あなたと地域が豊かになる家づくり
日本の住宅はその歴史を70年前に一旦リセットし、それ以後新たな歴史を刻んできました。
70年前は人口の爆発的増加に加え、戦争による都市の壊滅が合わさって、日本は人類史に例を見ない 住宅難の時代でした。そんな時代において求められたのは、とにかく早く、安く、大量に家を作る事。 簡単に言えば、仮設住宅でした。まず当面の15年、20年、雨露をしのぐ建物を作り、その間に 以前のちゃんとした建物を作ろう。そうやってリスタートした日本の住宅政策は1968年に 住宅の数が総世帯数を上回り、一つの目標を達成しました。
本来、住宅などの不動産は資産です。日本以外の先進国でも、戦前の日本でも、不動産は資産でした。
しかし、仮設住宅は資産ではなく消耗品です。 家を建てるために投資したお金は無くなり、日本の家は価値の無いものという扱いでした。 本来はここで、量の政策から質の政策に転換をさせるべきでした。 しかし、国策として肥大化させた住宅業界は、その縮小が日本経済に大きく影響してしまう事から 仮設住宅の延長路線を変える事が出来ず、耐久性の低い建物が量産される状況を変えませんでした。 人口や世帯数が順調に増加しているうちは顕在化してこなかった大きな問題が、今は表れています。 作り過ぎによる「空き家問題」です。 資産価値もなく、解体もできない。作り過ぎた住宅は社会のゴミとなり社会問題になっています。 今までのような家の作り方を続けていくと、この問題を私たちの次の世代に押し付けるばかりか、 私たち世代の数十年後をも経済的に脅かすものになってしまいます。
とにかく後でお金のかからない、高耐久な家を社会に提供したい。 そういう思いで、凰建設は家を作っています。
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