よくある質問

Q & Aよくある質問

よくいただくご質問をまとめました

内装・外装について

漆喰、珪藻土は調湿効果が有ると聞きますが、高性能住宅でもビニールクロスよりは梅雨時期など快適になります?
珪藻土、漆喰の調湿効果が生かされるのは中間期です。
本当に湿気の多い梅雨~8月や、水分の絶対量が少ない冬は空調(加減湿含む)無くして快適にならないのは内装材を変えても同じです。
湿気の計算をされた高性能住宅は最低限無くては話になりません。それに加えて少し湿度変化がまろやかになるのが珪藻土や漆喰になります。どちらを選ぶかという話でもありません。
外壁には何が良いとお考えですか?サイディング、ALCなど特に何が施主に飛び抜けてメリットが有るかわかりません。
飛びぬけてメリットのある物というのはなかなか難しいです。
また家が建つ地域や住まい手の嗜好やDIYでメンテナンスをどの程度やれるかという事にも大きく影響してきます。
岐阜地域ですと、ガルバリウムと板張りを組み合わせるのが良い様な気がしておりますが、条件によって大きく変わります。
集成材、ビニールクロス、合板フローリングとヒノキ、無垢、自然素材の家と人体にはどちらがいいです?

素材だけで見れば無垢の物の方が良いですが、それら内装材を良くするために構造や断熱を削るような話になるようであれば、優先順位は低いです。

凰建設では焼杉の外壁はやっていますか? もしやっているなら、ガルバリウムと比べてどのくらい高くなるものなのでしょう?
勿論採用することは可能です。
杉板の単価はガルバリウムとほぼ同等ですので、焼く手間と施工の手間の分だけ高くなります。もし、建築予定地が十分に広くて、そこでご自身の手で杉を焼くことが出来れば、焼く手間は省くことが出来るかもしれません。ちなみに焼く手間は5分/㎡程度かかりますので、200㎡分焼こうと思うと丸二日程時間がかかります。
職人さんの道具が真っ黒になるため道具をきれいに掃除する手間も含まれていきますので、諸々やっているとガルバの倍くらいになってしまいます。
余談ですが、薄く焼いた杉を床に使う事も出来ます。焼杉が大好きであればそこまでやってみてもいいかと思います。
外壁として焼杉を利用したいのですが、焼杉を保つために庇や軒を延ばすのが一般的なようです。 その場合、パッシブデザインの日射取得にどのくらい影響するのでしょうか?
南面以外の庇はどれだけ伸ばしても構いません。伸ばせるだけ伸ばすのをお勧めします。
南面の庇については、ざっくりですが庇の出幅分の0.3倍の高さくらいは陰になります。例えば1m庇が出ていたら、庇から下30cmは日が当たらないと思ってください。
その目安で図面を見て頂ければ、どのくらい影響するかは何となく判断できると思います。
焼杉が傷んでメンテにお金を掛けるのも、パッシブデザインが犠牲にされて光熱費にお金がかかるのも、結局はお金という同じ土俵、物差しでリスクを測れますので、最終的にどちらがお金がかからないかという観点で良いかと思います。
焼杉も1枚ずつ交換できるような施工方法になっていれば、自分でも焼いて交換できますので、メンテは安く済みます。
私の考えではありますが、焼杉を外壁に施工する場合は、パッシブデザインを多少犠牲にしてでも、庇を伸ばした方がいいかと思います。
長期的なコストや温熱環境の視点からおススメの床材はありますか?
まず質感と温かみについてですが、硬くて重い床材程、傷付きにくく、足の裏がひやっとします。柔らかくて軽い床材程、傷つきやすく足の裏は暖かいです。
前者はタイルなどが挙げられ、後者は木材です。
木材の中でもナラなどの広葉樹は硬くて重く、杉やヒノキなどの針葉樹は柔らかくて軽い傾向にあります。
また、いくら柔らかくて軽い床材を選んでも、そもそもの室温や床の表面温度が低ければ、暖かさは感じられません。
長期的なコストという点では、まず床材を「一生モノ」と捉えるかどうかが一つのポイントになってきます。
お寺の境内の床などは厚さ4cm以上の無垢材が使われますが、あのレベルの物になりますと、少なくとも家を建てた世代の人が死ぬくらいまでは長く持つ床になります。

(紫外線や雨が当たらない前提)

建築の内装材については、一般に建物の想定使用期間と同じ耐久性を持つ素材が、生涯コストで最も安くなる材料と言えます。勿論例外もあります)
2階の床に関しては、耐震等級を考えるのであればどうしても24mmであったり28mmといった厚みの合板を施工することになりますので、あまり厚い床板を施工することは一般的には致しませんが、1階であれば、杉の厚板を使う施工もありなのではと思います。
今の技術の合板がどうなるかは、まだ分かりませんが、30年ほど前に施工された合板のフロア材などはどうしても合板の接着面が劣化し、人がよく歩く場所で床がたわんでしまうという例が多いです。
当時は12mmの厚みの床を1枚だけという施工も多かったので、合板というだけの原因ではないかと思いますが、層が剥離する可能性というのはゼロではありません。
回答になっているか自信がありませんが、参考にしていただければと思います。
雨樋はどのような素材のものを使われていらっしゃいますか?メンテナンス面とコスト面のバランスを考えてベターな選択をしたく思っております。
長い目で見ると、雨樋は消耗品になりますので、どのような物を使っても良いかと思いますが、出来るだけメンテナンスの時期をその他の外装材と合わせる事をお勧めします。
具体的に言えば、屋根や軒裏のメンテナンスをする際に、丁度雨樋もメンテナンスの時期になる様にするという事です。

素材についていえば、樹脂、スチールの樹脂被覆、ステンレス、アルミなど、色々な物がありますが、ステンレスやアルミは非常に耐久性が高いので、先に軒裏の張替や屋根材のメンテナンスが来てしまうと勿体ない事になりますので、お気を付けください。
外構フェンスの素材で、スチールとアルミでは耐久性に大きな違いはありますか?
スチールフェンスは施工時の切り欠き部分などから順次錆びていきますので、やはりアルミの方が長く綺麗さを保ってくれます。
沿岸地域などでは特に顕著です。
ただ、スチールは安いので、分譲地などではよく使用されております。
組み合わせトイレの場合、15年取替えを目安に床材を選定すべきでしょうか?
部材の耐用年数ですが、トイレの中でも便器(陶器)の耐久性は圧倒的に長く、壊れなければそれこそ100年でも使えてしまいます。
しかし、上に載っているウォッシュレットは10年目くらいから壊れ始め、20年を迎えるころには何かしらの機能が使えなくなっているというのが通常です。組み合わせトイレの場合はウォッシュレットの交換さえしていれば、便器を外すことなく使えますが、それとは関係なく床材に染みついた尿の匂いなどはどうしても取れにくくなります。

そのため、便器は使えるけどもあえて外して床材の張替をしたり、便器はそのままにして床材を貼り替えたくなるというのがトイレの床の内装になります。

徹底的に尿の浸み込みが無い床材を選ぶ、徹底的に尿が飛ばないような使い方をする、簡単に取り換えの利く内装材にするという方向性が考えられますが、どの方向性が自分に合っているかはよく考えられるとよいかと思います。

私は、必ず座って用を足すという家庭ルールを作る事が最もコスパの良いメンテナンス軽減方法だと思っております。
水回りの床材でイージーメンテナンスでランニングコストを抑えたい場合、クッションフロア、長尺シート、プラスチックタイルはどちらが好ましいでしょうか?

悩ましい質問です。水回りというと、キッチン、洗面脱衣、トイレなどだと思いますが、最も厄介なのは、床材と上に載っている設備の耐久年数の違いをどうとらえるかにより変わります。

設備は大体15年くらいで交換になるかと思いますが、床材がそこまで持たないものの場合、まだ使える設備を一旦外して床材のメンテをすることになります。外して付けるだけでは勿体ないので、設備も新しいものに変えてしまいましょうとなりがちですが、まだ使える物を交換するのももったいない話です。
丁寧に使えばクッションフロアでも設備のメンテナンス時まで持たせることは可能ですので、うまくいけばクッションフロアが一番安く収まります。

長尺シートやPタイルの場合、設備よりも耐用年数は長くなりがちですので、設備の交換の際、そのままにするか、せっかくだからとまだ使える状態の物を剥がすことになります。

トイレの床材に関して言えば、男性が立ってするか座ってするかによって大きく変わってきます。立ってする場合はどうしても臭いが染みつきますので、こまめに張替える事が出来るクッションフロアの方が将来的に快適に使えるかと思います。

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