Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
内装・外装について
- 瓦屋根を採用するケース、しないケースなど使い分けはありますか?
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周りと景観を合わせる事を意識しています。
周りが瓦だらけの地域であれば瓦を提案します。
- 瓦の黒色と銀色では、銀の方が反射率は良いでしょうか?
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僅かながら良いかと思います。
- 建材の中には、石膏ボードや珪藻土、パネルなどに吸放湿を謳うものがありますが、自然素材は質感を楽しむものと割り切り、機能面は除湿器など機械に任せた方がいいと考えておりますが、森さんはどのようにお考えでしょうか?
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私も同意見です。建材はあくまでも吸放湿だけですので、ある期間の屋内湿度を均一化してくれるというものになります。低い湿度にするためには必ず除湿のための設備が必要になります。両者は役割が違いますね。
- 日本製でつば無し、内付けサッシは現状ないのでしょうか? 輸入一択となりますでしょうか?
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マイナーなメーカーさんが作っている樹脂サッシや木製サッシだと内付けもあります。
- 躯体の断熱性能にもよると思いますが、外壁を杉板張のブラックにする場合、杉板とガルバでは躯体に与える温度上昇に違いがありますでしょうか? また、着色がブラックとグレーの場合でも温度差は出るのでしょうか?
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もちろん杉板の方が断熱性が高いので躯体に与える影響は少ないです。ブラックとグレーの場合、塗料の種類などにより反射率が違いますので、反射率をみられると良いかなと思います。白で60~70%、黒で30~40%、グレーだとその中間になります。キシラデの場合も同じくらいの性能が出るのではと思いますが、杉板の場合は、なるべく厚みのあるものを使うのも一つの手ですので、設計士さんに色々相談してみてください。
- 外壁を何にするか悩んでいます。 Sto、そとん壁、ガルバなど、イニシャルコスト、ランニングコスト、汚れにくさ等はどのような感じでしょうか? また、おススメとかありますでしょうか?
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お勧めを聞かれたら、地元産の木材を使った外壁をお勧めしておりますが、好き嫌いがありますので、無理にとは言いません。質問者様が、外壁に求めるものによって答えは変わります。汚れにくさやランニングコストで言えばガルバが良いかと思います。
- 木材塗料について質問です。 建具のシナ合板やカップボードや棚の造作家具のパイン集成材に何を塗ってもらうかで悩んでいます。 リボスやオスモといった自然塗料、蜜蝋ワックス、室内用のキシラデコールなど色々あると思いますがおススメを伺いたいです。
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無塗装でも良ければ無塗装をお勧めしておりますが、デザイン的にオスモやキシラデを塗ることもあります。いくら自然素材と言えども、塗った家と塗っていない家では匂いが全然違います。また、私は木材本来の匂いが家の中にある方が好きです。
- 建具の室内ドアはどこのものを良く使われていますか?
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できるだけ造作をお勧めしておりますが、普通の建材メーカーの物でも使います。
- 可変透湿シートを採用しているため通気性のいいクロスや塗り壁を考えています。 長期的に考えた場合、費用面・コストからおススメのものはありますか?
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内装仕上げ材の透湿抵抗は、あいまいな材料も多いです。仕上げ材のメーカーが出してくれる数字を信用するしかありませんが、クロスなどは出してくる数字の振れ幅がありすぎてなかなか難しいところです。どの辺の材料が落としどころなのかについては、建てる地域の湿気がどのレベルなのかによっても変わります。
岐阜だとビニールクロスでも構いませんが、浜松だとNGが出たりします。安全側で見ておくなら、板張りや珪藻土、漆喰といった湿気を通す材料を使うのが無難です。
- 耐久性とメンテナンス性から外壁はガルバを考えております。 ガルバ=全て高耐久と考えていいのでしょうか? 何かこの種類はあまりよくない、この種類は良いなどありますでしょうか?
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海岸線に近くで塩害の恐れがある地域であれば、マグネシウム含有量の多い種類のガルバを採用することをお勧めします。