よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

メンテナンスについて

「長期優良住宅」の「保全計画」についてなのですが、何千万円も維持管理に必要なモノでしょうか?1万円/月×30年で360万円、2万円/月なら720万円とかなりの金額に感じます。 また、「保全計画」以上に長持ちして計画変更が必要な場合、その手続きは面倒なものなのでしょうか?
本気で100年以上家を持たせるのであれば、30年で360万円であればかなり安い方、720万円であれば妥当な所というのが実績に近い数字かなと思います。構造が長持ちして計画を変更する際の手続きは、勿論手間がかかるものにはなります。
その金額を何と比べるかだと思います。30年後に解体してもう一件家を建てるのであれば、720万円などという金額で済むはずもなく、手続きの手間や申請にかかる時間やコストもリノベのそれとは天と地ほど違います。
長期優良住宅というのは、3~4世代、住宅を住み継いでいく事を考えた時に、コストが最小になる事を考えて制度が設計されております。
その考え方に理解賛同が出来ないという事であれば、長期優良住宅は重荷になってくると考えます。
我が家では屋内の温湿度とCO2濃度は測っているのですが、最近ホルムアルデヒドを測っている方を見かけました。 ホルムアルデヒドをCO2と一緒に測れる商品はありますでしょうか?
ホルムアルデヒドについては、弊社も測定する際は専門の方にお願いするようにしております。
自分で測定するのであれば、検知管によるものが良いかと思います。
卓上のデジタル温湿度計のようなもので、精度よく測れるものがあるかと言われると、非常に怪しいと思っております。
ただ、簡易な物でも数万~十数万という金額になるのがホルムアルデヒドの測定器です。
電気温水器からエコキュートに買い替えを検討中です。 エコキュートに変える際、基礎に穴を開ける工事が必要になってくると思いますが、基礎に開けても問題ないでしょうか?
構造的にはもちろん穴はない方が良いのですが、そこはやむなしかなと思います。あまり派手に鉄筋が切られない事を祈りつつ、穴を開けてもらえればと思います。
また、基礎ではなく土台より上であけることができるかもしれませんので、一度検討してみてもらっても良いかもしれません。
ガデリウスの玄関ドアに傷がついているのを見かけました。 ガデリウスの玄関ドアは補修や交換は出来るのでしょうか?
ガデリウスの表面の傷は丁寧にペーパーを掛けて再塗装すれば分からなくなると思います。玄関ドアや窓は交換ができる前提で商品が作られておりますので、交換は勿論可能です。
傷を我慢できるかどうかという物差しは、住まい手さんの物ですので、どうしても我慢できなければ交換という事になるかとは思います。
無垢の材料ですので、どうしても傷は付きやすいです。将来的に生活の中でもちょこちょこ傷は付いていきますので、できればおおらかな気持ちで使ってあげてもらえればと思います。
高気密高断熱にこだわって家を建てたのですが、APW430がおそらく熱割れと言われる状態で割れました。 純粋に外気温との温暖差で割れたのだと思いますが対策はありますでしょうか?
窓の大きさや方位、割れた時期や家の所在地などが分かりませんので、何とも言えない所ですが、何らかの原因はあるはずですので、それを究明しないと同じ事が起きるかもしれませんね。
原因が分からなければ窓に強い直射日光が当たるのを避けたほうが良いかもしれません。大きな窓で、隣家の影響により上半分だけが強烈に日当たりが良いなど、熱割れを起こすような環境がどの程度あったのかを建築会社さんとも確認していただければと思います。
子供が嘔吐したり、ホットプレートで油がかなり飛んだ場合等は、無垢床や無垢テーブルはアルコールで拭いても大丈夫でしょうか?
アルコールや他のアルカリ性のもので拭いたりすると無垢は黒く変色しますが、色が変わるだけで、質が悪くなるわけではありません。
色が変わるのが嫌だということであれば、無垢を無塗装で使うことはあまりおすすめ致しません。
高気密高断熱の高性能住宅でも、空き家にしたり、エアコンや換気の使い方が悪ければカーテンにカビが発生したり、壁内結露も起きるのでしょうか?
パッシブ換気の家であれば、比較的空気が流れますので、通年を通して安心かと思いますが、普通の第一種換気や第三種換気の建物ですと、電気を止めれば換気も止まります。
使い方が悪ければ壊れるのは家に限らずどんな製品でも同じかと思います。
新築検討中です。 建築後のメンテナンス費用を抑えていくために抑えておいた方が良いポイントはありますか?

メンテナンスの場合、耐久性を混ぜるな危険というのが大事です。
外壁にタイルを選んでも、外壁の内部でタイルよりも耐久性の低い物が施されていては意味がありません。住宅の生涯を通して、何度も掘り返す道路工事のように外壁をめくるようなことにならない様、構造や断熱、そこに潜り込む水道配管、電気配線、空調配管などの維持管理も考えられた仕様になさると良いかと思います。

「外壁タイル自体に60年耐久性のあるものであっても、それ以外の部材が先にダメになってしまっては意味が無い」 というお話を聞きました。 これはメンテナンス性に優れた焼杉やそとん壁にも当てはまりますか? この場合、今後のメンテナンスを考えた場合は外壁は塗り壁より杉板のような部分的に交換できるものの方がいいでしょうか?
そうですね。
メンテナンスの考え方には「ノーメンテナンス」と「イージーメンテナンス」があり、50年を超えるスパンで考えるのであれば最終的に安く済むのはイージーメンテナンスのほうだと思います。
50年間、外壁の内側に何も問題が起こらないというのはあまり考えにくいと思います。
メンテナンスだけを考えるなら、塗り壁よりも焼杉のほうが良い気がします。
私の家は築8年を迎え、もうすぐ10年点検の時期になるため担当営業にどの程度の金額がかりそうか確認しました。すると、「多くの方は10年点検されても特に修繕されません。痛んでるのが分かったら修繕します」と言われましたが本当でしょうか? 痛んでから修繕では遅くないですか?
恐らく「痛んでいるのが分かってから」の意図は、構造躯体に被害が出てからという意味ではなく、このままいくと構造躯体に被害が出始めそうな外装材などの痛みを確認してから、という意図かと推測します。
メンテナンスには大きく分けて予防保全と、事後保全があります。
まだ使えるけど壊れたときに大変な思いをするから事前にメンテしておきましょうというのが予防保全、壊れてから変えればいいやと言うのが事後保全です。
家庭においては電球などの設備品は、多くの例で事後保全。外装の塗り替えや防水、防蟻の処理は予防保全がなされます。防水や外装については、晒されている状況によりメンテの頻度も金額も大きく違う為、一概には言えませんが、長期優良住宅であれば維持管理の履歴も残りますので、少し早め早めのメンテを心掛けて頂けると良いかと思います。営業さんにその旨を伝え、早めのメンテを依頼すれば良いかと思います。

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