専務コラム
専務コラム
本日、一年前にお引き渡しをさせていただいたお客様の建物点検にお伺いしてきました。
少し特殊な事情もあり、他の建築会社さんではなかなか対応が難しいであろうお客様でした。
凰建設に決められるまでに予算の事や、家庭の事情の事で、大変に悩んでおられましたが、
間取りの打ち合わせや家の工事が始まってからは、お引き渡しまで終始笑顔で家づくりができた事を懐かしく思い出しました。
お引き渡しの直後、お手紙をいただき、家づくりの感想を教えていただきました。
それも懐かしい思い出です。
さて、今日の一年点検で、色々なお話を伺いましたが、特徴的なエピソードをいくつか披露致します。
奥様:「そういえばこの冬、毛布出してない!」
今までのアパートでは敷布団も掛布団も2枚ずつで、しっかり保温していたそうですが、今年は毛布を出さなくても十分暖かかったそうです。
ご主人:「エアコンだけで暖房できたのは感動的でした」
どちらかというとご主人さまの方が寒がりで、毛布は出した方が良かったみたいですが、以前のアパートではエアコンに加えて灯油ストーブも欠かせなかったとか。
ご主人:「最初は気密性の高さに慣れませんでした。今は大丈夫です」
気密の高い住宅は外よりも僅かに気圧の低い状態である事が多いのですが(10~30paくらい)、その違いが分かる人は、今までの家と比べると何かが違うという事を感じ取る事もあります。最初は夜、寝苦しかったみたいですが、今は全く気にならないそうです。
奥様:「お風呂の窓、一度も開けていないかも」
ほぼすべての人がお風呂に開く窓を選択し、殆どの人が開けずに終わります。窓を開けないとお風呂が乾かないという常識が全く逆になり、お風呂の窓を開けた方が家にとって悪い結果になり易いです。お風呂はFIX窓、もしくは窓が無くても全く困らない事に、住んだ後から皆さんが気づかれます。掃除の手間も随分変わります。
ご主人:「遅くに帰って来てもお風呂が暖かいのがびっくりです」
家族で一番最後に入る事が多いのはどの家庭でもご主人です。最初に貼ったお湯がいつまでも暖かく残っていてくれると嬉しいですね。
最初に思い描いていた通りの暖かさで住んで頂けているというのが何よりです。プランを書く前に、お客様の要望を性能数値に落とし込むからこそ、こういう感想が聞けるんですよね。
これからもずっとずっと快適に過ごしていただきたいと思います。