専務コラム
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日中晴れると車の中はほっかほかですが、
日が落ちると途端に寒くなりますね。
一日の中でも寒暖の差が激しい季節が近づいてきております。
体調に気を付けたいですね。
家の中には沢山の暖房器具がありますが、
どの器具も一長一短で、それぞれの特徴があります。
どんな冷暖房器具を選んだらよいのだろうかと、ご相談をいただく事もありますので、
大体同じ熱量で比較した際の、初期費用、ランニングコストの表を作成させていただきました。
灯油ヒーター、エアコン、電気ストーブまではお馴染みですが、
暖房器具枠外から登場していただいたのが、高性能窓です。
これが暖房器具?とお思いになるかと思いますが、なるんです。
このブログの最初に書きましたが、冬でも日光が当たれば車の中がほかほかになるように、
窓も日射があれば、相当な熱量を室内に取り入れてくれます。
しかも、太陽からの輻射熱ですので、エネルギーコストはかかりません。
普通の窓であれば、日照のある時間で取り込んだ熱を日照の無い時間で十二分に吐き出してしまうため、
暖房器具としてはカウントしにくかったのです。ガラスの性能が上がり、日射として取り入れる
エネルギーが吐き出すエネルギーを上回ると、光熱費タダの暖房器具とみなすこともできるわけですね。
普通のサッシよりは最初の値段が張りますが、冷暖房費削減の効果を見込めば十分に元が取れるようになります。
断熱にかける費用は、冷暖房費だけで見れば29年、健康などの面も考慮すると大体16年で
±ゼロになり、それ以降はずっと得をするという計算結果が出ております。
長い目で見て、賢く家づくりをしていただきたいと思います。