2024.10.20
エアサイクル工法についてご意見お聞かせください。 今、6地域で工務店を巡っている最中なのですが、候補としている工務店でエアサイクル工法を採用しています。通気するから家が長持ちする、通気するけどC値は1を切るようにするから断熱はUA値0.6で十分と言われましたが、本当でしょうか?
エアサイクル工法に限らず、家の断熱性と内気循環量は反比例の関係にあります。断熱性能が高ければ高いほど、内気循環量は少なくても室内の環境は均一に出来ます。逆に断熱性能が低ければ低いほど、内気循環量は多くしないと室内の環境は均一に出来ません。
エアサイクル工法は内気循環量を多くして、断熱性能がそこまで高くなくても家の中を均一な環境に出来るよう考えられた工法になります。
内気循環量が多いという事は、ファンが回っている状態という事になりますので、どうしても、モーターの消費電力と音は発生してしまいます。
また、冬季に家の中で無風が実現できるかどうかも間取りに寄るかなと想像します。是非、そのあたりも踏まえて、ご自身で夏冬の室内環境を体験してから判断していただけると良いのではと思います。