よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

気密・断熱について

QPEXなどで計算し、南面はペアガラス、東西北はトリプルガラスが光熱費的に良い結果となった場合でも、南面をトリプルガラスにするメリットはありますか?ちなみに6地域で、UA値は0.46を切れると思います。
寝室でハニカムサーモを設置する場合などはトリプルガラスでないと結露を起こしたりもします。
トリプルガラスにする理由は光熱費だけでは無いので、結露の事、日射取得の事、コールドドラフトの事、ウインドウトリートメントの事などを踏まえて設計士さんと相談していただければと思います。
新築して窓をAPW330にしたんですが、冷気を感じるので内窓を検討しています。 内窓は外窓よりも性能が良くないと聞きましたが、目安としてプラマードUのlow-e複層ガラスくらいは必要でしょうか?それ以上、低い性能だと問題が出ますでしょうか?
建築士の試験でも出てきますが、内窓と外窓があった場合は、内窓の方をより高性能で高気密にするべきです。
APW330に取り付ける内窓であれば、最も性能の高い物を付けておいた方が良いかと思いますので、仰るようにプラマードUのLow-e複層くらいはつけておいても良いかと思います。
冷房負荷を減らすために、スラブ下断熱をあえて減らして調整することがあると思います。 しかし、地面からの冷熱がスラブに伝わったとして、その冷たさの恩恵を受けられるのでしょうか?床下冷房が1階に上らないのと同様、地面からの冷熱も床下に溜まったままになるイメージがありますが、輻射熱は上昇するのでしょうか?
仰る通りで輻射熱は上方移動しますが、対流は上方移動は基本的にしません。
なので、床下空間も換気に組み込むなどして、床下の空気が室内と混ざるような工夫をした方が良いかと思います。スラブ下断熱の厚み調整は、本当にこだわっている会社さんくらいしか聞きませんが、そこまでこだわっている人であれば、当然そういう工夫もなされているはずですので、実際のケースで具体的に聞いてみると良いと思います。
気密部材の耐久性についてです。 気密部材は性能劣化するのでしょうか?耐久性が半永久的というわけではないと思いますので、耐用年数が気になります。劣化に伴い補修・交換は出来るものなのでしょうか?
当然劣化は進みます。
なので、気密部材もなるべく劣化から守ってあげる事が大事です。劣化の原因として大きいのが温度と紫外線と水分です。
温度変化がなく、紫外線が当たらず、水分に晒されない環境を作るために、一所懸命付加断熱や防湿をしたりするわけですね。また、劣化した後でも一定の性能を担保できるよう、最初の気密性能を出来るだけ上げておくというのも重要になってきます。
作り方や気密部材の選定でどの程度劣化するのかは本当にバラバラです。1990年代に北海道の大学がこうすればこの程度気密の劣化を止められるという研究をしておりますので、興味があれば調べてみてくださいませ。現時点では8割程度の答えが出ている感じです。
エアサイクル工法についてご意見お聞かせください。 今、6地域で工務店を巡っている最中なのですが、候補としている工務店でエアサイクル工法を採用しています。通気するから家が長持ちする、通気するけどC値は1を切るようにするから断熱はUA値0.6で十分と言われましたが、本当でしょうか?
エアサイクル工法に限らず、家の断熱性と内気循環量は反比例の関係にあります。断熱性能が高ければ高いほど、内気循環量は少なくても室内の環境は均一に出来ます。逆に断熱性能が低ければ低いほど、内気循環量は多くしないと室内の環境は均一に出来ません。
エアサイクル工法は内気循環量を多くして、断熱性能がそこまで高くなくても家の中を均一な環境に出来るよう考えられた工法になります。
内気循環量が多いという事は、ファンが回っている状態という事になりますので、どうしても、モーターの消費電力と音は発生してしまいます。
また、冬季に家の中で無風が実現できるかどうかも間取りに寄るかなと想像します。是非、そのあたりも踏まえて、ご自身で夏冬の室内環境を体験してから判断していただけると良いのではと思います。
私の働いている工務店は会社の方針として合板を使わない家を売り出しているのですが、外断熱はどのように施行すれば良いのでしょうか?
その昔、ソーラーサーキットをやっている会社さんはTIP工法という、貫を利用した耐力壁を作っておられました。
そういうやり方があることはあるのですが、やはり手間もかかることから、広くは普及してきませんでした。やってやれないことは無いので、挑戦してみてくださいませ。
是非、業界を良くする為に一緒に頑張りましょう。
古い団地や社宅において、素人でもできる断熱・結露対策を教えてもらえないでしょうか? ポリカーボネートの内窓、半透明の断熱カーテン、床にアルミシート等を考えています。
やはり第一は窓だと思います。
おっしゃるように内窓などは有効です。床は、よくキッズスペースなどに敷いてあるウレタンクッションはコスパも良くお勧めです。壁や天井の断熱補強はなかなか難しいですが、まずは窓と床をやってみてください。
付加断熱をやったことがない工務店・ハウスメーカーに施工してもらうことは危険でしょうか? 実績がないので結露を誘発し、逆にやらない方がよかったということにならないかなと心配しています。
正しくやれば、初めてでも大丈夫です。
ただ、誰でもそうですが、初めてやる事は時間がかかり、割高になっていきます。そういったコストを自分が負担して工務店を育ててあげるんだくらいの気持ちで依頼していただければと思います。
床断熱の建築を行う予定です。 浴室部分は基礎断熱になりますが、この時、脱衣部分も基礎断熱にするほうがいいのでしょうか?何か注意点はありますか?
それはどちらでも大丈夫です。
浴室と脱衣の間に基礎の立ち上がりがあれば、浴室だけで大丈夫ですし、そうでなければ脱衣も一緒に基礎断熱という事になるかと思います。特に注意点はありませんが、しっかり断熱をしてもらってください。
1〜2階の胴差しには気密シートを一部先張りしますが、基礎断熱時の土台に先張りシートを付けた現場を知りません。 ネットでも見かけませんが、納まりの問題でウレタンが使いやすいからでしょうか?
仰る通りで、ボード系の断熱を貼った方が扱いやすく効果が高いからだと思います。
実際弊社も、気密シートを使う断熱仕様の現場の場合でも、土台周りはシートではなくボード系断熱材にて断熱気密防湿層を作ります。
ウレタン=ウレタン吹き付けだと表記されておられるなら、また話が別です。
吹き付けウレタンは透湿抵抗の低い物が多く、厳密に言えばシートが必要になる商品も多いので、吹き付けウレタンでシートなしの土台周りの納まりはちょっとグレー要素が入ります。

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