Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
設計について
- 凰建設では、従来法と金物工法のどちらを採用しておりますか? 木造軸組み工法で従来の方法と金物工法ではやはり強度が違いますでしょうか?
- 弊社は基本的に在来工法、通し柱周りは金物工法となっております。断面欠損はもちろん考慮するに越したことはないと思います。地震で壊れている建物は、仕口や継ぎ手が先にやられることが多いです。
- 6地域にG3の家を建てられるよう、現在計画中です。 その際、私の趣味の部屋としてシアタールームを作りたいのですが他の部屋に音漏れを気にせず過ごしたい場合、換気扇やエアコンは専用のものを使用した方が無難でしょうか?
- 換気扇やエアコンは専用の物にしてください。せっかく壁や床、天井をしっかり作っても、空気が繋がっていては台無しです。そこをケチろうとする人が後を絶ちませんが、換気空調を他の部屋と混ぜたシアタールーム(防音室)を作っても、残念な結果になることが多いです。断熱さえすれば気密は取らなくても良いと言っているのと似たような感じです。
- UA値が0.35~0.4くらいの性能の家で吹き抜けとリビング階段を設置する場合、寒さが気になるでしょうか? 気をつけるべき点などがあれば伺いたいです。ちなみに床下エアコンや床暖房はなしの予定です。
-
地域と、窓の配置に大きく左右されますので、何とも言えません。
6地域程度であれば特に気にすることなくつけても良いかと思います。
- 完成見学会で見たロの字の中庭のある平屋がすごく素敵でした。 ただ、耐震や温熱、水はけなど性能的にはかなり心配な気がしますが、どうなんでしょうか?
- 勿論、表面積が増えるので温熱的には不利になります。水はけも基礎の下をパイプが通ることが多いですが、それが詰まった際には大変なことになります。ロの字型の中庭が素敵な家だとすると大きな家かと推察致します。いろんなデメリットも踏まえたうえで設計されたのでしょうね。私も見てみたい気が致します。
- 新築予定なのですが、2階にお風呂を設置予定です。 以前、お風呂のように温度差があって欲しい所に関しては室内壁も断熱材を入れた方がいいとおっしゃってましたが、お風呂場の床下(1階天井)にも断熱材は必要でしょうか? また、風呂上がりにドライヤーを使用すると洗面所が暑くなってしまうのですがどのように生活するのがいいでしょうか?
- 2階浴室の床下は断熱を入れるのは難しいと思います。その代わりできれば天井はしっかり囲ってあげて、屋根裏に熱が逃げないようにしてあげたらと思います。ドライヤーに関しては、本当に高性能な家であれば洗面脱衣は暑くなりにくいのであまり気にしなくても良いと思います。
- 二つ目のトイレは不要でしょうか?
- 今、困っていなければ不要かと思います。今、困っているなら設置した方が良いです。
- 濡れ縁って必要ですか?
- 私は好きです。質問者様のありたい生活に対して濡れ縁が必要であればつけたほうが良いかと思います。
- ベタ基礎で2回打ちって問題ないでしょうか? コストの関係で一体打ちはしないようです。構造計算して貰ってるので大丈夫かなあと信じてますが、シロアリとか浸水とか心配です。
- 私はどちらでも構わないと思っております。打ち継ぎができない分、構造は一体化しますが天端の精度が落ちがちなので、気密性のためには2回打ちの方が良かったりもします。RCの現場であれば各層ごとに打ち継いでいきます。立ち上がりと地中梁が両方ある場合などは、梁の中で打ち継ぎが発生することになりますので、1回打ちの方がいいかなと思ったりします。
- 例えばG2レベルの性能を出す場合など、軽量鉄骨住宅で木材住宅と同等の断熱性を出そうするのはハードル高いのでしょうか?
-
熱橋を無視する日本の計算ルールであればそこまで難しくはないはずですが、細かい熱橋を計算し始めると実質的にはなかなか厳しいです。
- 現在、長野で建設予定です。 27坪の総二階(階高は1階2200mm)、南向き道路60坪の土地です。性能はUA値0.4程度、暖房負荷は40kWh/m2程度、耐震等級3です。 資金に余裕が出たため、UA値をG2まで上げるか太陽光パネルを搭載するかで迷ってます。森さんのご意見を伺いたいです。
- 長野(おそらく積雪地域?)で耐震等級3はすごいです。基礎の構造からものすごく頑丈になっているのでしょうか。素晴らしいと思います。窓がたっぷりあるのであれば、尚更夜間の放射冷却の影響もたっぷり受けますので、断熱にお金を投じたほうが良いかと思います。UA値0.25程度までは断熱や窓の強化をやってしまっても良いかと思います。太陽光は後付けできますが断熱は今しかできません。太陽光は将来壊れますが断熱は壊れません。もし、PPAの事業者さんが選べる地域であれば、新築時に無料で太陽光を載せることも検討されると良いかと思います。