Q & Aよくある質問
よくいただくご質問をまとめました
換気について
- 家の給気口について質問です。 新築時に給気口の位置を決める時は、メインのエアコンの吹き出し口や給気口の近くにつけた方が快適になるのでしょうか? それとも気にしなくていいのでしょうか?
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給気口の位置は非常に重要です。
第三種換気の場合、給気口からは非常に熱い、または冷たい空気が入ってきますので、それが熱いまま冷たいまま人間のいる場所まで届かないような位置につけてあげてください。冷暖房機器の周りというのも一つの解ですね。
- 気密について質問です。 コロナやインフルエンザウイルスなどの感染防止のため密を避けることが推奨されていますが、その観点でいくと高気密による換気と窓を開ける換気ではどちらが有効といえるのでしょうか? 高気密はウイルスの温床になるのでしょうか?
- 空気が入れ替わればどちらも同じです。家中の窓を絶えず5mm程度開けておくだけで、計画換気と同等以上の換気が出来ますのでそれでも構わないかと思います。ただ、その場合は防犯性など、換気以外のデメリットもあります。高気密がウイルスの温床になるのではなく淀んだ空気の中で呼吸をするのでウイルスの数が増えて行くのが正解です。いずれにしてもしっかり換気をすることは大事だと思います。
- 基礎断熱の家で床下を換気経路としない場合、仮に夏の冷房負荷を考慮してスラブ下断熱を調整したとしても床下空間の冷気は床下に留まったままで1階以上の室内空間には使えないようなイメージをもっています。 そのため、負圧の部屋に床ガラリを付けるか、ブースターファンを仕込むなどして床の下の空気を動かした方がいいのでしょうか?
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仰る通り、基礎内の空気をより活用したいのであれば、空気をかき混ぜてあげたほうが良いかと思います。ただ、そこまで神経質にならなくても、影響は大きくありません。
- ガスコンロではなく、IHだとレンジフードは無しでも良いのですか?
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料理で油を殆ど使わないなら、無しを検討しても良いかとは思いますが、私はあまりお勧めしておりません。
- 全熱交換型一種換気を使っているのですが、お風呂とトイレは局所換気にしています。 この場合、お風呂とトイレの換気扇はまわしっぱなしにせずお風呂の湿気がなくなった後やトイレの臭いが消えた後は換気扇を停止するように言われたのですが、これは正しいのでしょうか?
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はい、正しいです。
局所換気扇から排出される空気は熱交換されることなく外に出てしまう為もったいないです。なるべく必要な時間以外は使わないようにした方が良いです。ただ、そもそもダーティゾーンの空気が拾えない熱交換換気を使うのはいかがなものかと、いつも思っております。
- 換気についての質問です。 三階建ての場合、第三種換気(ルフロ400)と第一種換気(澄家)、どちらの方が適切に換気が出来ると思いますか?
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機種による差よりも設計による差の方が大きいと思います。
きちんと3層貫通した吹き抜けがあり、エコエアーシステムなどの、空気が循環できるオプションがしっかり施工されていれば澄家でも淀みなくできるのではないでしょうか。C値は良くしておくに越したことはありません。
- 基礎断熱の家でダクト1種換気をする場合、床下にダクトを繋げて換気経路に含めるべきでしょうか? 熱交換器は1階天井に設置する予定です。
- 私はなるべく入れるようにしております。入れないという考え方もありますが、やはり冬は足元が冷たくなりがちなので、床下の空気が温まっている状態を作ってあげたいところです。
- 換気の観点で浴室に窓は必要なんでしょうか?
- 夏は欲しいし冬は要らない。になります。迷ったのであれば、シャッター付きの換気扇を取り付けておき、夏は動かす、冬は止めてサーキュレーターで乾かすみたいな感じでどうでしょうか。
- ダクトレス三種換気について、季節によって換気量が変わってしまうという話を聞いたことがあるのですが、いまいち理解ができません。 断熱気密がしっかりしていてもそのようなことが起こるのでしょうか?
- その現象は起きます。外と中の気温差により空気の圧力差が生じますので、夏と冬では給排気の風量が変わります。圧力差を無くしたければ、外と中の気温を合わせると良いです。つまり、断熱や冷暖房をしなければそういうことは発生しにくいです。高気密高断熱でもそういうことが起きる。のではなく”高気密高断熱だからこそ“起きることになります。
- 第一種換気は初期費用が高いし、何十万も払っても光熱費で元は取れなそうなので躊躇していますが、三菱のJファンロスナイミニはどうでしょうか?
- 日本の本州地域において、第一種熱交換換気は光熱費の元を取るための設備だとは思わない方がいいです。より上質な空気環境を得るための設備だと思ってください。ロスナイも良いかと思います。本当に1か所だけで換気と熱交換が完結しますので、ピアノ室など他の空間とつなげたくない部屋などに適しております。