専務コラム
専務コラム
今まで沢山の家を建てさせていただいております。
住む人も住まい方も千差万別です。
最近思うのは、住まい方によって同じ住宅性能でも燃費(光熱費)が随分変わってくるなという事です。
これは何も家に限った事ではないと思います。
車でも、こだわる人はエンジン性能曲線を確認して、エンジンの回転数に注意を払い、エコに走る時、急ぐ時で使い分けたりするなど色々工夫をされてますね。
私は初代プリウスに(未だに)乗っておりますが、ハイブリッド車は、特に運転の仕方によって燃費が大きく変わるのではないかと思っております。減速時の回生エネルギーを如何に効率よくバッテリーに貯めるか等、なかなかどうして、省エネチャレンジし甲斐のある車です。
家の場合、燃費を左右するのは「熱を作るエネルギーを如何にコントロールするか」です。熱を作ると言ってしまうと暖房が思い起こされるかもしれませんが、冷房も冷たい熱を作り出しておりますし、調理も熱を作る作業と言ってよいと思います。また、多くの家庭で一番エネルギー消費割合の多い、お湯を作るエネルギーを削減する事はとても大切なポイントです。
凰建設のお施主様の中にも、定期的に光熱費の記録を取り続けており、データの提供をしていただいている方々がいらっしゃいますが、皆さん本当に工夫されて生活されております。
今年の夏、エアコンを付けっぱなしにしてみた結果、かえって電気代が下がった例が話題になりましたが、凰建設のお客様は、更に室外機に全自動潜熱冷却システム(ランニングコストゼロ)を自作されたり、換気の排熱をエアコン室外機の裏に持っていき、自作コージェネレーションシステムを組んでエアコンの冷暖房効率を上げたり、エコキュートのタンクを更に保温してみたり、、、
今年の11月から、更に電気代の値上げをすると発表されていますが、条件が厳しく成ればなるほど、人間の知恵は出てくるものだと思います。
さて、そんな生活の知恵を勉強する機会が、お施主様向け住まい方勉強会、「おおとりCLUB」です。次回は10/18(日)いも堀り大会後の時間を使い、冬に気を付けたい住まい方のご紹介をさせていただきます。
毎回大好評の芋ほり大会ですが、今年も早々に予約殺到でした。採れたて落花生をエコストーブで塩ゆでして食べるのが本当においしいです。
今年も皆様に楽しんでいただけますよう頑張ります!