専務コラム
専務コラム
連日暑い日が続きますね!
今週末はいよいよおおとり夏祭りが開催されます!
そんな熱い夏にHOTなニュース。
先日うちエコ診断と1985家族認定についてお知らせをさせていただきましたが、
熱い夏を涼しく過ごすためには、暑さの原因をしっかりと掴んでおかないといけません。
そのための必須アイテム、サーモグラフィーを凰建設でも導入することが決まりました。
しかも、岐阜県からの資金援助をいただいての購入です。岐阜県さん、ありがとうございます。
そして、サーモグラフィーの画像がこちら。
地域の皆様にご愛顧いただいております、ふれあいホール南面のサッシです。
可視画像で見ると、あまり分りませんが、熱画像で見ると、、
窓が、60℃近くまで熱くなっております!
高性能サッシ、サーマルⅡなので、比較的室内に温度は伝えにくいのですが、
それでも60℃の温度は防ぎきれません。
近くのものは、分りやすいのですが、右上のスポット的に熱い部分は分りにくいです。
なので、画像合成。
なるほど、近所の家の屋根だったんですね。
畑の風呂桶や車のフロントガラスも熱い事が分りますね。
日陰と日向、外壁材の色、仕上げでも、温度が全然違うのが分りますね。
そして気になるモデルハウス。
お見事。屋根以外はほぼほぼ均一温度です。
これは、サッシの性能などももちろんですが、まず、窓に直接日差しが当たらないという
設計上の工夫がなされているからです。
また、一番温度の上がる玄関庇には、太陽熱温水パネルを載せる設計になっております。
熱い部分もしっかりと有効活用です。
暖かい、そして涼しい家を作ろうと思えば
①設計(パッシブデザイン)
②断熱材などの素材
の順番が大切です。これを逆に考えている人、結構沢山いるんですね。
そして画像の重ね合わせです。
この画像で、注目したいのは、地面です。詳しくは次の写真で。
玄関ポーチの写真ですが、
日陰と日向で温度が違う以外にも、右端の、温度がまだらになっている部分。
実は、
草の生えている部分と土(砂利)が見えている部分の温度が、あまりにも違うんですね。
如何に南側の庭の緑化が大切か分りますね。
こんな感じで、温熱環境に関するアドバイスをさせていただきます。
その他にも、サーモグラフィーでは雨漏り診断、漏水診断、耐震診断
その他、色々な診断ができます。
新しく家を建てる際はもちろんの事、今の家での暮らしをどうやったら
少ないエネルギーで豊かにできるか。地球環境にも、お財布にも、
みんなにやさしい暮らしを提供していきます。
是非是非、熱い寒い、困った話を聞かせてください。