断熱にとって良くないですか?
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海外製であれば大きな問題はないかと思われます。
- 雨樋が壊れていてそのまま放置している家を時々見かけます。 個人的に、過酷な環境にあるため壊れやすい部分なのかなと感じていますが雨樋の耐久性を高める方法は何かありますか? (豪雪地帯ではないですが年数回雪が降ります)
- 雨樋の耐久性的には、付けないのが最も良いです。水が垂れ流しになる形ですね。雨樋は日本の屋根が茅葺から瓦葺に移る中で定着してきた、部材ですが、雨がゆっくり落ちる屋根であれば雨樋は無くても大丈夫です。とは言え今では現実的ではありませんので、素材を樹脂→樹脂+金属→金属と変えていくと耐久性は上がりますので、そちらが妥協点と考えます。
- 照明器具選びで悩んでいます。 LEDダウンライトを採用している家が多いように感じますが、これにはどういったデメリットがありますか? また、おすすめの照明器具があれば教えてください。
- ダウンライトは天井から器具が出っ張らないのですっきりするというメリットがありますが、その性質上1灯で明るくできる範囲は狭い為数が必要になります。
LEDが普及する前は電球交換の手間が大変という事で、ダウンライトの多用はあまりされてませんでしたが、LED普及後はダウンライト中心の照明計画が一気に増えたように思います。内装デザインによってもお勧めは変わりますが、シンプル系ならダウンライト、モダン、洋風ならブラケットライト、インダストリアルに行くならダクトレール+スポットライト、アジアンならペンダントライトを照明の中心に据えたいかなと私は思います。
- ガルバリウム鋼鈑の外壁と屋根材を検討しています。 メーカーや形状が沢山あると思いますが、高耐久、施工性という面で比較するときのポイントはどこにありますか?
- メーカーや形状で耐久性が変わるという事はそうありません。気に入ったものがあればそれでよいかと思います。沿岸地であれば普通のガルバよりもSGLを選んでおいた方が無難だと思います。
- 玄関土間をモルタルかモールテックスを採用したいと思っています。 両者の導入費用、メンテナンスコストは同じ面積で施工した場合、どのくらい違ってくるものなのでしょうか?
- 導入費用は依頼する工務店さんに聞くのが一番いいと思います。メンテナンスにつきましては、基本的に玄関土間程度でしたら何かメンテナンスをするという事は無いと思って良いかと思います。
- ガデリウスなど木製のドアですが、南や西など直射日光が当たる面では木が反り変形の恐れがあり、お勧めしないと聞きました。 これは本当でしょうか?
- 弊社でもガデリウスのスウェーデンドアは今のところ北面にしか付けたことはありません。ご自身でマメにメンテナンスが出来るのであれば、どの面に付けても良いかとは思います。
- 照明計画で、調光機能のあるスマート電球を使ったことはありますか?
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何度か施工事例がございます。
- 外壁について、将来的なコストを考えるとガルバリウム鋼板を推されるYouTuberが多い気がします。しかし、結局コーキングの耐久性を考えると大差無いのではないかと思っています。 窯業サイディングやタイルに比べて、ガルバリウム鋼板の方が劣化しにくいなどのメリットはあるのでしょうか?
- そもそもガルバリウムの場合はコーキングを使いません。外壁面に露出しない、防湿や気密の為のコーキングは存在すれど、雨水侵入を防ぐ意味でのコーキングは致しません。使うとしたら換気の穴などの開口部周りだけになります。こちらは防水の意味合いも勿論ありますが、見た目の意味合いも大きいです。
- 漆喰、珪藻土は調湿効果が有ると聞きますが、高性能住宅でもビニールクロスよりは梅雨時期など快適になります?
- 珪藻土、漆喰の調湿効果が生かされるのは中間期です。本当に湿気の多い梅雨~8月や、水分の絶対量が少ない冬は空調(加減湿含む)無くして快適にならないのは内装材を変えても同じです。湿気の計算をされた高性能住宅は最低限無くては話になりません。それに加えて少し湿度変化がまろやかになるのが珪藻土や漆喰になります。どちらを選ぶかという話でもありません。